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さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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三峰山 (2008.2.29.)

2008年03月05日 | 登山
セツブンソウ見物のために、北関東に出かけることになり、あわせて周辺の山を登ることになりました。

初日は、セツブンソウ自生地の星野「四季の里」を山裾に持つ三峰山を登ることにしました。

栃木ICで高速を下りて山のほうに進むと、ドーム型の三峰山が見えてきました。この姿のために、鍋山とも呼ばれるようです。



登山口は、四季の里を過ぎてすぐの御嶽山神社になります。左手の空き地が登山者用の駐車場になります。



境内に進み、本殿の手前で鳥居をくぐり山に向かいます。



ひと登りで、祖霊殿に出ます。御嶽山信仰の山ということですが、信仰は今でも盛んなようです。



杉林の中を沢沿いに登っていくと、清滝不動に出ます。水はちょろちょろで、樋からかろうじて落ちている状態でした。



その先は、無数の石の祠が並ぶ石段状の急坂が続きました。



御嶽山大神御岩戸の下に出たところで右にひと登りすると、尾根の乗り越し部となって、日光連山の眺めが広がりました。もっとも、ここは、足元が切り落ちているので、短い距離ですが、注意が必要です。



谷が広がるようになってからひと登りすると、稜線上に出ました。日陰には、残雪も現れました。この分岐を右に曲がって、まずは奥の院に向かいました。



小ピークを巻いて僅かに下っていくと、奥の院に到着しました。



三体の像が並んでいました。名前はとりあえず省略。



日光連山の眺めを楽しみにしていたのですが、木立に邪魔されていました。




分岐に戻り、三峰山の山頂をめざしました。僅か先で、砕石所の立ち入り禁止の看板とロープが現れました。この先は、山頂までロープが続くことになりました。



下山路が分かれる鞍部からひと登りすると、三峰山の山頂に到着しました。山頂は、笹薮に囲まれた小広場になっていました。ひとグループが軽アイゼンを履いてすれ違いに下っていきました。



踏み跡を先に進むと、日光連山の遮るもののない展望が広がりました。



ただ、この展望は、足元に広がった砕石場のおかげでもあり、ちょっと残念であります。



スパイク長靴を履いていたため、三峰山からの下りは、薮歩きもまじえて問題はなかったのですが、鞍部分岐からの急坂は、短い距離でしたが、足場を選ぶのに苦労しました。足場を置く窪地に限って、氷が付いていました。登山靴だったら、ワンポイントの軽アイゼンが必要だったと思います。倶利伽羅不動尊まで下ると、傾斜は緩やかになりました。



浅間大神を過ぎると、やがて林道に出て、最後は駐車場の脇に下り立ちました。

これでこの日の課題の山歩きは終えることができ、セツブンソウ見物に向かうことになりました。
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