勿論、関係者の方々は頑張っていると思う。頑張ってはいても復興の方向性がズレている様に感じる場合もある。実家の庭の除草は一休みして、散歩を兼ねて水害の直接原因になった越流ヶ所が見える堤防を通り、今月再開したショッピングセンターの見学を兼ねて買い物に行った。
昨日のローカル放送は氾濫の直接原因になった肱川上流の二つのダムの容量を倍にしたと報じていた。約10か所の氾濫の現場はどうなったか、散歩の途中に東大洲一帯を水没させた肱川と支流の合流点の近くを通った。その近辺の川底の深掘り完了し堤防を1-2m程度高くし最後の仕上げ段階だった。
その先にある市の公園も芝生の張替え中で、作業員によると観客席ぽい階段の工事を6月までに終わらせオープンする予定だという。復興工事もいよいよ最終段階だと思ったが、ちょうど通りかかった私と同年配らしき歩行者によると、元々の復興計画が全く筋違いだという。
声をかけたのが良かったのか、悪かったのか。挨拶程度と思って声をかけたのに突如長々と熱弁を聞かされることになった。私風に纏めると目先の対応だけで長期的な視点に欠ける、氾濫を減らすことが出来ても将来想定外の雨が降らない保証はない、その時は高齢化が進み市全体が養老院状態になっていると考えて対応すべきだと。
彼の考えは山をぶち抜いてトンネルで宇和海に水を流せばいいのだが、地元の業者では対応出来ない、地元の利権を守る為小手先の対応になっていると。理屈としては筋が通っている、そこまで言うなら市議選に出て皆にアピールしたらどうかと勧めると自分は短気だから向いてないという。結局吠えているだけだが、少なくとも私にぶちまけてすっきりした様だ。
更に歩を進めると農協系の広大なショッピングモールが今月営業再開していた。名前をAコープからオズメッセに変えていたが、もっと変わったのは売り場の劇的な変化だ。売り場は食品だけに絞り生活雑貨など全て無くなった。上手く説明できないがスペースを広く取り棚の配置も洒落ている。米国の高級スーパーみたいな感じだが、見かけより何でもある便利さ追求が大事じゃないのかと思った。
浸水した翌日から働き外周りの整理をしている中年女性に聞くと、建物は天井までダメになったが骨格は残してリニュウアルした。高齢者に親切な作りで、商品の値段は高いとハッキリ言う。レジに並んだ老婦人のバスケットには高い値札の商品があった。聞くと彼女は昼間は一人なので作る気がしないと。だが、そんなお客は少ない。馴染みのディスカウントショップに比べ閑散としていた。
おいおい農協よ、こんなコンセプトで店を作って大丈夫かい?と言うのが私の第一印象だった。私は組合員の一人として心配になった!?このお店にどの程度需要があるのか調査したのだろうか。東北大震災後の復興も自治体によって異なる。ここはどうなるだろう?そういえば、途中のパチンコ屋の駐車場は以前と比べ空が多く、その向かいの医師会病院は満杯だった。これが現実だろう。■
昨日のローカル放送は氾濫の直接原因になった肱川上流の二つのダムの容量を倍にしたと報じていた。約10か所の氾濫の現場はどうなったか、散歩の途中に東大洲一帯を水没させた肱川と支流の合流点の近くを通った。その近辺の川底の深掘り完了し堤防を1-2m程度高くし最後の仕上げ段階だった。
その先にある市の公園も芝生の張替え中で、作業員によると観客席ぽい階段の工事を6月までに終わらせオープンする予定だという。復興工事もいよいよ最終段階だと思ったが、ちょうど通りかかった私と同年配らしき歩行者によると、元々の復興計画が全く筋違いだという。
声をかけたのが良かったのか、悪かったのか。挨拶程度と思って声をかけたのに突如長々と熱弁を聞かされることになった。私風に纏めると目先の対応だけで長期的な視点に欠ける、氾濫を減らすことが出来ても将来想定外の雨が降らない保証はない、その時は高齢化が進み市全体が養老院状態になっていると考えて対応すべきだと。
彼の考えは山をぶち抜いてトンネルで宇和海に水を流せばいいのだが、地元の業者では対応出来ない、地元の利権を守る為小手先の対応になっていると。理屈としては筋が通っている、そこまで言うなら市議選に出て皆にアピールしたらどうかと勧めると自分は短気だから向いてないという。結局吠えているだけだが、少なくとも私にぶちまけてすっきりした様だ。
更に歩を進めると農協系の広大なショッピングモールが今月営業再開していた。名前をAコープからオズメッセに変えていたが、もっと変わったのは売り場の劇的な変化だ。売り場は食品だけに絞り生活雑貨など全て無くなった。上手く説明できないがスペースを広く取り棚の配置も洒落ている。米国の高級スーパーみたいな感じだが、見かけより何でもある便利さ追求が大事じゃないのかと思った。
浸水した翌日から働き外周りの整理をしている中年女性に聞くと、建物は天井までダメになったが骨格は残してリニュウアルした。高齢者に親切な作りで、商品の値段は高いとハッキリ言う。レジに並んだ老婦人のバスケットには高い値札の商品があった。聞くと彼女は昼間は一人なので作る気がしないと。だが、そんなお客は少ない。馴染みのディスカウントショップに比べ閑散としていた。
おいおい農協よ、こんなコンセプトで店を作って大丈夫かい?と言うのが私の第一印象だった。私は組合員の一人として心配になった!?このお店にどの程度需要があるのか調査したのだろうか。東北大震災後の復興も自治体によって異なる。ここはどうなるだろう?そういえば、途中のパチンコ屋の駐車場は以前と比べ空が多く、その向かいの医師会病院は満杯だった。これが現実だろう。■