石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月10日本日は国立市議会予算特別委員会3日目を迎え一般会計予算が可決しました

2010年03月10日 | Weblog
 こんにちは、昨日の雪が大変まぶしく感じながらも、早朝からの弱い雨で畑に積もった雪が徐々にとけ始めておりました。

 本日も昨日に引き続いて、予算特別委員会が行われ一般会計部分における款8土木費以降の消防費・教育費といった部分の審議が行われました。

 何といってもこの部分で的になるのは、国立駅周辺まちづくりの件で、都市計画道路3・4・10号線や国立駅周辺まちづくりに反対している共産党などの会派からは「無駄使いだから計画を即刻中止して、その部分の予算を福祉に回せ」との議論に終始しておりましたが、市長・部長・課長からは「現在の財政状況が悪化しているのは、国立駅周辺まちづくりの計画を進めているからではなく、国民健康保険や下水道へのそれぞれ10億円を超える赤字繰り出しや、生活保護費などの民生費が伸びている為である」というような答弁での応酬が繰り広げられておりました。

 青木議員からは、市長が策定した冊子に国立駅南口ロータリーの絵があり、交通政策上到底ありえない図であると言う指摘をされ、松嶋議員からは国立駅の北口はすぐに国分寺市であるから、国分寺市とも協議して国立駅周辺まちづくりを進めるべきだとの意見がありました。

 私の方からは、平成20年度270万円余りの滞納(収納率98.83%となっております)があった学校給食費について、平成22年度より支給される子ども手当てからの相殺ができないか質問いたしました。

 98.83%の方々がまじめに支払っておりますので、1.17%とは言ってもこれを見過ごしてはならないと思います。特に給食費は食材の購入費に直接充てられている関係から、給食費の徴収が子供達の給食の質に影響を及ぼしますので、是非とも100%の徴収を目指して欲しいと質問したところ、教育次長から「子ども手当ての制度として、どうやって給食費の徴収に繋げて行くか検討しなければならないが、前向きに検討して行きたい」との答弁がありました。

 答弁される部課長も我々議員側の求めに対して100%の答えを出す事は難しいと思いますが、難しい部分があることを前置きしながらも、熱意を込めて真剣に考えて行きたいと言う姿勢が前面に出ており好感の持てる答弁でした。

 それ以外にも質問したかったのですが、如何せん1人10分の持ち時間ではまともに質問できず、国立駅東側ガード下道路の進捗が中央線連続立体交差化事業の遅れに伴い、平成25年度の完成になる見込みとのことが分かりました。

 午後5時前に国立市議会平成22年度予算一般会計部分の採決が行われ下記のような結果になりました。

賛成:自由民主党新政会・公明党・明政会・生活者ネット・社民党みどりの中の重松議員・つむぎの会・政和会

反対:共産党・民主党・社民党みどりの中の藤田議員・こぶしの木

 我々野党会派が予算に賛成することに対して疑義を持つ方もいるかと思いますが、矢川駅エレベーター設置バリアフリー化工事や国立駅周辺まちづくりを始め、市民の福祉施策に直結する大事な予算が含まれていることから、平成22年度予算には賛成致しました。

 与党議員でありながらも反対された会派には、様々な事情があったかと思いますので、その部分について憶測で判断することは大変失礼なことから、コメントは控えさせていただきます。

 最終的な決定は24日と25日に行われる最終本会議での討論によって、各会派から賛否の理由が示されますので、お時間ありましたら24日と25日の最終本会議を傍聴下さい。

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