石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月8日本日は国立市議会平成22年度予算特別委員会初日を迎えました

2010年03月08日 | Weblog
 こんにちは、国立市議会議員自由民主党新政会会派所属の石井伸之です。

 寒暖の差が激しく、なかなか風邪が良くならないところですが、国立市議会3月議会は中盤戦の山場とも言える、平成22年度予算特別委員会を迎えました。昨年の平成21年度予算特別委員会は、国立駅周辺まちづくりと東側ガード下道路から旭通りにまで抜ける3・4・10号線を前に進めるのか、それとも諦めるのかという大きな決断をする状況にありながら、関口市長からは調査検討を進めながらも、調査費を注ぎ込むだけで、将来のハッキリとした展望が見えないことから、予算審議に入れないという状況が続き、その後の交渉でも着地点が見出せず、結果的には4日間の予算特別委員会が流れてしまいました。

 それでも最終的に昨年の3月議会は、市長から12月議会までに国立駅周辺まちづくりを進めると言う答弁が最終本会議にあったことから、平成21年度予算が賛成多数で可決しました。

 今回の予算特別委員会も、様々な問題点があり(具体的な問題点については、守秘義務に抵触する部分がありますので、控えさせていただきます)野党12人の議員として、様々な角度から協議しておりましたが、最終的にとある問題点が解決されたことによって、本日からの予算審議が順調に行われることとなりました。

 まずは3年間の実施計画における質疑から始まり、多くの議員は財政健全化について触れておりました。その中でも一般会計から特別会計における国民健康保険への赤字繰り出し金は平成22年に10億円を突破し、毎年5千万円程度赤字繰り出し金が増えていく状況となっており、これは少子高齢化による自然増ということから、制度的に立ち行かなくなることは明白です。

 何度も言っておりますが、一般会計からの赤字繰り出しということは、国保以外の社会保険や共済保険に加入している方にとっては、自分の加入している保険以外への二重払いをしておりますので、制度的な改革は喫緊の課題ですから、今後とも強く訴えて行きます。

 青木議員から民主党の事業仕分けによる、国立市の小中学校における耐震補強工事の補助金減少について質問したところ、民主党政権はIs値が0.3以上の建物については補助金を出さない方向だという答弁がありました。

 そこで、国立市における耐震補強工事が今後予定されている小中学校について、補助金を削られる可能性のある建物について質問したところ第二中学校が当てはまり、1,358万円の補助金が得られず、国立市としてその分を補填しなければならないかもしれません。

 その後、私の方で民主党からの耐震補強に関する補助金カットが示された際に、市長として何らかの動きをしたかどうか確認したところ、市長会として要望した以外には、民主党所属の国会議員が来た時に要望した程度で、直接民主党の小沢幹事長室へ陳情へ行くと言った動きが無かったのは非常に残念です。

 市長として日々の公務に忙しい事は分かるのですが、子供たちの安全と安心を守る大切な予算である耐震補強工事を、民主党が十分な中身の検討もせずに事業仕分けで簡単に削減してしまうことに対して怒りを感じていただき、国に対して断固たる覚悟で訴えていただきたいと思います。

 また、それ以外には市内企業を引き止める方策として、担当部局としては個別の相談に乗っているという答弁もありましたので、企業に対してのアンケートを実施してみてはどうか?との質問をしたところ、余り前向きな答弁ではありませんでしたが、国立市と市内の企業が少しでも理解し合う関係を作る為にも、何らかの接点を構築していただきたいところです。

 午後7時からは、国立市体育協会理事会があり、5月5日のファミリーフェスティバルを含めて様々な事業内容について協議しました。是非とも、5月5日のこどもの日には、国立総合体育館周辺で楽しいイベントを実施しておりますので、遊びに来ていただければ嬉しく思います。

 明日、明後日と一般会計歳入・歳出部分の審議が続き、4日目は各特別会計予算の審議となりますが、少しでも市政発展に繋がる質疑をして行きたいと思います。

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