かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感2023(15)

2023-10-24 19:47:27 | 日記・エッセイ・コラム
月末に息子の訪問を控えて朝食を済ませた後各部屋に掃除機をかけた。4月から一度も掃除してなかったので滅多に入らない座敷とか、通り過ぎるだけの客間など掃除する必要もないと思っていた。だが、そんなことはなかった。部屋によってゴミの種類が異なった。

毎夕シャワーを浴びる為に通り過ぎるだけの部屋は特に綿ゴミが多かった。私は綿ゴミの発生源のようだ。部屋の隅の家具とか改築した時に使った新しい木材にはカビが生えていた。4月に入院した時から数回しか入らなかった座敷には何か理解できないゴミがあった。つまり私が毎年帰郷して過ごし、併せて家族が顔を見せてくれないと、こんな風に家がゴミだらけになるということだ。

昨日いつもの川沿いを散歩をした時、何故かサギを沢山見かけた。先日ポニーテイルの女性ダンプドライバーを見かけた辺りは、大型の重機械が何台も轟音を立てて川床の土を削り運んでいるのに何故かいつもより多くのサギがいた。私が歩く時は手を叩くだけで飛び去るのに重機械の轟音は気にならないのか、もしかしたら機械的な音ならサギは気にならないのかと思った。

日曜日の昼の番組で関東地方の都市部の川沿いにサギの大群が移動して来て、住宅地に糞や羽を大量に落とし鳴き声がうるさいと住民から苦情が上がっていると報じていた。テレビ中継で見た画面は凄い数のシラサギがいた。こちらでは高々数羽でシラサギは見るだけで心が癒されるというのに。今年は全国的にクマとか猪や鹿などの獣害が頻発しているらしい。

このところ目立つのは川辺を泳ぐ大群のカルガモだ。ここに来て一気に数が増えたように感じる。ネット検索によればカモもサギも単純に渡り鳥ではなく、何種類もいて姿かたちが異なる本格的な渡り鳥もいれば、川沿いを行き来するだけの種類や、居座る鳥類など沢山いるのだそうだ。

しかし、たった一匹でも不安になるケモノが実家の周りにいた。庭にかつて見かけたことのない野生動物を見かけるようになった。以前から猪はあちこちで出現したと聞いたことがあるし、山裾歩き中に私も見たことがある。数年前に裏山でハクビシンが、昨年は庭で野生のウサギを見かけた。

だが、先週洗濯物を取り入れている時、庭を悠々と横切って行くキツネに似た野獣には驚いた。体形はキツネ風だがもっと細い胴長で、細く長い尻尾がくねっていた。私には犬にもキツネにも見えず、テレビで見たことのあるアフリカのすばしっこい野獣みたいな感じがした。近所の人に聞いても上手く説明できなく未だ正体不明だ。■
コメント
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