ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

              【お知らせ】

【定休日は毎週水曜日です。】【7月も毎週日曜日は休業します。】

九代 長江惣吉 展

2021-04-30 11:43:07 | 日記・エッセイ・コラム

明日から「石の華」と同じポルテ金沢の3階にある「アート 玄羅」で「九代 長江惣吉 展 曜変天目 再現研究」が始まります。非常に楽しみです。

金沢での長江惣吉さんの個展はこれまで2017年5月(玄羅アート最初の展示会)、2019年10月にも開催されており、今回が3回目となります。(このブログでも何度か話題にした事がありました。)

今回はコロナ禍での開催になりますが、ポルテ金沢は比較的静かな施設なので、密になることなく安心して楽しめると思います。

上の写真は「石の華」の店の前に貼ってあるそのポスターです。宇宙の星雲を思わせる新作の星曜盞(せいようさん)が魅力的です。

非常に人気が高い長江惣吉作品、これまで遠慮して購入しなかったのですが、今回は、私もお気に入りをゲットしようと思っております。
 
玄羅さんのホームページは

http://genraart.com/

です。

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夢の美術博物図書館

2021-04-27 17:06:55 | 日記・エッセイ・コラム

今はコロナ禍なので、すぐには行けないのですが、いつか是非行ってみたい施設が関東にあります。

それは昨年オープンしたという角川武蔵野ミュージアムです。そこは美術館と博物館と図書館が融合する新施設です。

その施設の館長は松岡正剛、建築設計は隈研吾、ギャラリーや本棚劇場の他にも荒俣宏のワンダー秘宝館があるという夢のようなミュージアムです。

私はあるTV番組でその存在を知り、ネットでその詳細を知りましたが、知的なワクワク感で興奮してしまいました。早くコロナが終息して欲しいものです。

新しい図書館というと、身近なところでは、新石川県立図書館が来年度上半期に開館する予定だそうです。また、小松市の新市長は未来型図書館の建設を政策・ビジョンで訴えております。新石川県立図書館の方は計画通りでしょうが、小松市の未来型図書館の方はこれから計画及び建設準備が始まるのだろうと思います。

願わくば、角川武蔵野ミュージアムのようなワクワク感いっぱいの図書館にして欲しいものです。

小松と言えば、小松の石文化が日本遺産に認定されたものの、石の保護条例をつくっただけで、観光振興とは真逆の事をやってしまいました。

小松の遊泉寺銅山、尾小屋鉱山は、鉱物趣味の世界ではブランドとなるような有名産地ですし、赤瀬のオパールや菩提・那谷のメノウ・玉髄などのシリカ鉱物も有名ブランドです。そのような小松産の鉱物標本の一級品を展示する施設も欲しいところです。

私は小松出身でもあり、もし、新未来型図書館にそのようなスペースが設置できるようなら、石の分野で、協力したいと思っております。(数千冊の石の本もあります。)

そういえば、私の中学生時代の部活の同期の仲間が小松市議になっており、新図書館設立を訴えておりました。また、私の高校3年生の時の同級生が、何と!今度、小松市副市長になるそうです。

今、小松オリジナルの美術博物図書館を夢見ております。

 

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ウィスキーバブル

2021-04-23 11:55:56 | 日記・エッセイ・コラム

ひとつ前の話題に続き、今日もお酒の話題です。

昨夜放送のNHK「所さん!大変ですよ」はウィスキーバブルの話題でした。この番組、過去には「不思議な鉱物の世界」をやった事もあって、興味のあるテーマの時は、時々見ております。

少し前から、ジャパニーズ・ウィスキーが人気が高い事は知っておりましたが、現在のウィスキーブームがバブル状態になっているとは知りませんでした。

私は、週一回設定している休肝日以外は、毎日、夕食時に晩酌としてビール(主に発泡酒)や日本酒や焼酎を嗜んでおります。それほどお酒に強いわけではありませんが、その日の気分で、食後にウィスキーを飲む事もあります。数年前から、ジャパニーズ・ウィスキーを飲むケースが多くなっており、とりわけ、お気に入りは富山県砺波市の若鶴酒造のサンシャインウィスキー・プレミアムです。そのボトルデザインは何となく安っぽいのですが、それに反して、上質なシングルモルトに近いような味がして、気に入っております。

今日の写真は、それではなく、21年前に買ったものの、もったいなくて中々飲めずにいたままのものです。

上の写真は「サントリー・ピュアモルトウィスキー・センチュリー21年」です。球体ボトルのデザインに惹かれて衝動買いしてしまいました。

それは当時勤めていた会社のオフィス近くの名古屋・栄の明治屋で買いました。その頃は、シングルモルトやビンテージものの古酒に凝っていた、という事もあって、3万円の値段にもあまり抵抗なく買ってしまった、と思います。

それは2001年21世紀の始まりに記念販売されました。熟成21年を越える最長40年のモルト原酒樽から21種を厳選され、つくられたそうです。

あれから21年、そろそろ飲んでみようかなーと思ってみたところ、昨今は、どうもウィスキーバブルになっているようです。

チョッと調べてみると、ネットオークション等には10万円以上の価格で何本か出ておりました。これでは飲めなくなってしまいます。・・・。

思うに、バブルはウィスキーに限ったことではありません。石の世界でも、2.3年前に蛍石バブルがおきました。現在は国産鉱物バブルといったような現象が起きつつあるようです。

鉱物趣味の浸透は歓迎すべきだとは思いますが、一部の採集派の人達による産地の荒らされ方や、バブルによる異常な価格高騰は歓迎すべき現象ではありません。

ウィスキーも鉱物も投資の対象ではなく、楽しむためのものでありたいと思います。

そういえば、本日のNHKBSプレミアムの「美の壺」(19:30~20:00)は「ウィスキー」です。

 

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千枚田のような黒雲母

2021-04-19 10:42:37 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日、杜氏をやっている石好きのお客さんから新酒の生酒を頂きました。昨晩、夕食時に、限りなく中トロに近いマグロの赤身の刺身を肴に賞味しました。上機嫌になりました。

思うに、日本酒の名前は非常に重要だと思います。そのネーミングは味にも影響します。人の味覚も総合的には脳で味わっているからでしょう。

以前、奥能探石旅に行った際に、千枚田に立ち寄りました。そこにあった売店で「千枚田」という名の日本酒が売られていました。千枚田の米でつくられた日本酒だと思い、売店の人に聞いてみると、一部に使われているというような説明だったのですが、100%使用のはずがない、と思った途端に、興味が薄れていった事を思い出しました。

それとは関係ありませんが、今日の写真はブラジル産の黒雲母です。

どうでしょうか?私は、その姿が千枚田のように思えました。

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輝沸石?

2021-04-16 14:11:02 | 日記・エッセイ・コラム

先日の仕入れ品の中には産地も鉱物名も不明のものが幾つかありました。

今日の写真はそれらの中のひとつです。

上の写真がそれです。

赤茶けた母岩にセラドン石のような緑色の丸まった繭のような鉱物が埋もれております。

その繭の中には蛹ではなく、透明感のある板状・葉片状の鉱物が重なり合って納まっております。

私は、最初、それはインド産の沸石の一種だろうと思いました。

ただ、沸石の類は種類が多く、肉眼的に、鉱物種を同定することは困難なことでもあります。

何人かの人に見てもらいましたが、確実に、何の鉱物か?限定できておりません。

可能性が高いのは輝沸石だろうとは思いますが、正直、決めかねております。

・・・・。それにしても、その愛らしい姿は気に入っております。

 

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