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鉱物の部屋へのいざない

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石の華 沸石4

2012-07-08 11:10:36 | 日記・エッセイ・コラム

今日は沸石4です。

沸石の魅力はその結晶のヴァリエーションです。結晶の形がしっかりして、針状結晶や板状結晶や放射状結晶や球状結晶、等々、規則正しい外形をとります。色は白から暖色系が多いものの様々な色にもなります。

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パキスタン産 束沸石(Stilbite)

この束沸石はしっかりした結晶と魅力的な肌色が印象的です。母岩部分は細かい方解石で出来ており、表と裏側が対照的な標本です。鉱物的な美と荒々しさを兼ね備えております。

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インド産 輝沸石(Heulandite)

この輝沸石は細かい結晶の集合体で、全体的な外観から鶏頭の花もしくはサンゴのような雰囲気を持っております。この標本の母岩部分も黄鉄鉱と煙水晶の集合体からなり、表裏の違いが印象的です。

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インド産 輝沸石(Heulandaite)

この輝沸石は薄いオレンジ色のような肌色をした結晶の集合体です。母岩部分は荒々しい岩肌で別の沸石類らしい白い鉱物の被膜の上にしっかりとした結晶で群生しています。

これらの沸石は石の華と言っていい鉱物標本だと思います。

これらは店の通りに面したショーケースに納まっています。いつでも見れます。是非、現物をご覧下さい。




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