天気に左右される夏太り

昨日福島県伊達市で今年初の４０度が記録されたという。ここ愛媛県大洲市でも天気予報は３５度超の猛暑が予報されていた。いつもなら朝から３０度を以上になると覚悟していた。だが、何故か１２時前になっても書斎の室温が何時もより上昇しなかった。

気になって書斎を出て２階の廊下から外を見ると、我が田舎町のシンボルである神南山が一面真っ白な霧に覆われて見えなかった。慌てて階下に降りて洗濯物を取り入れ、昼食の準備に取り掛かった。既に霧雨が降り始めていた。昼食を終えて一休みし、玄関に出て外を見ると霧が晴れて青空の下に神南山が見えた一方で、南西の方向に黒い雲が見えた。

二階の書斎に戻りテレビを見ていると小一時間後の１３時５５分頃に裏山に面する窓から雨音が聞こえてきた。窓を開けて見ると普通にしとしと降る雨だった。南側の廊下から外を見ると雨の中に神南山が見えた。２時半頃に雨音は消え、青空と神南山の横に真っ黒い雲が見えた。

３回目は２時４５分頃猛烈な音を立てて豪雨が降り始めた。雷は鳴らなかったと思うが所謂夕立だった。３回目は物凄い雨なのに神南山とその向こうに青空が見えた。雨は３時過ぎにあっさり止み、涼風が吹き込んできた。今度はどこにも黒い雲は見えず、これで雨は終わりだと思った。

私は洗濯物の取入れをいつやるか、いつもＮＨＫのⓓボタンを押して天気予報をチェックする。今回ＮＨＫは大洲市は「曇り」で３５度の予報だった。だが、スマホはもっと細かい地域に分けて１時間ごとに的確に予報を出していた。時間のズレはあったが、雨の予報を出していた。夏の夕立は地域ごとに異なり、東京でも予報はスマホの方がはるかに正確だった。

何れにしろ、これで雨降りは終わり気温も下がったと考えサイクリングをやることにした。アマゾンで買ったロードバイク用のヘルメットも試してみたかった。今回は喜多山地区から山間部の柳沢・田処を往復することにした。長浜より若干距離は短いが坂道が多くギアを目一杯切り替えながら山道を走り、足腰に負担がかかった。何度も走った経験があるが苦しかった。

結果論から言うと柳沢に着いたところで諦めて引き返せばよかった。最後の柳沢から田処迄は私には「逆坂」で必死でペダルを踏んだ。以前はそんなに苦労して走った記憶がなく、私は意地になって完走しようとペダルを踏んだ。途中車にすれ違ったが人影は見かけなかった。

自宅に戻りシャワーを浴びた頃から足腰に痛みを感じるようになり、夕食を終え階段を上がるのがきつかった。テレビを見て椅子から立つことさえ辛くなった。走っている時は痛くとも気合が入っていて何とかなった。帰宅後寝る前に湿布して備えた積りだが、トイレに立つのも辛かった。

そして今朝起きると足と腰の痛みはさらに悪化していた。天邪鬼の私に言わせれば、想定外の雨で涼しくなって急に思いつきサイクリングをやってみたくなったのが問題だ。実は、今日も午後に夕立があり書斎の室温は２８‐２９度だ。明日も涼しそうだ。だが、天気予報が良くともサイクリングする気にはならない。又、体重が増えそうだ。■