5日の新潟日報の夕刊で、4日の夕方に猿毛岳に登った人が、道に迷ったという連絡の後に、下山しないという記事がのりました。
今日の吹雪をついての捜索でも発見できなかったようです。
猿毛岳の山頂から先に進んでスキー場跡に下るコースは、夏道をたどることは難しいので、遭難したのはその付近のように思われます。
猿毛岳にはスノーシュー歩きのためにたびたび登っており、GPSでコースを記録していますので、今後の捜索の助けになるかもしれないので、歩いた軌跡を掲載します。
2008年1月26日と2010年1月16日の二回歩いた軌跡がのっています。
いくつかのポイントが問題になります。
・見晴らしのポイントで、コースはヘアピン状に曲がります。1月16日の状態では標識が頭を出していました。直進する可能性もあるでしょう。
・見晴らしから先は、杉林のトラバースになります。完全な夏道のトレースは難しく、二回とも歩いた軌跡は少しずれています。
・スキー場跡からは、谷間の道を歩くのが早いのですが、1月16日の段階では、どこが道の入り口かわかりませんでした。そのためもあって、旧車道を通って下山しています。
・スキー場跡方面には、少々ルートを外しても、最後には谷間に出ることになります。また、作業小屋やロッジの廃墟もあって、雪や風を避けることもできます。道に迷ったことから山頂に引き返し、その途中で気もあせり、長谷方面に雪庇を踏み外したという可能性はないでしょうか。
ご無事をお祈りいたします。
今日の吹雪をついての捜索でも発見できなかったようです。
猿毛岳の山頂から先に進んでスキー場跡に下るコースは、夏道をたどることは難しいので、遭難したのはその付近のように思われます。
猿毛岳にはスノーシュー歩きのためにたびたび登っており、GPSでコースを記録していますので、今後の捜索の助けになるかもしれないので、歩いた軌跡を掲載します。
2008年1月26日と2010年1月16日の二回歩いた軌跡がのっています。
いくつかのポイントが問題になります。
・見晴らしのポイントで、コースはヘアピン状に曲がります。1月16日の状態では標識が頭を出していました。直進する可能性もあるでしょう。
・見晴らしから先は、杉林のトラバースになります。完全な夏道のトレースは難しく、二回とも歩いた軌跡は少しずれています。
・スキー場跡からは、谷間の道を歩くのが早いのですが、1月16日の段階では、どこが道の入り口かわかりませんでした。そのためもあって、旧車道を通って下山しています。
・スキー場跡方面には、少々ルートを外しても、最後には谷間に出ることになります。また、作業小屋やロッジの廃墟もあって、雪や風を避けることもできます。道に迷ったことから山頂に引き返し、その途中で気もあせり、長谷方面に雪庇を踏み外したという可能性はないでしょうか。
ご無事をお祈りいたします。