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鉱物の部屋へのいざない

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鉱物標本が出てくるゲームソフト

2012-07-23 10:54:00 | 日記・エッセイ・コラム

今日の話題は「鉱物標本が出てくるゲームソフト」です。

昨日、iPhoneのアプリ「iGADGET HD」をやりました。私は知らなかったのですが、既に昨年から発売されていたようです。

この「GADGET」の原本は今は無きシナジー幾何学が1993年に発売したゲームソフトです。作者は庄野晴彦さん、日本の誇るCGアーティストのおひとりです。

私は1990年代初頭はMACユーザーだったので、「Alice」(1991)や「L-ZONE」(1992)の世界にどっぷり浸かっていました。当時の媒体はCD-ROMで、今では懐かしいマルチメディア・インタラクティブ・ゲームというジャンルのゲームでした。当時の私は本屋や映画館にも行かず、パソコンのコンテンツの世界にハマっていました。それらの中にも名作は沢山ありました。

そのような数多くの名作の中でも突出した名作が「GADGET」だったと思います。

その「GADGET」がiPhoneでも出来る事を最近知り、早速ダウンロードして、昨日、懐かしい思いでやってみました。

すると、忘れていた訳ではありませんが、その中で鉱物標本が出て来ました。ゲーム序盤の列車の中で出てきます。4×5の木製の標本箱に入っている鉱物標本と鉱石分析装置なる機械が出てきます。それを見た瞬間、「おぉー!」と思いました。確かにそのスチームパンク的レトロフューチャー的世界観と鉱物標本の世界観には共通性があります。「GADGET」の発売当初の頃の私にはまだ本格的な鉱物趣味がありませんでしたので、その事はあまり印象的ではなかったようです。これまでその事に気付かずにいました。

その「GADGET」では黄鉄鉱らしい鉱物標本が浮き出し飛び出してきます。昨日まで黄鉄鉱の事を書いていましたので、その偶然性にちょっと驚きました。

庄野晴彦さん、今はどんな仕事をしているのでしょうか?

そして、シナジー幾何学が発売予定していた「Underworld」はどうなったのでしょうか?非常に期待していた作品だっただけに今更ながら気になります。

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