かぶれの世界(新)

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東京郊外の風景2021(7)

2021-08-04 20:46:30 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の午後2回目のコロナ対応のワクチン接種をやり、今夏の帰京の目的を全て終えた。今日は左肩の注射の痕に少し痛みがあり、午後から倦怠感が強くなった。ワクチン接種の副作用には個人差があると言われている。娘は当日から熱が出て倦怠感が酷く薬を飲んだそうだ。

私はそれ程でもない。帰りに酒屋に立ち寄り前日取り寄せ依頼したお酒を受け取った時、若い店員とワクチンの話題に花が咲いた。彼は職域接種したそうで、副作用が1週間も続き入院したという。若い人は副作用が酷い傾向があるが抗体がキチンと出来ている良いサインだと専門家は言う。

酒屋の客なのに彼は私に対して、接種の後はお酒を飲まない方が良いと言った。帰宅して家内に伝えるとそんな話聞いたことがないと言う。市の対策本部のメモを読み返し、ネットで情報検索したがそんな注意事項は見つからなかった。ということで安心してシャンパンを飲んだ。

息子が孫を連れてオリンピックの会場を見学に行ったとLINEで知らせてきた。大國魂神社から府中街道を通るロードレースが行われた当日、私も家内と見学に行った。生きて次の五輪を見ることはないと思い、家内に誘われて私もその気になった。行ってよかったと思う。

東京を先頭に全国のコロナ感染者が急増するなかで、私も含め家族はいわゆる不要不急の外出をしている。我が家の直ぐ近くで世界的な選手が戦う五輪をテレビ観戦だけで終ってしまうのは残念至極だ。しかも市内ではバドミントンとロードレースが実施され、豪州チームが合宿していた。

身近な思い出も出来た。今日の五輪種目でスケートボードパークで19歳と12歳の女の子が1位2位になった。孫と1歳しか違わない女の子がオリンピックで銀メダルを取った。孫もこのニュースを聞き、東京五輪は一生忘れることのない思い出になるだろう。

2日後に四国の実家に戻り秋まで田舎暮らしを再開する。遅ればせながら郵便の転送手続きを終わらせ、具合の悪い差し歯の治療の為歯科医を予約した。今回はワクチンを接種済で時間を空けず帰郷翌日に治療を受けられることになった。モチロン、臨時の接種証明書を落ち帰る積りだ。■
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私的ターゲティングな偏向思想

2021-08-03 14:18:49 | ニュース
先日家族と食事をした時、マスコミの偏向報道が話題になった。私が中でも某TBS番組が特定した考えを持つコメンテーターのみを出演させて意見を言わせると非難した。こんなテレビしか見ないオバちゃんたちの意見が世論や政治に反映され、国の舵取りを誤らせることになると。

例えばネットの世界を見れば種々の考え方に触れて広いモノの見方が出来るようになる。上記のテレビ番組など偏向性がネットで叩かれていると言うと、長男がそれがネットのやり方だと指摘した。私が特定の意見をアクセスすると、ネットを検索して同じ傾向の意見を見つけ出し提供する。それを見て私がネットは同じ意見で満ち溢れていると思ってしまう。私はピンときた。痛い指摘だった。

確かに最近はターゲティング広告を日々目にする。登山靴が欲しくて一度ネットで調べると、翌日から無関係のアプリを立ち上げても各種登山靴が勝手に紹介される。調べる手間が省けて便利だと思う時もあるが、急ぎの調査をしてる時などは邪魔くさくイライラする。いささかうっとうしい。

ターゲティング広告は商売だけではない。これは私の想像だが、トランプ氏が昨年大統領選で多くの支持を得たのもこういう手法が利用されたのではないかと思う。支持者は何であんな分かり易い嘘を信じるのか理解できなかった。よく考えれば私も似たような間違いを犯すかもと思った。

考えるべきテーマが、嘘か本当か、安いか高いか、といった分かり易いことでもターゲティングな手法にかかると人は間違える。ましてや思想とか考え方となると1か0の判断ではなく簡単に騙されそうだ。私が普段から言うように視点を上げて広い視野でモノを考えるべきだ。マスコミはそういう材料を提供すべきと信じる。残念ながらそうではない。■
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危機感薄れる緊急事態宣言

2021-08-02 16:18:26 | ニュース
今日から東京に加え4府県に対象を広げて緊急事態宣言が適用された。しかしながら長期間の宣言が繰り返され、国民の間には慣れとみくびり(大半は軽症状)が拡がっているという。オリンピック開催が国民に緩みを生んでいるとの声も報じられている。

要請ベースの緊急事態宣言をもっと強い措置にせよと言う一方で、強制力を持たせられない法的な制約がある。先日西村大臣の金融機関に対する酒類販売へ圧力をかける動きに野党やマスコミから強い反発が起こった。強い措置と矛盾する意見が交わされ、適切な手が打てないでいる。

ここからは我が家の食卓で毎夜交わされる素人議論で私が主張する意見だ。

テレビは渋谷・新宿や東京駅などでの人出の多いことを指摘し、街角の人達のインタビューを通じて宣言への疑問を報じるのは極めて問題だ。政府や自治体は不要不急の外出を控えよとの要請に、無視して街角に出た若者や中高年の身勝手な発言を無批判に報じて宣言破りを勧めている。

彼等はそもそも緊急事態宣言を無視して外出し、自らのやっていることを悪びれる事無く言いたい放題、それを報じるのは緊急事態を無視しろと全国に伝えているようなものだ。しかも、食卓の意見では、種々な意見の中からわざわざ選んで報じるマスコミの責任は極めて大きい。

感染者のうち20‐30代の若者が圧倒的に大きいのは、彼等は感染しても重症化し死に至ることはないと思っているからだろう。私的には、年寄りから先に死ぬのは正しい順番を守っている。ワクチンのお陰で高齢者の感染者・死者数が激減した一方、変異株が状況を変える恐れがあるという。

この新しい状況で専門家が警鐘を鳴らすのは理解できるが、依然として国民を扇動するような発言が気になる。昨年初めから何度もその手の発言を聞いたが、医療関係の対策に関する発言を聞かない。彼らは国民や政府・自治体に強く対応せよと言う一方で、自らの医療体制の強化は何もしなかった。

1年半以上そんな状況を見てきて、私はテレビで発言する医療専門家の意見を信じられなくなった。それじゃあなた達は何をしたの。時には二桁も感染者や死者が多い英米の医療体制を見習う時間は十分あった、1年半以上たっても既得権益を優先しオンライン診断も広範な接種体制も反対した。

実はそういう私も偉そうなことを言えない。たまには都心に出かけ親しい人達と食事をし、お酒を飲んだことが一度ならずある。私にも医師会の会長みたいに断れない事情があった。外食した時にお酒を頂きたいと一応頼むと二回に一度は内密にと断りお酒が出た。

医療体制が英米並みに改善されワクチン接種が進めば、感染者が増えても普通のインフルエンザみたいになる。それが現在進行中の英国の実験であり、政府が目指すところだろうというのが我が家の食卓会議での結論だ。今後うまくいくか見守りたい。私は明日2度目の接種を受ける。■
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