さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ウシュマル遺跡 その2

2017年07月03日 | 海外旅行
尼僧院から、マヤアーチを抜けて大ピラミッドに向かいました。



尼僧院と大ピラミッドの間の窪地に下りると、球戯場が設けられていました。



壁にもゴールの輪が取り付けられていました。



木立の間を抜けていくと、鳩の家が見えてきました。鳩の巣のような窪みが設けられていることから名前が付けられていますが、壁しか残っていません。



大ピラミッドの下にやってきました。大ピラミッドは、底辺80m、高さ30mの大きさがありますが、正面のみが修復されて、東西、南面は未修復のままになっています。

かなりの傾斜で、慎重に登りました。



ひと汗かいて、ピラミッドの頂上に上がりました。心地よい風が吹き抜けていました。



ピラミッドの頂上には神殿が設けられています。



壁にコンゴウインコのレリーフがめ込まれていることから、「コンゴウインコの神殿」と呼ばれています。



中には、逆さまになったものもありました。修復が適当だったのか、オリジナルのままなのかは判りません。



大ピラミッドの魅力は、ここからの眺めです。尼僧院と魔法使いのピラミッドの眺めが広がっていました。



ウシュマル遺跡の周囲はジャングルで、唯一見えている建物は、昼食をとったホテルです。



鳩の家を見下ろすことができました。壁だけが、密林から飛び出ています。



展望を楽しんだら、急な階段を下ります。



半身になって、手をつきながら下る必要があります。



つついて提督の宮殿。総督の宮殿は長さ約100mの大きな建物で、細長い基壇上に築かれています。貴族の住居、あるいは行政府であったといわれていますが、はっきりしてはいません。



提督の宮殿の前庭には、方形の基壇が設けられ、上には双頭のジャガーが彫られた玉座が置かれていました。



二つの頭は、人と神、政治と祭事の二面性を表すとのこと。



広場には、男根を現した石柱も置かれていました。



提督の宮殿の壁は、細かい模様で飾られています。

尼僧院の東の建造物で見られたのと同様の、双頭の蛇が8匹台形状に並べられ、その中央に立派な頭飾りを つけたウシュマルの支配者の彫刻が置かれています。また、チャーク像が上部に並んでいます。



提督の宮殿の壁面装飾は、プーク様式の傑作と言われています



提督の宮殿前の広場からは、魔法使いのピラミッドを良く眺めることができました。



基壇の上からは、さらに展望が広がりました。左は尼僧院。



魔法使いのピラミッドは、美しく、神秘的な力を秘めているように感じられました。



提督の宮殿を振り返ったところ。



提督の宮殿の北西部にあるこの建物は亀の館と呼ばれています。



名前は、亀の彫刻が取り付けられていることに由来します。



入口に戻っていくと、マヤの人々にとって世界樹として聖なる木とされてきたセイバの木がありました。



魔法使いのピラミッドを回って、入口に戻りました。ウシュマル遺跡の魔法使いのピラミッドは、形の美しさで、特に印象に残りました。



ウシュマル遺跡の入口には土産物屋が並んでおり、土産物を買うことができました。

マヤパン、カバー、ウシュマルといった三つのマヤ遺跡の見学を終えて、メリダに戻りました。

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