さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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放山から空沢山 (2010.5.15.)

2010年05月21日 | 登山
放山と空沢山は、火打山から北に延びる稜線の末端部近くに位置する山です。シャルマン火打スキー場から登りました。

シャルマン火打スキー場は、海岸部からそれほど離れていませんが、5月中旬にもかかわらず積雪が多く、営業を終わったゲレンデにも雪がたっぷり残っていました。



快晴の朝になり、権現岳が朝日に輝いていました。



スキーの滑走も可能な雪原が広がっていました。



1時間25分かかって、ゲレンデの上に到着。

レストハウスの右脇から登山道が始まっています。放山までは登山道が整備されていますが、歩いたという話はめったに聞きません。山スキヤーの方が良く登っているようです。



尾根沿いの登山道が現れていたので、しばらくは登山道歩きが続きました。山頂からの火打山や焼山の展望が期待できるようです。



ブナ林の広がる雪原の幟が続くようになります。



急な尾根が現れますが、この上が山頂です。雪の状態によっては、尾根の下を迂回して、北東尾根に回り込んでから登っても良いでしょう。



放山山頂。山頂標識が現れていました。



放山山頂からは、火打山と焼山の大展望が広がっています。



焼山のアップ。



放山まででも楽しめますが、今日の目的は空沢山です。中央の台地状の山頂を持つのが、空沢山です。幅広の雪堤を辿って先に進みます。



途中で、藪が出ていました。尾根は灌木につるがからまって、一歩進むのも大変な状態でした。尾根の下の雪原を迂回してから尾根上に戻り、ヤブコギを少し行うと、再び雪原歩きが続くようになりました。結局、ここが一番の難所でした。

写真は、帰りにとったものです。



空沢山も近付いてきました。藪が出ている所もありますが、山頂までは雪原を辿ることができるようです。



雪原の登りが長く通期ました。



空沢が右に沿うようになると、山頂は近くになります。右上に見えるのが山頂です。



空沢山の山頂までは、もう一息。



三角点のある場所は藪がでていて展望が損なわれていたため、西側の小ピークに回り込みました。

ここからは、焼山の遮るもののない展望が広がっていました。

焼山への登山道も通っている焼山北方台地を見下ろすことができます。





焼山山頂からの噴気も眺めることができました。



こちらは、火打山。



山頂のアップ。



高松山と昼闇山



阿弥陀山



空沢山から火打山へと尾根は伸びていますが、それを登るのは難しそうです。



展望を楽しんだら、放山へ引き返します。



放山まで戻ると、日本海も見えていました。

これで、今シーズンの雪山も終わりになったようです。
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