ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

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「尾小屋鉱山」と言う名の絵画

2023-11-28 10:39:51 | 日記・エッセイ・コラム

先日、常連のNさんから石川県立美術館の常設展の部屋で、「尾小屋鉱山」という名の絵画を見たという話がありました。

「え!絵?」と思いました。私は、これまで、そのような名前の絵画作品の存在を知りませんでした。

それで、石川県立美術館のサイトを調べてみると、確かに、その「尾小屋鉱山」と言う名の絵画が出ていました。

上の写真がそれです。

作者は坂 寛二(明治24~昭和3 珠洲郡内浦町生まれ)、大正7(1918)の油彩画でした。

今の絵画の著作権は作者の没後70年らしいので、画像を出しても問題ないと思い、その画像を拝借しました。

この絵を見ると、昔の鉱夫たちの作業の様子がわかります。薄暗い中での重労働だったようです。

当時はまだ写真が高価だった時代だと思います。それは絵画作品で表現されており、芸術的価値に加え、歴史資料的な価値も付加されている貴重なものだと思います。

そうそう、もう一つ、芸術的価値に加え、歴史資料的な価値を持っている絵画作品がありました。

上の写真は山本宗則さんの「尾小屋駅に集合」というタイトルの油彩画です。

これは、ひとつ前のブログ「蘖(ひこばえ)」の写真と同じく昔のiphone4の写真の中に入っていた1枚です。確か、11年前に小松市立博物館で開催されていた企画展の会場に展示されていたものです。

この絵画にも貴重な歴史資料的な情報が詰まっております。

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蘖(ひこばえ)

2023-11-21 11:33:45 | 日記・エッセイ・コラム

蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のことです。

今日の写真は、蘖(ひこばえ)ではありませんが、そのように見えた珪化木に生やした樹木です。

この写真は、13年前に使っていたiphone4に残っていたものです。当時は、まだ名古屋に住んでいて、名古屋市内を歩いていて、面白いと思い、買ったばかりのスマホで写真を撮りました。この写真の事はすっかり忘れていたのですが、つい先日、NHKのあさイチで写真整理の話題をやっており、それに刺激を受けて、これまで撮りっぱなしだった写真を見直すことで再発見しました。

スマホの写真は、知らぬ間に、自己増殖し膨大な量になってしまいます。それは誰しもが経験している事だろうと思います。

「写真をため込まないコツ」は「必要以上に写真を撮らない事」がポイントだそうですが、その事を自覚しない限り、写真は増え続けます。

ただ、時間を置いて、それらの写真を見直すと、今回のような忘れていた写真を再発見することもあります。何となく得したような気になり、二度美味しいのです。

ところで、珪化木からは蘖(ひこばえ)は生えません。これは珪化木の割れ目に今生きている樹を挿し木しただけの人工的なものです。その樹が成長していくと、いずれ、石割桜のように珪化木を割ってしまうでしょう。それを防ぐために、当時、頑丈そうなチェーンで巻いておりましたが、植物の力は驚くほど強く、それも無駄な抵抗となるでしょう。

現在のその姿が気になりますが、この写真を撮ったのが13年前になりますので、既に、無くなっているかもしれません。この写真には位置情報も残っているので、いつか名古屋に行った時にチェックしてみたいと思っております。

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「1487」の奇跡2

2023-11-16 14:26:13 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、自宅のパソコンでこのブログのアクセス解析を見ていると、リアルタイムアクセス解析の「現在の順位」の数値が「1487位」になっており、すぐにスマホのカメラで画面写真を撮りました。

上の写真がそれです。

それから、今日のブログを書こうとしていると、またもや「1487位」が現れました。

上の写真がそれです。

これまで、これほど「1487位」に気づいた事はなかったので、これまた「1487」の奇跡のように感じてしまいました。

もしかすると、「1487位」になる事は、それほど珍しい事ではないのかも知れませんが、つい先日、「1487」の奇跡というタイトルのブログを書いたばかりだったので、余計に気づいてしまったのかも知れません。

ところで、1487年という歴史的な年表に何が起こったのか?を知りたくて、チョッと調べてみたのですが、どうも、これはと言った事は起きていませんでした。

ただ、色々調べていると、「江戸城ガイド」というサイトに「築城されたのは、1487年。築城の名人である藤堂 高虎(ふじどう たかとら)によって築かれた。築城された時点では、大きなお城ではなかった。」とありました。あれ?江戸城の築城は太田 道灌(おおた どうかん)ではなかった?と思い、調べると、どうも江戸城の前身を築城したのが太田道灌で、その後、藤堂高虎が改築したようです。

昨日、TVを見ていると、菅元総理が江戸城天守再建に言及しているニュースを見ました。また、山出元金沢市長が金沢美大を金沢芸大にすべき、という発言のニュースを見ました。

どちらも終わった人の無責任な発言で、あまりいい感じがしませんでした。

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対角面

2023-11-14 11:24:48 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「対角面」です。

中学校の数学教育の図形では対角線が出て来たと思いますが、対角面なるものが出て来たか?記憶にありません。・・・。

ところで、先日、入荷した標本の中に、チョッと面白いものがありました。

上の写真がそれです。

これは、何の変哲もない方解石の劈開で出来た菱面体結晶なのですが、その中に、対角面とも言えるものが見えておりました。

肉眼で立体視すると、その対角面がはっきりとわかるのですが、写真ではわかりにくいので、少しだけ拡大して再度撮り直しました。

どうでしょうか?面白いと思いました。

それを見ていると、対角面で分けられた立体の体積は同じで、左右対称的な図形になっております。

それは、図形の切断の問題のようで、まるで「対角面は菱面体を二等分する」と言うような法則を導き出せそうです。

ただし、方解石の劈開では、そのように割れる事はありません。

すると、その白い対角面のようなものは何なのでしょうか?

この何の変哲もない方解石を見ていると、素朴な疑問が湧いてきました。

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「1487」の奇跡

2023-11-10 12:19:51 | 日記・エッセイ・コラム

石の店「石の華」をやり始めて13年、これまでにも何度か、石とお客さんとの面白い出会いに遭遇してきましたが、今回もまた、当店の名前にも関係する奇跡的な現象に出会う事ができました。

先週の3連休の初日、1年3ヶ月ぶりに関東にお住いのSさんがご来店されました。(このブログ「小町数2」2022.08.05参照)

私はSさんが数字のように見えるインド産の棒状の玉髄を探している事を思い出して店内を探しましたが、残念ながら、現在、在庫はありませんでした。

Sさんと世間話をしている際に、フッと店のパソコンの前に置いてあるソーラークォーツと呼ばれるスタラクタイト・クォーツの輪切りの中に二つのスライスが接合したものがある事に気づきました。そして「これ、8の数字に見えません?」と言うと、Sさんは何となく納得されたように思えました。

棒状の玉髄で「8」の数字になるようなものの存在確率は非常に低いように思えます。輪切りのソーラークォーツでは反則のような気もしましたが、念のためオススメしてみました。そして、ありがたい事にSさんはお買い上げして下さいました。

私は、その場では気づかなかったのですが、Sさんが帰られた後、ある重大な事実に気づいてしまいました。

それはSさんが既に持っている「741」と今回の「8」を合わせて、数字の並びを変えると何と!「1487」(イシハナ)になるではありませんか!!

当店「石の華」は、略して「イシハナ(1487)」です。

私は、昨年頂いていたSさんのメールアドレスに「お願い 741+8=1487の写真」という件名のメールを送ってみました。すると、うれしいことに「かしこまりました。」というお返事がきました。

そして、今朝、店のメールを開いてみると、深夜の時間帯にメールが届いており、その写真が到着しておりました。

上の写真がそれです。奇跡の「1487」です。

因みに「1487」という数字は、素数で、更に「四つ子素数」{1481, 1483, 1487, 1489}の組の中にも、「五つ子素数」{1481, 1483, 1487, 1489, 1493}の組の中にも入っている奇跡的な数です。

4桁の数では、タクシー数「1729」(ラマヌジャンのエピソードで有名。2通りの2つの立方数の和で表せる最小の数)が知られておりますが、「石の華」的には「1487」の方が重要です。

ところで、「1487」には、もう一つエピソードがあります。

それは、当店と取引のある業者さんの社長の携帯番号の下4桁が「1487」だった事です。その社長さんは長年使っている番号だったらしいのですが、私がその事を指摘するまでは気づいていなかったそうです。

因みに、当店の電話番号の下4桁は「0487」です。13年前に開店する際には「1487」がとれなかったので「0487」にした記憶があります。残念でした!

そういう意味でも、「1487」は特別の数字なのです。

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