さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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二股山 (2008.4.19.)

2008年04月23日 | 登山
この週末は、新潟の雪山でテント泊をという計画を立てていたのですが、あいにくの天気予報が出てしまいました。日曜日は回復しそうということですが、土曜日に雨の中をテントをかついて登るのもいやだし、なにしろ展望ピークなので、ガスの中を登っても仕方がないということで、計画変更になりました。

日曜日は、石原夫妻のスノーシューの使いはじめに付き合って、尾瀬のアヤメ平。土曜日は、テントミータカさんの情報により、ヒカゲツツジを見に、栃木県鹿沼近くの二股山を登ることにしました。

石原さんのホームページ
テントミータカさんのホームページ

目標の岩の下バス停を目指すと、二股山の登山標識があり、林道入口に空き地があったので、ここから歩き出すことにしました。



林道は、車でも進むことのできる状態でしたが、その途中、ニリンソウやスミレ類も多く見かけたので、のんびり歩く方が良いでしょう。

林道終点は、伐採のための作業場であったのか、広場になっており、かたわらに案内図が置かれていました。



この案内図ですが、印刷してきた地形図と見比べた時、どう歩くのか、判りにくいところがありました。正面の沢沿いに進み、帰りは伐採地の上の尾根を下っていくのだろうと見当ををつけました。



沢沿いに進むと、杉林の中のつづら折りの登りが始まりましたが、この入口にはNHKという標識が置かれていました。



つづら折りの登りを続け、尾根の上に出ると、ひと登りでNHKの中継基地が現れました。ここでひと休みと思いましたが、先をうかがうと、北峰の山頂はすぐそこでした。



二股山の山頂には祠が置かれていました。



目の前には、南峰がそそり立っていました。鞍部には、岩場に注意すれば下れそうでしたが、安全を考えて手前の迂回路を使うことにしました。



眼下には、関東平野の眺めが広がっていました。曇り空で遠くは霞んでいました。



ヒカゲツツジにも出会うことができました。



ひと休みの後に、南峰へ。迂回路の入口は、すぐ手前でした。



少し下ったところに、下山に使う迂回路の案内標識が置かれていました。



鞍部に到着してみると、南峰へは急登になっていました。写真では、急な感じが出ておりません。もっとも、登り始めてみると、足場もしっかりしており、そう難しい登りではありませんでした。



南峰一帯は、ヒカゲツツジの花に彩られていました。



また、アカヤシオの花も咲いていました。



南峰は台地状になっており、木に山頂標識が取り付けられていました。



男体山をはじめとする日光の山をのぞむこともできました。



尾根沿いに少し下ると、祠が置かれていました。その背後には植木のように形の整ったヒカゲツツジの木が花を付けていました。



前日からの強風のために痛んだ花もありましたが、きれいなヒカゲツツジの花も多く残されていました。



南峰を注意して下った後に、迂回路に進みました。木にビニールテープが沢山結んであるのは、林道用のものではなく、登山道の印のようです。途中右手の尾根に進む必要があるため、この矢印を見落とさないように注意が必要です。

最後は、伐採地の駐車場に出て、周回は完了。

ヒカゲツツジ見物はできたわけですが、その他の花も楽しむことができました。



エイザンスミレ



タチツボスミレ



アカネスミレ



小さいのでニョイスミレでしょうか。

雨にもあわず、花を楽しみながら歩くことができました。
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