かぶれの世界(新)

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田舎暮し雑感(5)

2009-08-26 18:19:20 | 日記・エッセイ・コラム

ここ数日、朝夕涼しい風が昼間の熱気を冷まして心地よい日が続いている。うろこ雲は高く吹き抜ける風は爽やかで澄みわたり、オレンジ色の夕焼けが薄蒼い山の端を際立たせ、川沿いの散歩を心地よくさせる。9月中旬の気候というが、暑い夏の終りのご褒美というところか。

東からの嵐

先月結婚した長男夫婦が四国旅行を兼ねて田舎に顔見世に先週やってきた。それに合わせて、東京に住む家族も一緒にやって来た。母と二人の退屈なセピア色の田舎暮しが一気に天然色に変わった。家族が増えていくのを見るのは理屈抜きで嬉しい。

家内の実家に新郎新婦を連れて挨拶に行くと、義兄の孫達が沢山いてちょっとした保育園状態だった。30年前に家内をいれて兄弟7人の家族が一同に集うと、20人前後の子供達が家中を駆け回っていたのを思い出した。30年後に同じ風景を見て、私も孫が欲しいと思った。

2泊3日の短い滞在で家族は嵐のように去っていった。その間外食とホームパーティを繰り返し、小便が昔の多摩川みたいに泡立ち、ギョッとした。その数日前に久しぶりに会った知人と外食していた。田舎暮しの粗食でサラサラになっていた血管が、美食の脂ゴミでドロドロになったのかも。

それと同時に一旦下がっていた血圧が上がった。家族が来る前のハードワークも原因かもしれない。ベッドなど家具を揃え、トイレや台所など家の掃除や庭の草取り、お墓掃除と頑張って疲れたせいかもしれない。しかも、その前から暑さで参っていた。

近年にない良い体調が一転して

6月に田舎に来て以来3食後に短い散歩を欠かさず続けてずっと体調が良かった。バドミントン練習を週3回に増やしたが、膝の回復が早くフィジカルの具合は悪くなかった。しかし梅雨が明けるころから後頭部の違和感が気になり、血圧を測ると果たして150-180もあった。

暫く血圧測定を続け状況が改善しないので母の掛かり付け医に診て貰い、止めていた降圧剤の服用を再会した。先生は、高脂血・高血糖・疲労とストレス+高年齢が高血圧の要因で、3つ以上重なるとリスクが高いという。そういえば今月始め夕方8時頃まで野良仕事をした時頃から疲労が溜まり始めた。

服用を再会し、食後の散歩は夕方気温が下がってからの1回だけに減らした。その効果があって東京にいた頃の血圧に下がっていたのだが、久しぶりの東京からの来客は血圧を上げたようだ。しかし、その後はアルコール抜きの粗食に戻り、嵐が去った翌日夜バドミントンの練習で大汗をかきゴミを洗い流した後は血圧が落ち着き、小便の泡も目立たなくなった。随分正直に身体が反応したものだ。

朝夕涼しくなり始めてこの数日朝食後の散歩を再開した。昼間の日差しはまだ強い。昔お盆過ぎに見かけた赤とんぼの大群は見かけないし、カエルやチョウチョにも出会わない。家族と再開し早々に秋の気配を感じて、私もすっかり里心がついた。帰京の日が待ち遠しくなってきた。■

コメント
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