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私的・大洲盆地山歩き絶景ベスト3

2020-11-11 20:58:04 | 日記・エッセイ・コラム
この3カ月余り郷里の大洲盆地で「狂気の山裾歩き」をして素晴らしい景色を見た。私が山の中腹から見た絶景を紹介したい。山の頂上ではなく山裾や中腹の人々の日常生活の中から見える絶景だ。つまり朝夕に家や庭から見える大洲盆地内外の景色だ。市街地では味わえない景色だ。

1位 冨士山(とみすやま) 
大洲盆地の三方東西北が見渡せる。大洲城と市街地、国道沿いの新興商店街に繋がる集落や住宅地など盆地の主要な地域が見える。かつて寅さん映画の舞台になった頃の国道沿いは穀倉地帯だったはずだ。現在は駐車場付きのフランチャイズ店が国道沿いに林立し、随分風景が変わった。目線を上げると昔の山々の姿、再度視線を下げると蛇行する肱川沿いの城下町の姿が忍ばれる。

2位 中久保(旧別府べふ)
実家の裏山(大洲盆地東部にある新谷地区の北側)の更に一山向こうに10戸余りの集落がある。冨士山とは逆にそこから大洲盆地の東西南が見え素晴らしい。冬に雲海に覆われた下界が最高と幼友達は言う。私は何度かトライしたが残念ながら見たことがない。冨士山と比べると、盆地の新しい部分である新興商店街と国道沿いの集落が良く見える。一方、大洲市街地は遠く西側に霞み、菅田地区は神南山に隠れ、蛇行する肱川が見えづらいのは残念。

3位 恋木(こいのき)
中久保の更に東側の山の頂上近くに20戸(多分)の集落があり、盆地最東部の北山から隣町の五十崎町・内子町に連なる山々が見える。恋木から見下ろすと商店街や川は見えないが、近くの山々に開墾された広い畑があちこちに見える。その近くに小さな集落が点在する。下の国道を車で走っても絶対に見えない風景だ。一方、恋木集落は急坂に家屋がへばりつき天を突く感じだ。

実は最初ベスト3に冨士山を入れる積りはなかった。冨士山は市の観光地で駐車場や展望台はあるが誰も住んでいない。その代わりに先日歩いた最長の山歩きコース「東宇山」を入れる積りだったが、樹木が邪魔で下界の風景がほとんど見えなかった。2、3位はたまたま下界が見えただけだ。数年たったら絶景ポイントが変わっている可能性がある。■
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