さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 インレー湖 その4

2013年02月04日 | 海外旅行
インレー湖の観光として、ファウンドーウー・パヤーを訪れました。

この寺院は岸辺にあって、船で乗り付けることができます。



田舎にあるにもかかわらず、立派な寺院です。



黄金に輝く五つのお団子が、この寺院のご本尊です。



元は普通の仏像であったものが、信者が金箔を張り続けたため、このような形になりました。



寺院の中で金箔を売っていたので、金箔張りを行ってみました。

金箔は、10枚入りで300円ほどしました。ミャンマーの人にとっては、1000円ほどの感覚でしょうか。



写真撮影のために、ガイドさんに張ってもらいました。

金箔は二枚の紙の間に挟まれています。一枚をはがしてから、紙越しに押さえて金箔を圧接します。金箔は息で吹き飛ぶほどの薄さのため、慎重に扱う必要があります。



2001年9月1日に撮影された古い写真が展示されていました。12年の間に形は大きく変わっています。

金箔の厚さは、約0.0001ミリメートルですので、1万枚で1ミリになります。手で圧接しただけなので内部の巣はかなり多くなると思いますが、10センチの厚さとなるには、単純に考えると100万枚ということになります。



ファウンドーウー・パヤーの本堂の外に、伝説の鳥カラウェイを模した船が保管されていました。



毎年9月から10月にかけて行われるファウンドーウー祭りの際に、このカラウェイを模した船がひきだされて湖上を巡航します。





再び船に乗って、ファウンドーウー・パヤーを後にしました。



湖畔に仏塔群が現れました。



村の雑貨屋。



湖上には、水耕栽培の畑が浮かんでいます。これはトマト。



この日の観光の最後に、湖上に建つカーペー僧院を訪れました。



1844年に建てられた木造の僧院で、内部にはシャン、チベット、バガン、インワの各スタイルの仏像が展示されています。仏像は、シャン様式の立派な仏壇の中に収められています。





ムッチリとした体型が特徴的なシャン様式の仏像。









沢山の仏像が納められていましたが、この僧院には、沢山のネコがおり、そちらの撮影の方に熱が入ってしまいました。

この僧院は、僧侶が持つ輪をネコがくぐる「ジャンピング・キャット」で有名でしたが、2012年5月にこの僧侶が亡くなってしまったことにより、ネコは芸を見せることもなくなって、昼寝をしていました。

ネコ写真については、別項目にて。
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