ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

              【お知らせ】

【定休日は毎週水曜日です。】【7月も毎週日曜日は休業します。】

年末年始

2015-12-30 10:01:25 | 日記・エッセイ・コラム
今年の「石の華」の営業は本日までです。1年間、ありがとうございました。

新年の営業は1月2日(土)からで、ポルテ金沢も「かなざわバーゲン」に参加することになり、「石の華」でもアクセサリーの一部でバーゲンを行います。

今日は水曜日なので本来は定休日のはずなのですが、ポルテ金沢の1階に店を構えている事から、本日も店を開けております。世の中が年末年始モードに入っているのに、と疑問に思ってしまうのですが、毎年の事なので、半分諦めてやっております。

明日、明後日は大晦日と元日なのでお休みです。我々にとっては年に一度だけの貴重な連休となります。有意義に過ごしたいと思います。

1月は6日と13日の水曜日も営業日です。水曜日にしか来れない方は是非ご来店ください。お待ちしております。

「石の華」、お店の方はお客様のお蔭で何とかやっております。ありがとうございます。

このブログの方は、当初に比べて更新ペースが落ちて来ておりますが、不思議な事に、アクセスの方は少しずつですがまだ伸びております。どこまで伸びるのか?伸び続ける限り、続けて行きたいと思っております。

今後とも宜しくお願い申し上げます。
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デス・スターⅡ

2015-12-25 12:56:39 | 日記・エッセイ・コラム
今日のブログの前の前「スター・ウォーズ」にスター・ウォーズ・グッズに似ている石の事を書いたのですが、店に置いてあるものの中にまだスター・ウォーズグッズがありました。それは「デス・スターⅡ」のように見える黄鉄鉱の丸玉です。



上の写真がその黄鉄鉱の丸玉です。どうでしょうか?

これはペルー産の黄鉄鉱を丸玉に加工して表面を研磨したものです。研磨してあるとしても刻まれた窪みの中に自然の黄鉄鉱ならではの結晶世界が残っています。その部分がこの黄鉄鉱の丸玉の最大の魅力だと思います。それは地球のグランドキャニオンよりも、さらに火星のマリネリス峡谷よりも、さらにさらに深くダイナミックに刻み込まれており、その印象はスター・ウォーズ・シリーズに登場する「デス・スターⅡ」のような雰囲気を持っています。

私はそれほどスター・ウォーズ・シリーズに関して詳しい方ではないのですが、デス・スターは銀河帝国の最終兵器といわれる巨大な宇宙要塞で、地球規模の惑星を一撃で破壊できるスーパーレーザーを搭載している、とされています。そのデス・スターを如何に破壊するのかが物語の主要テーマになっているようです。また、スター・ウォーズ・シリーズの中で何代かのデスー・スターが登場するようですが、今日の話題の黄鉄鉱の丸玉はその2代目「デス・スターⅡ」に似ています。

その「デス・スターⅡ」は未完成だったようで、その建造中の外観の雰囲気が今日の黄鉄鉱の丸玉の刻みの部分とイメージ的に合致したようです。

イメージ的な合致とはいわゆる「見立て」です。「見立て」に関しては過去に書いた記憶があります。

現在、引き続き、ミレニアム・ファルコンのような石を探しているのですが、残念ながらまだ見つかっていません。そのような宇宙船のような石が見つかりましたら、また登場させたいと思っております。
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さよなら 小松市公会堂 展望塔

2015-12-23 09:42:50 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「さよなら 小松市公会堂 展望塔」です。

昨日、所用で小松に行き、ついでに撤去工事に入ると言う小松市公会堂の展望塔に登ってきました。昨日は冬場の晴れ間で、絶好のラストチャンスになりました。(展望塔に登れるのは25日の金曜日までで毎日雨の予報となっております。)







上の写真は昨日の小松市公会堂の外観です。それは
小松市公会堂は1959年に竣工し、戦後モダニズムの名品として評価が高かった建築です。それは、ほぼ私の人生と重なっており、小さい頃から高校を卒業するまで、身近な存在として親しんでいた建築物です。それは「日経アーキテクチュア」(2009/3/23号)にも紹介されたことがあって、小松の代表的建築物だと思っていました。その思い出深い小松市公会堂の展望塔が撤去される事を知って、最後に登ってきました。


公会堂の1階ロビーでは「思い出のパネル展」と公会堂建設当時の映像が上映されておりました。平日だったせいか、寂しい事に、観客は私ひとりでした。

展示物をさらっと見た後、エレベーターで4階に上がり、そこから階段で9階の展望室に上がりました。そこからは小松市内が360度ぐるっと見回せます。そこでは、懐かしくもあり、また昔とそんなに変わっていない眺めがありました。


展望塔から見た白山


展望塔から見た芦城公園と稚松小学校校舎(出身校です。)


展望塔最上階で見たコンクリート石筍に成りたてのもの
これは天井から結露した水滴が落ちて来て56年間という年月の中で石筍化したものと思われます。恐らくこのような老朽化が撤去の理由なんだろうと思いました。

昨日は思わぬ所で思わぬ石筍を見てしまいました。










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スター・ウォーズ

2015-12-21 16:47:35 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「スター・ウォーズ」です。

昨日、スター・ウォーズのシャツを着た男性がいらっしゃいました。その男性は通りがかりだったようで、最初は物珍しいものを見るような様子で店の中に入ってこられましたが、石を見ている内に、何かに憑りつかれたように、無言で、石に見入っているような雰囲気になっておられました。一通り店の中を見回った後、展示してある遊泉寺銅山産の紫水晶の事について尋ねられましたので、そこから会話が始まりました。

簡単に遊泉寺銅山の事をお話しした後、私はその男性のシャツが気になっておりましたので、「スター・ウォーズをご覧になったのですか?」とお尋ねすると、「まだ混んでいるので、見ておりません。」というお返事でした。どうも今回の新作はオープニング興収の史上最高記録を樹立したそうで、私はそのような話をして「早く見たいですね。」というような会話をしました。

その後、そのお客さんと店にある個々の石について説明をしながら、お話しを続けました。初めてのお客さんとしては相当長時間、時間にして1時間以上お話したと思います。その結果、そのお客さんが購入されたのは、遊泉寺銅山産の紫水晶以外に、インド産の大型の水晶の骸晶と国産の紫水晶で二本の結晶が十字に貫通しているものでした。その選び方を見て、私は「ダース・ベイダーとライトセーバーですね!」と言うと、「その通りです!」と笑っておられました。私は「なるほど!」と納得しました。(その二つの水晶の写真は撮っていなかったので、今日も写真無しです。)

そのお客さんの影響があった訳ではないのですが、今朝、北陸地方初上陸という4DXで「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を見て来ました。平日にしては満員で混んでいました。思えば、満員状態で映画を見るのは非常に久しぶりのような気がしました。

映画そのものに関してはそれほどの感動はなかったものの、「スター・ウォーズ」人気には驚いてしまいました。私はどちらかというとマイナーなカルト系の映画ファンだったので、「スター・ウォーズ」のような娯楽大作にはそれほど興味がある訳ではなかったのですが、4DXという環境で映画を見る事は新しい体験ができたと思います。そのような見方は家庭のTVでは不可能です。そういう意味で、貴重な体験だったと思います。

人はお気に入りの映画グッズを欲しがります。昨日のお客さんは石の形状に「スター・ウォーズ」グッズを見出し、イッコシカない貴重なグッズをゲットされたのだろうと思いました。
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月映

2015-12-17 12:39:42 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「月映」です。「つきばえ」と読みます。

大正期の版画誌「月映(つくはえ)」(3人の若き美術学生、田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎による木版画と詩の作品集。わずか1年で7号、各200部の刊行であったが、近代日本の美術史を彩る珠玉の作品集として評価が高い。)の事ではありません。また、小松駅前れんが通りにある古書店「月映書房」とも関係ありません。

「月映(つきばえ)」とはつい最近、つい近所にオープンした若手作家の立体オブジェ専門店「ArtShop月映(つきばえ)」の事です。

一昨日の事ですが、この前の日曜日に金沢経済新聞の記事を見て、気になったその店に行って、その後、気になり続けてしまった、ある作品を購入してきました。その作品とは和田真以子『アミメギンイロタマホコリ』(http://tsukibae.com/works_wada.html)です。久しぶりに私の中のアート・コレクター魂が反応しました。その作品は「石の華」の店内に飾ろうと思っております。

私は鉱物コレクターであったのですが、同時にアート・コレクターでもありました。アート・コレクターと言っても高額なアート作品のコレクターではなく、身の程に見合ったものの中で、特に気に入ったものに限定して購入してきました。これまでにそんな私がコレクションしてきたものは若い作家さんの作品が多かったと思います。私はそれらの作品にお値段以上の価値を見出してきました。今回の作品もそのような美意識の中で響いた作品です。

その作品を購入した「月映」(つきばえ)もステキな店です。その店の建物は元々漁網屋さんだったという蔵のある町屋です。その名前の由来を尋ねると、店主が店の奥にあるお庭に案内してくれました。そこにはその家主が小さい頃からあったという蹲(つくばい)があり、その手水鉢(ちょうずばち)に月が映っていたという記憶のお話しから店の名前にした、との事。良い話だと思いました。

「月映(つきばえ)」という名前の響きも気に入りました。近所にこのようなアート・ショップが出来てうれしく思いました。
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