ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

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同心円3

2022-11-29 10:54:27 | 日記・エッセイ・コラム

店内にある石を見ていると、他にも同心円状のものが幾つかありました。

上の写真はインカローズ(菱マンガン鉱)の丸玉ですが、この球体上の一部に同心円がありました。

菱マンガン鉱は鍾乳石のような多層状の形状になっていることが多いせいか、それらを丸玉にすると、3次元の球体の表面上に2次元の円が現れるのと同じ現象が現れるのです。同心円の円は年輪と同じようなもので、その成長過程を示しています。

多層状の堆積岩を丸玉に加工したものには、同心円が現れますので、もしかすると、対馬の渦紋石の同心円にも同じようなメカニズムが働いているような気がしております。

上の写真は天然水晶の丸玉の表面上にある同心円状の傷です。これは二つの丸玉がぶつかってできた衝突痕だと思われます。

そう言えば、水晶球が天然水晶かガラス玉かを判別する際に、偏光板を用いて調べる方法では、天然水晶の場合、同心円が現れる事を思い出しました。

どうも、石と同心円との関係は、密接な関係だったようです。

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同心円2

2022-11-22 11:31:50 | 日記・エッセイ・コラム

先日、ようやくPS5をゲットしてから、天気が悪く外出しない休日の日は、自宅でゲームソフト『Ghost of Tsushima』のディレクターズカット版をやる事が多くなっております。PS4でも同じゲームをやっておりましたが、対馬以外に壱岐も追加されている事から、また最初からやり直しました。

私は、30年前に福岡に住んでいた事があり、当時、壱岐に行った事もあって、興味があったのです。(対馬には行った事がありません。)

『Ghost of Tsushima』は、季節感のある日本的な風景の中で自由に移動できるところが良く、特に滝の場面が多いところが気に入っております。インドアでゲームをやっていてもアウトドアを探索しているような気分になれるところが良いのです。

さて、今日は「同心円2」です。

上の写真は対馬の渦紋石です。(私は『Ghost of Tsushima』をやって対馬の石にも興味が湧きました。)

一見、地味な黒い石ですが、この渦紋石には同心円模様が点在しております。どういうメカニズムで同心円模様ができるのか興味があります。

以前、NHKのブラタモリで対馬の石は約95%が堆積岩だと言っておりましたが、その渦紋石もそうなのでしょうか?

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同心円

2022-11-18 13:32:27 | 日記・エッセイ・コラム

同心楕円の次は同心円です。

美しい同心円状の模様を持つ鉱物は、その美しさ故に高額になってしまいますが、そのようなものが店内にありました。

上の写真は、コンゴ産のマラカイト(孔雀石)ですが、磨かれている事によって、その複数の同心円美が強調されています。

それらの一部分を拡大してみました。

何とも言えないフラクタルな同心円美が宿っております。

上の写真は、台座付きのクレージーレースアゲートの観賞石です。

こちらも複数の同心円状の模様が乱舞しており、その昔のパソコン画面のスクリーンセーバーのような動きも感じられるようです。

どうも同心円美には、それが静止していても、動きが感じられるような気がしております。

それは、私のめまいの症状から来るのでしょうか?

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同心楕円

2022-11-15 10:28:42 | 日記・エッセイ・コラム

私は、自然界の、例えば水の波紋のような同心円には幾何学的な美しさを感じてしまうのですが、石の世界にもそのような美しい同心円状のものがあり、それらには特別な美を感じてしまいます。例えば、スライスされたメノウやマラカイトやインカローズなどの同心円状のものには無条件で反応してしまいます。ところが、美しい完璧な同心円状の模様のものは、非常に稀な為、どうしても高額になってしまい、中々入手困難です。

ところが、不完全ながら、敢えて言えば、同心楕円状の模様の石ならば、比較的安易に入手可能です。

上の写真は、インド産の球状花崗岩ですが、同心楕円状の構造を持っています。

上の写真は、ブラジル産の瑪瑙ですが、同心円に近い同心楕円の構造になっています。この写真は正面より、やや上部からのアングルで撮ったので、同心楕円の雰囲気を強調しました。

上の写真は、産地不明の石ですが、これも同心楕円の模様と言って、良いような気がします。

上の写真は、私が過去に姫川で拾った石ですが、これも同心楕円の模様に惹かれて拾ったという記憶があります。

上の写真は、どこで拾った石か?覚えておりませんが、これも同心楕円の構造が気になったような気がします。

どうも私は同心楕円好きだったようです。

本当は、完全な同心円の方が、好みに違いないのですが、石に関しては、そのような美しいものには滅多にお目にかかれません。

自然界では様々なゆらぎがありますので、そのような複数のゆらぎの影響を受ける為、完全な同心円よりも同心楕円になりやすいのだろうと思います。

そう言えば、ケプラーの法則も惑星軌道は楕円であることを示していました。自然は完璧な円よりも楕円を好んでいるような気がしております。

最後にもう一つ、上の写真は、数日前の夕食後のデザートで食べた柿から出て来た柿の種のスライスした断面写真です。正確には同心楕円とは言えないものの、何となく似ていて面白いと思いました。

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大正111年11月11日

2022-11-11 11:11:11 | 日記・エッセイ・コラム

今日は11月11日、中国では「独身の日」と言うそうですが、我々夫婦が結婚して入籍した日は2011年11月11日だったので、今日は結婚11年周年の記念日です。今年は令和4年ですが、面白い事に大正111年に当たるそうです。そういう意味で、今日は大正111年11月11日、1が7つも並ぶ面白い日で、さらに結婚11周年で、1が9個並びました。

このブログを書いている今現在、もうすぐ11時11分が近づいております。この際、11時11分11秒にアップしたいと思っております。

今日は非常に珍しい「いちならび」の日でした。

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