さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 バンフ その3

2014年10月17日 | 海外旅行
トンネル・マウンテン登山を終えて、バンフの街中に戻ってきました。

バンフでは、もう一か所どうしても見たい所が残っていました。それは、マリリンモンロー主演の「帰らざる河」のロケ地になったボウ滝です。



街を眺めながらボウ川に向かいました。



どこか、スイスの山岳リゾート地といった雰囲気があります。



ボウ川にかかる橋に出ると、ランドル山の眺めが広がりました。



橋のたもとにはカスケード公園があり、ゴシック様式の公園管理事務所が見えています。



川岸の遊歩道を歩いていきます。



緩やかだった側の流れに白波が立ってきました。



遊歩道は、川岸の高台に登ってから下るように続いていました。階段の登り下りは、歩き疲れた足に辛いものでした。



見下ろすボウ川は、急流に変わってきました。





いよいよ滝の落ち口が見えてきました。



滝を上から眺めたところ。



帰りの登り返しが気になる階段を下っていくと、滝の下流に出ました。

高さ9.1m、30.5mで、想像していたよりもこじんまりとした滝でした。



ただ7月ということでか水量は豊富で、水音は大きく響いていました。



滝の下流で、ボウ川は再び穏やかな流れに戻りました。

このボウ滝は、やはり映画「帰らざる河」を見ていないと、面白さも半減といったところでしょうね。

それでは、映画でのボウ滝の場面を見てみましょう。



川下りの途中、インディアンに見つかって襲われます。



インディアンの襲撃から逃れたと思うと、川は急流に変わってしまいます。



必死に櫂をあやつるロバート・ミッチャム。



急流に翻弄される筏。



ロバートミッチャムが筏から落ちてしまい、必死に櫂を操るマリリン・モンロー。



そして滝への落下。



なんとか滝を乗り切って、川下りを続けます。

この場面を考えると、ボウ滝は場面に良く合っていると思います。これ以上の大滝だと、インディ・ジョーンズの世界になってしまいます。



街にたどり着き、酒場の歌い手に戻ったマリリン・モンローが歌うのは、主題歌の「帰らざる河」。

この映画のマリリンモンローは実に魅力的ですね。

映画は、「帰らざる河」の男性による歌声によって終わります。



坂を登り返して、再びバンフの街に戻ってきました。今度は、歩行者専用の橋を渡ることにしました。



橋の上から、ランドル山の美しい姿を眺めました。



バンフのメインストリートに戻ってきました。



この日の夕食は、個人でとることになっていました。バスの中で現地ガイドが、レストランのクーポン発行や予約の世話をしてくれていましたが、歩いた後の時間が不明であったので、その時になってから考えることにしました。

1日の歩きで体力も限界に達しており、レストランで食事する気力は残っていませんでした。テイクアウトできるもの調達してホテルに戻り、シャワーを浴びてさっぱりしてから食事をすることにしました。

マクドナルドがありましたが、目的は、その左にある「茶屋」です。気軽に入れる日本食堂で、テイクアウトも行っています。かつ丼を調達しました。



なお、ここのマクドナルドのマークには、カナダ国旗の赤いカエデが加えられています。



カスケード山を眺めながらホテルに戻りました。



夕食時とあって、街は賑わっていました。



ランドル山も赤く染まってきました。

明日は、バンフを離れてナイアガラ・フォールズに向かうので、カナディアン・ロッキー観光もこれで終わりになりました。

カナディアン・ロッキーは、ヨーロッパアルプスやヒマラヤとも違った魅力を持っていました。再び訪れる機会があるのならば、バンフを基地にして、トレッキング三昧といきたいですね。
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