昨日は定休日だったので、以前から行きたかった福井の「これき」に行ってきました。ちょうど「2017これきコレクション展 石 先人を魅了した鉱物の世界」が開催されており、融雪装置のお陰でほとんど雪の無い雪道をクルマで走って行って参りました。
「これき」に到着すると、笠松館長、Mさん、Oさんが出迎えて下さいました。彼らの案内で一階の企画展会場に入りました。
入ってすぐのところに触れる水晶が置いてありました。子供はすぐ触りたくなるものです。「これき」ならではの配慮だと思いました。
展示は大きく分けて鉱物の形と色のコーナーに分かれており、それぞれ、魅力的な鉱物が並んでおりました。
まず、形のコーナーです。最初に水晶と双晶のコーナーがあり、私の心は鷲掴みされました。写真はペルー産の日本式双晶です。
その次は、市川新松が金沢博物館で魅了されたという逸話もある十字石コーナーです。見覚えのある石もあったりして懐かしい気持ちにもなりました。
蛍石コーナーも質、量ともに充実しておりました。ディスプレイに近づくと下からライトアップされる仕掛けなど、子供心もくすぐる仕掛けに好感を持ちました。
色のコーナーも質、量ともに充実しております。それらの中から黄鉄鉱のコーナーの写真だけ出します。
それらの中で、私が特に気になったものです。これはアメシストの母岩に共生している方解石です。今回のチラシとポスターの右下にあるものですが、アングルを変えて写真を撮ってみました。私はどうしてもこのような秩序だった方解石の形状に反応してしまうようです。面白いものだと思います。
このブログにも登場した事のあるブルーオパールです。
このブログにも登場した事のある重晶石です。
「これき」らしい遊び心のある展示です。
最後に「これき」らしい福井の先人達(ビッグ5とでも言いましょうか?)のパネルコーナーです。
これらの写真以外にも魅了的な鉱物がたくさん展示されておりました。子供だけではなく大人や鉱物マニアも満足できる充実した企画展だったと思います。オススメです。
最後に、一階受付カウンターの横ではミニ「石の華」販売コーナーもあります。こちらもオススメです。