さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
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旭岳(赤崩山) (2008.10.13.)

2008年10月24日 | 登山
この週末の天気は悪そうですね。山の紅葉も、木枯らしでちってしまうかもしれませんね。すでにこの風景は来年までお預けのようですが、参考まで。

黒男山を登り終え、本命の旭岳を目指すため、再び甲子温泉に戻りました。

温泉に入り、早めの夕食をとったため、夕方になっていましたが、芦ノ牧温泉近くで大渋滞にあってしました。この渋滞は、会津下郷の甲子トンネル分岐まで続きました。渋滞の原因の主な原因は、途中の大内宿分岐の交差点だったようです。

再び甲子温泉脇の駐車場で夜を過ごしました。

翌朝は、期待通りの晴天になりました。

事前の情報の入手が悪かったのか、登山口の大丸温泉は建て替えのため、営業中止状態でした。



しばらくは、つづら折りの登りが続きます。急斜面ですが、勾配は緩いため、体力的には楽でした。



猿ヶ鼻まで登ると、傾斜も緩やかになって、楽になりました。周辺の木立ちも色づいてきました。



紅葉の期待も高まります。



甲子峠からの道を合わせて、ひと頑張りすると甲子山に到着します。

今日の目標の旭岳が、目の前にそそり立っています。良く見ると、尾根沿いに続く登山道が見えています。旭岳は、公式には登山道の無い山ですが、本格的な藪こぎにはならないようです。



振り返ると、大白森山が大きく広がっていました。



山頂から少し下った露岩のテラスからは、旭岳のさえぎるもののない眺めが広がっていました。甲子山までの人も、展望を楽しむために、ここまで進むのをお勧めします。



一旦下ると、ブナ林の中に、新道と旧道の分岐があります。ここは、とおせんぼのテープを無視して旧道に進みます。



水場入口を過ぎて登りに転じると、ロープの下がった急斜面が現れます。泥斜面で足場が悪く、ロープの助けも借りて通過することになります。



さらに崩壊地の脇を通過すると、旭岳の入口に出ます。この先の旧道は完全に藪に覆われていましたが、旭岳方面は、はっきりした道ができていました。すぐ先で二股となり、高みを目指して尾根を直進します。



急な登りが始まり、途中でようやくひと息いれてカメラを出して撮影したところ。



背後には、大白森山と小白森山が並んで見えています。



途中の笹原も、丈は短く、踏み跡もしっかりしているので問題はありませんでした。草付きの急斜面は滑りやすく、捕まる木立ちも少なかったですが、ロープも下がっており、助けになりました。新しく開かれた登山道といったレベルです。

山頂手前から見た那須連峰の主峰の三本槍岳。とがった頭が見えているのは、朝日岳でしょうか。



坊主沼を見下ろしたところ。脇の避難小屋は、建て替え工事中とのこと。工事の音が山頂にまで届いていました。



急勾配の登りに、岩場の通貨もある険しい道でしたが、旭岳の山頂に到着することができました。



山頂から、甲子山や、大白森山、小白森山を眺めたところ。



大白森山の左には、二岐山も見えていました。



藪越しに流石山から三倉山にかけての裏那須をみたところ。



旭岳登頂の目的は果たしたので、紅葉を眺めながら下山することにしました。



昨日の強風にもかかわらず、谷間には盛りの紅葉が広がっていました。



暗部のブナ林まで戻れば、あとは問題は無く、緊張もほぐれました。



紅葉の写真を撮りながらの歩きになりました。









甲子山下のテラスまで登り返してから昼食にしました。先ほどまでいた山頂を、登りの時とは違った感じで見ることになりました。



谷間の紅葉も輝いていました。



まさに錦秋といった眺めです。





眺めを楽しんでから、すぐ上の甲子山に登り返すと、山頂広場は登山者でうまっていました。



甲子山は、そのまま通過しました。尾根沿いも美し紅葉風景が広がっていました。





登りの時に気がついたのですが、甲子温泉からの登山道は、甲子トンネル脇をかすめており、トンネル入り口の駐車場に踏み跡が続いていました。帰りは、甲子トンネル出口に出てみました。




車道を歩いて、次のトンネル入り口から分かれる車道に進めば、谷底にある登山口に戻ることができます。

登山口の大丸温泉から歩かなくともよい人には、甲子トンネル入口からとりつけば、往復で30分ほどの短縮になると思います。

昨日の渋滞にこりて、早めに帰宅することにしました。三日間、それぞれ異なる山を楽しむことができました。

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