石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月11日 本日は予算特別委員会4日目を迎えました

2010年03月11日 | Weblog
 こんにちは、ようやく風邪が快方に向かいつつある石井伸之です。本日は午前10時より国立市役所委員会室で平成22年度予算特別委員会において特別会計予算の審議が行われました。

 昨日に大きな山場とも言える一般会計予算が賛成多数で可決したこともあり、ピリピリした雰囲気が和らいだかのようにも感じましたが、質疑に入るとやはり厳しい質問がされておりました。

 特別会計では10億円を超える予算が一般会計から繰り入れられている国民健康保険の今後について集中しておりました。

 私の方からは、平成13年に初めて国保と老人健康保険を広域連合として1市5町で設立した北海道空知中部広域連合を引き合いに出して、東京都の市区町村で構成される後期高齢者医療制度と同様に国保も広域連合化して、経費の軽減を図るべきではないか?という質問をしたところ、現在検討中で今後も実施できるかどうか検討するそうです。

 ちなみに空知中部広域連合では、1市5町が単独で事務を行ってた際の人件費は1億1000万円だったものが、広域連合を実施すると4300万円まで圧縮できたとありました。

 ただし、各市では国保における出産育児一時金や乳幼児医療助成などで差があり、区市町村それぞれの経済格差がありますので、その辺りをどうやって不公平感無く実施することができるか、課題は山積されていると思いますが、このまま国保制度を維持しても毎年5000万円ずつ一般会計からの繰り出しが増えると予測されておりますので、制度改革に向けて努力して欲しいものです。

 それ以外にも意見として、痩せている人よりもある程度太っている人の方が健康に長生きできるということからも、極度のダイエットは必ずしも健康とは繋がらないということは宣伝して欲しいと思います。

 また、高齢者はどうしても血栓ができやすく、これが脳梗塞の原因となり半身マヒなどの重大な後遺症に繋がりますので、血栓のできやすい体質の方には、事前に血栓を溶けやすくする薬の処方についても予防医学の観点からも要望致しました。

 結果的には全ての特別会計は賛成多数で可決し、来週からは総務文教・建設環境・福祉保険の3常任委員会が行われます。

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