さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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2007年12月12日 | 音楽
私のクラシック音楽CDコレクションは、棚に入りきらずに、ダンボール箱に押し込んでいる状態である。それでも聞いたことの無い曲はまだまだ多い。

少し前に、自宅近くに市立図書館が新しくオープンした。のぞいてみると、CDやDVDも置いてあり、貸し出しも行っていた。

自宅のコレクションで聞きたいものはひと通り揃ってはいるとはいっても、曲目がある程度そろうと、演奏家の違いが興味の対象になる。その点からも、別なコレクションを借りられるのはありがたい。

ただ、図書館のコレクションは、どういった方針で集めたものか見当がつかない。学校の音楽鑑賞用の曲目が並んでいるなら話も判るのだが、ヘンデルやプロコフィエフのオペラが何点もあるのは首をかしげてしまう。自腹では買いたくはないが、ちょっと興味があって聞いてみたいという曲が多い。

その例が、アマデウスでおなじみになったサリエリのオペラアリア集。興味を持って借りて聞いてみたが、バルトリの歌声をもってしてもつまらなかった。

聞いたことがないあなと思って、それほどの期待感も無く借りて聞いた、イル・ジャルディーノ・アルモニコのヴィヴァルディ・室内協奏曲集。これにはぶっとんだ。過激な古楽演奏家ということは聞いていたが、スリリングともいえる演奏である。中でも、ラ・フォリアは、くせにもなりそうな演奏である。イムジチもイタリア合奏団もさようなら。今年聞いた曲のベストCDといっても良い。おかげで、イル・ジャルディーノ・アルモニコのボックスセットを注文することになった。

私のコレクションの補完計画のために、図書館通いは続きそうである。
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