ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

              【お知らせ】

【定休日は毎週水曜日です。】

輝沸石?

2021-04-16 14:11:02 | 日記・エッセイ・コラム

先日の仕入れ品の中には産地も鉱物名も不明のものが幾つかありました。

今日の写真はそれらの中のひとつです。

上の写真がそれです。

赤茶けた母岩にセラドン石のような緑色の丸まった繭のような鉱物が埋もれております。

その繭の中には蛹ではなく、透明感のある板状・葉片状の鉱物が重なり合って納まっております。

私は、最初、それはインド産の沸石の一種だろうと思いました。

ただ、沸石の類は種類が多く、肉眼的に、鉱物種を同定することは困難なことでもあります。

何人かの人に見てもらいましたが、確実に、何の鉱物か?限定できておりません。

可能性が高いのは輝沸石だろうとは思いますが、正直、決めかねております。

・・・・。それにしても、その愛らしい姿は気に入っております。

 

コメント

はみ出し標本

2021-04-09 11:30:37 | 日記・エッセイ・コラム

先日仕入れて来た鉱物標本の整理に苦労しております。今回の仕入れでは、大きなものが多く、それらにうまく収まる標本箱がないからです。

先日のブログ「龍の鱗」のジャカレー水晶もそうでしたが、ダイソーの100円コンテナにもはみ出してしまうものが他にもあります。

上の写真がそれです。それはブラジル産の曹長石ですが、不思議な存在感と美しさがありました。ただ、問題は、それにちょうど良く収まる標本箱がないのです。

上の写真はブラジル産の巨大なフラワーアメシストです。その形状と存在感に惹かれました。

大きな標本にはそのサイズ感なりの魅力があると思います。その昔、新宿ショーなどで見た博物館クラスの大きな鉱物標本には、当時、自分には関係ないものという意識で見ておりました。それらは高額で、一種の憧れ的な羨望感で見るに留まり、所有したいとは思いませんでした。

現在、石の店をやっていると、大きな標本は、看板的な意味合いもあって、どうしても仕入れたくなってしまいます。とてつもない巨大なものは金額的に難しいのですが、比較的安価でそれなりのサイズ感のものは大事なのです。大きなものは収納の問題があるものの、展示的な意味では、重要な存在なのです。

ただ、大きなものほど流通し難く、そのサイズに合う標本箱も存在しません。

自然は人間の勝手な願望からは無関係に自由に振舞います。人間の決めたサイズには収まらないことの方が多いのです。

「石の華」店内を見回してみると、標準的な標本箱に収まっているものが多いものの、中にはどうしても標本箱からはみ出しているものもあります。

上の写真はブラジル産のルチル入り水晶の群晶です。もう少しのところで、はみ出しております。

上の写真は鹿児島県の串木野鉱山産の方解石(双晶付き)と黄鉄鉱のクラスターですが、これももう少しのところで、はみ出してしています。(ひとつ大きいサイズの標本箱では納まるバランスが悪いのです。)

鉱物標本と標本箱の関係性はコレクションの際の大きな問題です。

コメント

鹿

2021-04-06 12:49:16 | 日記・エッセイ・コラム

四つ前のブログの話題に続いて、今日は「鹿」です。

今回も、常連のNさんからの指摘で、鹿のように見える石が店内にありました。

上の写真がそれです。どうでしょうか?

この石は、まとめ買いした遺愛石の中に混ざっていた石です。産地も石の名前も不明の石なのですが、「石の華」の店内に置いてある石の中から、Nさんが「これ鹿に見えませんか?」と指摘した石です。確かに、鹿が振り向いているように見えました。名付けて「見返り鹿」、面白いことにいったんそのように見えてしまうと、そのようにしか見えなくなってしまいました。これも脳の可塑性?、Nさんの言葉に洗脳されたように、毎日この石を見ると、鹿の姿にしか見えなくなってしまいました。

人間の想像力と思い込みは、視覚にも影響します。人は目で見ているのではなく、脳で見ているのだという事を実感します。

鹿と言えば、あるお客さんが転勤で、金沢を去っていく際に、ご自身が拾ってきたものだ、という事で、鹿の角を置き土産として置いていきました。

上の写真がそれです。これはケラマジカと言って、小型の鹿の角だそうです。このような自然の造形は美しいと思いますし、気に入っております。

コメント

龍の鱗

2021-04-02 11:43:42 | 日記・エッセイ・コラム

ひとつ前のブログの「水晶の柱面の奇妙な縦筋」は、雷(ライトニング)水晶ではないか?という指摘が複数ありました。しかし、雷水晶の場合は柱面の表面より内側に窪んで走っている事が多く、今回の水晶の縦筋は柱面の表面に段差として現れており、明らかに異なっております。そして、2本の縦筋を囲む柱面は他の柱面の表面の質感と異なっており、何となく、その部分だけ一皮被っているように見えます。・・・。

それにしても、確かに、その縦筋は雷の稲妻が走っているようにも見えます。

雷と言えば、冬の金沢の雷で、対消滅の現象が起きているという研究発表がありました。対消滅とは、電子とその反物質(反粒子)である陽電子が衝突して、ガンマ線が放出される現象です。そのような驚きの現象が、身近なところで起きていたようです。

そう言えば、今年の冬に、雷の閃光と異様な雷鳴とが、ほぼ同時に起きた事があった事を思い出しました。その日の夕方のNHKニュースで、建設中のマンションのクレーンに雷が落ちた映像を見て、それだったんだ!と思った事がありました。そのエネルギーは凄まじく、対消滅だったのかと思うと納得できました。

雷は龍神と密接な関係があります。・・・。

今日の写真は、龍の鱗を思わせるブラジル産の煙水晶です。いわゆるジャカレー水晶ですが、ダイソーのコンテナに入れてもはみ出す大きさで、迫力満点で、ワニ革というよりも龍の鱗と言った方が相応しいような気がしております。

この水晶は、先日の仕入れの際に、特価で仕入れてきたものです。特価で販売したいと思っております。

 

コメント

水晶の柱面の奇妙な縦筋

2021-03-30 10:25:40 | 日記・エッセイ・コラム

先日の仕入れ品の中に初めて見る奇妙な水晶がありました。

上の写真がそれです。

これはブラジル産の煙水晶のポイントですが、頭の錐面部分に欠けがあったりして、あまり面白くないものです。

ところが、この水晶には非常に面白い魅力があって、迷わずゲットしてきました。

その魅力とは、柱面に表れている奇妙な縦筋です。

これはいったい何なのでしょうか?

その縦筋は2本あって、それらは一つの柱面をまたいで表れています。その筋は何となくフラクタルなコッホ曲線のようにも見えます。それも、段差としてハッキリ、クッキリ見え、その厚みは1mm以上あります。

これまで、段差のある横筋の条線のあるものなら見たことがありましたが、今回のような縦筋はこれまで見た記憶がありません。

それにしてもこの奇妙な縦筋は何なのでしょうか?

もしかすると特殊なブラジル式双晶?!

わかりません。

コメント