さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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稲包山 (2008.9.29.)

2008年10月03日 | 登山
この週末は、紅葉も盛りになっていると思います。秋山をお楽しみください。

錫ヶ岳の翌日は、谷川連峰の稲包山を登りました。

稲包山は、群馬県側の四万温泉か法師温泉手前の赤沢スキー場から登るのが一般的ですが、新潟県側の三国スキー場登山口からだと、比較的短時間で登る事ができます。

苗場スキー場の奥にある三国スキー場は、休業中でしたが、現地に到着してみると、廃業になって施設の撤去が行われていました。

ゲレンデの奥から、登山道が始まっています。



未完成の国道353号線ですが、この道が山越えをすることはないでしょう。



林道跡を歩いていくと、沢の徒渉点に出ます。ここには、丸木橋という標識が置かれているものの、流されてしまっており、徒渉となります。水量は少ないので、飛び石伝いに渡れます。



沢を渡ると、急登が始まりますが、じきに緩やかな尾根の登りになります。県境稜線が近づくと、ブナ林が広がります。小ピークを左に巻くと、県境稜線に出ます。



僅かに下っていくと、三坂峠に出ます。三国峠よりも古く、小林一茶も歩いて越したといわれています。群馬県側に旧街道の痕跡のようなものは見当たりません。



この後は、稜線沿いの歩きになります。



登りついたピークは、西稲包山と呼ばれています。この西稲包山の下りから次の小ピークの小稲包山の山は、笹薮が深い状態でした。その他の区間は、最近刈り払いが行われたようで、歩きやすくなっていました。

毎年刈り払いが行われているわけではないようなので、今年は、このコースを歩くねらい目です。



紅葉の盛りは、これからですが、ナナカマドやウルシの葉が赤く染まっていました。



三国峠への縦走路から分かれて、稲包山の山頂をめざします。



流れるガスの中、色づいた葉が、印象的でした。



稲包山の山頂。祠も置かれて、信仰の山になっています。登山者もそれなりにいる山ですが、平日とあって誰もいませんでした。

この日は、ガスがかかって展望は閉ざされていましたが、展望の山なので、晴れた日にどうぞ。
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