かぶれの世界(新)

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老いを楽しむと言い、一方で老いを恐れ悪あがきする

2019-04-11 18:59:23 | 健康・病気
孫が幼稚園に入園する前日の火曜日に娘が顔見せに来てくれた。この間生まれたばかりの赤ちゃんと思っていたのに月日の経つのは早い。10日前の誕生会ともう違った顔を見せてくれた。時間は誰にも平等と言うが我が身には厳しく働く。何かする度に老いの衰えを実感させられる。

このところ気になるのは10日前に六本木のレストランに家族が集合して、誕生日会をした翌日体がだるく何にもやる気が起こらなかったことだ。豊洲市場見学後も似た経験をした。家内も同じような症状(敢えて症状という)になったと言った。彼女だけ私と同じ感覚を理解してくれた。

その前後にもっとハードな高尾陣馬縦走をやり、翌日に肉体的な疲労があった。だが「体全体がだるくて何もやる気が起こらない」様な気分にはならなかった。ところが孫が来た火曜日は気分が優れず、近くの公園に孫を連れて行き1時間余り遊ばせただけでぐったりした。閉ざされた空間で酸素欠乏の症状が出たかもという家内の説は、それなりに説得力があった。

その日は娘も体調が優れず孫の相手をしている間、家内のベッドで休んだ。家内は私に娘の車を運転して送って行ったらどうかと提案したが、私も体調に不安を感じて断った。夕方になり娘が少し元気を取戻し運転して帰ると言い、見送りに外に出ると外気に当たった私も急に元気を取り戻した。

それではと表通りに出るまでの狭い裏道を私が運転してやり、その後は娘が運転して帰って行った。1時間後に無事自宅に着いたとLINEが入ったのを見て家内と私はホッとした。ちょっとしたことだったが、この日はこのままの体調が続くかもと本当に危機を感じた。

こんな形で自分の身体が劣化していくとは想定外だった。もっと肉体的な衰えで老化が進んでいくことを覚悟していた。肉体的な衰えは十分覚悟して心の準備もしていた積りだったが、予想しなかった形での老化らしき症状は私には恐怖だった。

昨日掛り付けの医者や薬剤師に報告したが、高齢者なら当たり前の症状と言う感じに受け取られた気がする。どう対処すべきか考えた。データ収集・原因解析・仮説と対策で見直す、或いはPDCAサイクルを回して対応するのが、会社勤め時代に問題解決の為に身に着けた対応で習癖になってる。

老化の他に最近の生活習慣の変化を考えてみた。この1,2年間徹底して塩分と揚げ物を避けて来た。主に中性脂肪を減らす為、この数か月は夕食に炭水化物を摂らないようにし、更にこの1ヵ月はポリフェノールチョコレートを食べ始めた。だが体重(多分中性脂肪)は変わらず寧ろ疲れ易くなった。

「老いを楽しむ」などと格好付けながら、具体的に老いを感じると恐くなった。何とか基礎代謝量を維持して体力を回復し、バドミントンや山歩き等ハードな運動を続け、孫たちの相手をしたいと私は願う。どうも改善する積りで取り入れた食習慣を生化学的データで見直す必要がありそうだ。

取り敢えず今日明日にでも対応しようと考えているのは、極端な食生活の見直しを少し緩めることだ。そして年齢を気にしないでもう一度思い切りトレーニングをして筋力を高めようと思う。根拠のない悪あがきでパニックにならないようにしたい。■
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