かぶれの世界(新)

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後出しジャンケン三連発

2005-03-14 22:42:05 | 日記・エッセイ・コラム
昨日午後テレビで名古屋国際マラソンを見た。日本記録保持者である期待の渋井陽子さんが後半ズルズルと後退し始めた時、解説者が「実は彼女は風邪を引いている」と明かした。あれ、聞いたことがあるな、記憶に間違いがなければアテネオリンピック予選で彼女が遅れ始めたときにもそんなコメントを聞いた気がする。彼女に責任はないが、今まで散々引っ張っておいて今頃そんなこと言うなよ、それはないよ、最後まで言うなよ...という気持ちだ。視聴者の興味をつなぐため最初から言わないよう放送局が口止めしたのかも。後出しジャンケンされたような気がする。

ニッポン放送の新株予約権は正に後出しジャンケンそのものであり、これを禁止する東京地裁の仮処分決定の判断は至極妥当なものであった。報道によると市場関係者の100%、経営者の70%が妥当と見ている。これに対し当初の国会で政治家の否定的発言、テレビ放送解説者の懐疑的発言を聞くと彼らは何を守ろうとしているのか気になる。更に今日の午後、ニッポン放送は傘下の優良子会社の株を売る検討をしていると報じられた。これはひどい、又もや株主を全く無視した手をうとうとしている。私から見ると非常識で絶対成立し得ない議論であるが、テレビ放送はニッポン放送の新たな反撃的な扱いであった。

マスコミは「ホリエモン」はノーネクタイでスーツも着ず型破りで年寄り扱いが下手で損している面があるといっているが、家内が言うにはテレビで見ると日枝会長はスーツにネクタイだけどしゃべり方が皮肉っぽくて嫌な感じだという。こんな印象を毎朝毎晩放送するものだから世論は普通なら「金に任せて会社を乗っ取ろうとする悪役」になるはずの堀江社長の支持に回ってしまった。日枝会長が親会社の大株主に対し言下に会わないといって門前払いしたのも事態を複雑にした原因であり、経営者として問題があったと私は思う。将来責任を問われて退任する遠因になるかもしれない。もしかして彼の皮肉っぽい態度は俺と同じかもというと、家内はわが意を得たりとばかりにあれこれ私の嫌味な態度を指摘した。「おいおいそれはないだろう、自分で弱点を告白した相手をさらに追い込むのかよ。 それじゃ後出しジャンケンじゃん。」これが3つ目。3つともフジテレビがらみだ。■


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椎茸が美味い

2005-03-14 19:06:38 | 食・レシピ
生椎茸がこんなに美味いとは思わなかった。家内の実家から取れたての生椎茸を送ってくれた。グリルで焼いた後、ステーキの焼きあがり直前に一緒にフライパンに入れバターを一かけら落として溶かしたもの。これが絶品だった。旨味が口中に広がってとても美味しい。ステーキは冷めてくると味が落ちたが、椎茸は益々旨味が出てきて、添え物のはずが主客転倒した。今日残りの生椎茸を使って同じようにやってみた。昼食にはステーキの代わりにハムを食べたが、料理は別のフライパンで行ったので、肉の旨味が移ったのではなく椎茸自体の旨味であることが確認できた。子供のときから椎茸をずっと食べてきたのだがこんなに美味しいのは初めてである。何が違うのだろうか。

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