先週に続いて川内山塊前衛。今回は、権現山に出かけました。
村松公園の先から見る権現山(左)。右は雷山。
権現山は、雪崩にあった主人を二度までも助けた「忠犬タマ公」の活躍舞台として知られています。村松公園にも、銅像が置かれています。なお、右の石碑の字は、小泉元首相によるもの。
「忠犬タマ公」の銅像は、五か所にあるようで、新潟駅にもありますので、目にした人もいることでしょう。
登り口の中川原集落入口の中河原橋のたもとにも「忠犬タマ公」の謂れを書いた説明板があります。
中河原橋から見た権現山。中央奥が山頂です。紅葉の盛りになっているようです。
橋を渡って中川原集落に入ると、権現山への標識があるので、これに従って、民家の前庭を抜けるように進みます。
ひと登りした杉林から沢を渡って左岸に移り、沢沿いの登りが続きます。右の枝沢に入り、ナメ状の沢を数メートル上がると、沢から離れて雑木林の中の登りになります。
冬にこの登山道をたどるのはかなり難しかったですが、今の季節は、問題なく歩けます。
傾斜が緩んで、カール状の地形に出る手前で、大岩があり、「駒投げ岩」と書かれた標識が置かれていました。その先にも同じような岩があります。
右手に、岩峰が見えてきます。地図では、この岩峰を越すように破線が引かれていますが、裾を巻くように進んで、尾根の上に出ます。
岩峰も紅葉に彩られていました。
尾根の上に出ると、周囲の木立は紅葉に染まっていました。
岩峰を振り返ったところ。背後は、菅名山塊。
標高の低いピークながら、岩壁を持っているところは、川内山塊の片鱗を見せています。
途中で、上杉川方面から送電線の巡視路が合わさります。少し下りると、白山の眺めが広がります。
毛石山と粟ヶ岳の眺めも。
送電線分岐から先は、送電線の巡視路として整備されているため、これまで以上のしっかりした道になります。
振り返ると、新潟平野の眺めが広がっていました。
権現山の山頂の南には、送電線の大鉄塔が立ち、遠くからも目だっています。下山は、この鉄塔に向かいます。
ひと際赤い紅葉。
兎平と菅名山塊が正面に向かい合っています。
二度ほど山頂到着かとだまされた後に、権現山の山頂に到着します。
地図にも神社マークが描かれていますが、このような石灯篭のようなものです。
山頂は展望がないため、鉄塔に向かって下ります。
しっかりした道が通じており、落ち葉を踏みながら下ります。
鉄塔の下は、川内山塊の展望台になっています。木六山からグシノ峰と周回するコースが眼前に広がっています。その奥には、銀次郎山、銀太郎山、五剣谷岳と連なり、青里山の山頂が頭をのぞかせていました。
また毛石山と右奥には粟ヶ岳の山頂を望むことができました。
白山も目の前に大きく広がっていました。
権現山に登っても、この展望を味わっていない人がほとんどと思いますが、もったいない。
鉄塔からは、そのまま巡視路を下ります。周囲の木立は美しい紅葉を見せていました。
紅葉に彩られたスラブ。
日本平山の山頂も見えています。
最後は、悪場峠へ通じる林道哺土原線に出ます。ここから中河原橋までは、1時間ほどの歩きになりますが、川内山塊の眺めを長く楽しんだので我慢することにしましょう。
この周回コースは、川内山塊の展望コースとして、晩秋のお勧めです。
村松公園の先から見る権現山(左)。右は雷山。
権現山は、雪崩にあった主人を二度までも助けた「忠犬タマ公」の活躍舞台として知られています。村松公園にも、銅像が置かれています。なお、右の石碑の字は、小泉元首相によるもの。
「忠犬タマ公」の銅像は、五か所にあるようで、新潟駅にもありますので、目にした人もいることでしょう。
登り口の中川原集落入口の中河原橋のたもとにも「忠犬タマ公」の謂れを書いた説明板があります。
中河原橋から見た権現山。中央奥が山頂です。紅葉の盛りになっているようです。
橋を渡って中川原集落に入ると、権現山への標識があるので、これに従って、民家の前庭を抜けるように進みます。
ひと登りした杉林から沢を渡って左岸に移り、沢沿いの登りが続きます。右の枝沢に入り、ナメ状の沢を数メートル上がると、沢から離れて雑木林の中の登りになります。
冬にこの登山道をたどるのはかなり難しかったですが、今の季節は、問題なく歩けます。
傾斜が緩んで、カール状の地形に出る手前で、大岩があり、「駒投げ岩」と書かれた標識が置かれていました。その先にも同じような岩があります。
右手に、岩峰が見えてきます。地図では、この岩峰を越すように破線が引かれていますが、裾を巻くように進んで、尾根の上に出ます。
岩峰も紅葉に彩られていました。
尾根の上に出ると、周囲の木立は紅葉に染まっていました。
岩峰を振り返ったところ。背後は、菅名山塊。
標高の低いピークながら、岩壁を持っているところは、川内山塊の片鱗を見せています。
途中で、上杉川方面から送電線の巡視路が合わさります。少し下りると、白山の眺めが広がります。
毛石山と粟ヶ岳の眺めも。
送電線分岐から先は、送電線の巡視路として整備されているため、これまで以上のしっかりした道になります。
振り返ると、新潟平野の眺めが広がっていました。
権現山の山頂の南には、送電線の大鉄塔が立ち、遠くからも目だっています。下山は、この鉄塔に向かいます。
ひと際赤い紅葉。
兎平と菅名山塊が正面に向かい合っています。
二度ほど山頂到着かとだまされた後に、権現山の山頂に到着します。
地図にも神社マークが描かれていますが、このような石灯篭のようなものです。
山頂は展望がないため、鉄塔に向かって下ります。
しっかりした道が通じており、落ち葉を踏みながら下ります。
鉄塔の下は、川内山塊の展望台になっています。木六山からグシノ峰と周回するコースが眼前に広がっています。その奥には、銀次郎山、銀太郎山、五剣谷岳と連なり、青里山の山頂が頭をのぞかせていました。
また毛石山と右奥には粟ヶ岳の山頂を望むことができました。
白山も目の前に大きく広がっていました。
権現山に登っても、この展望を味わっていない人がほとんどと思いますが、もったいない。
鉄塔からは、そのまま巡視路を下ります。周囲の木立は美しい紅葉を見せていました。
紅葉に彩られたスラブ。
日本平山の山頂も見えています。
最後は、悪場峠へ通じる林道哺土原線に出ます。ここから中河原橋までは、1時間ほどの歩きになりますが、川内山塊の眺めを長く楽しんだので我慢することにしましょう。
この周回コースは、川内山塊の展望コースとして、晩秋のお勧めです。