さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 グラナダ その3

2013年08月26日 | 海外旅行
旅の五日目は、スペイン旅行のハイライトともいえるアルハンブラ宮殿の見学になりました。一度訪れているものの、昔は下から歩いて登ってきたものが、今回は丘の上の駐車場までバスが入って入場口が違っていたため、宮殿の配置が頭の中で混乱してしまいました。

まずは、ヘネラリフェから見学することになりました。ヘネラリフェは、アルハンブル宮殿の北側にあるムハンマド3世(1302年-1309年)の時代に建設された。ナスル朝時代の夏の別荘です。

奥にあるヘネラリフェ宮殿に続く道沿いは庭園になっています。



谷を挟んだ向かいには、アルハンブラ宮殿が広がっています。



通路脇の庭園には噴水と池が設けられています。



敷石も小石で模様が描かれています。



ヘネラリフェの庭園には、花が咲き乱れていました。



グラナダは、高温・乾燥地帯にあるので、これらの花は別天地といった感じを起こさせます。

アルハンブラ宮殿自体丘の上にあって、朝方にバスを降りた時は肌寒く感じるほどでした。



糸杉の回廊を抜けてヘネラリフェ宮殿に向かいます。



ヘネラリフェ宮殿の入り口。



内部に入ると、アセキアの中庭が現れます。



細長い池の池を囲むように、噴水、花壇、柱廊が設けられています。



柱廊には、イスラム建築らしく透かし彫りが施されています。





池の反対側から見たアセキアの中庭。



前回は、宮殿を見た後の昼にヘネラリフェにやってきたため、猛烈な暑さの中でこの噴水のたてる音が喉の渇きを一層増してきました。この水は、シエラ・ネバダ山脈の雪解け水を利用したものと言われています。昔の地球の歩き方は読者の投稿情報からなりたっていましたが、その中には、「喉の渇きに耐えられず、この噴水の水を飲んで、下痢をした。」というものがありました。



宮殿の内部もアラベスク模様の飾りが施されています。



馬蹄形の窓からは、サクラモンテの丘を望むことができました。



白い壁の街並みが広がっています。



丘の上に向かって城壁が延びていました。アルハンブラ宮殿の周囲の丘は、出城の役割りをする要塞になっており、グラナダ陥落の際にも、アルバイシンの坂を血が流れ落ちるほどの市街戦が行われたようです。



中庭の噴水。アセキアの中庭とは違った趣があります。



ヘネラリフェの見学を終えてアルハンブラ宮殿に向かいました。
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