元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

12月5日

2018年12月05日 | 鑑賞
昨晩は、疲れから風呂にも入らずバタンキュー。

おかげで、書くことが沢山溜まってしまいました(>_<)。


今晩は、最近の鑑賞&読書物件の感想をまとめます。


LvB:交響曲第7番(ジュリーニ&CSO)



ジュリーニ&CSOボックスから。
ジュリーニらしく、カッチリというよりは柔らかく、リズムよりは歌が聴こえてくるかのような
ベト7。
シカゴの分厚い響きが流れによく乗って、気持ちよさそう。
相性の良さが改めて感じられた演奏。

3楽章のTpの高いAの音がこれほど余裕をもって、しかも美しく響いたのを
初めて聴いた気がする(^^)。

LvB:P協奏曲第1番&WAM:P協奏曲第25番(バーンスタイン&IF/NYP)



ディースカウとの共演盤(GM歌曲集)ですっかり気に入ったバーンスタインのピアノ。
才気煥発!と表現するのがピッタリの演奏かな。
ともにC-durの堂々たるコンチェルトを見事に弾き振りするバーンスタインの才能には
恐れ入るばかり。


驚異のパーカッションサウンド(村上“PONTA”秀一ほか)



ポンタ初のリーダーアルバムとの触れ込みだが、
むしろ各種鍵盤楽器を自在に操る深町純とのコラボが聴きもの。
ポンタのアルバムも、集め甲斐がありそうだw。


ブロムシュテット自伝



最近本を読む時間が減ったのを反省し、意識して読む時間を作るようにしている。
やっと読み終わったのだが、読む前と後でブロムシュテットに対する認識ががらりと変わった!

若いころダルムシュタットで現代音楽を学び、
アメリカに渡ってニューイングランド音楽院&ジュリアード音楽院、
そしてタングルウッド音楽祭でも学び、
マルケヴィッチ、バーンスタイン、さらにはブーランジェにも学んだとは!?

東独時代のドレスデン・シュターツカペレやライプツィヒ・ゲヴァントハウス管についての
生々しい記述は、正しく歴史そのもの。

刊行当時90歳だったというブロムシュテット翁の、何たる明晰な言葉の数々!
もはや世界遺産クラスのマエストロ。
願わくば、さらに長生きして頂きたい。


で、読んでしまったら、買わない訳には行かない(苦笑)
HMVでポチっとしました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする