おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

地下鉄サリン事件 少し早かったら

2019-03-20 17:30:16 | 日記

【今日の 24年前のこと】

24年前のこの日、ワシは新幹線に乗っていた。

静岡発9時18分の確かこだま号(当時はひかりは静岡駅には止まらなかったんでないかなあ)。

手帳に「9:18新幹線すいている」と記入がある。

下は1995年3月20日(月曜日)の週のワシの手帳

左には「東京 〇大学書類提出」が。その下に「〃不動産契約」と記載がある。

右には「9:18新幹線すいている」 の文字

長男の大学入学が決まり、その大学に書類の提出と、合わせて、下宿する不動産の契約を取り交わすために

ワシは単身で上京したのであった。

当時のワシは新幹線出張には必ず車内でラジオを聴くことにしていた。

この日もイヤホンを耳に差し込んでNHKラジオを聞いていたのだ。

新横浜にもう少しというところでNHK臨時ニュースが入った。

「東京の地下鉄の数箇所で事故があった模様」だという。

「詳細は不明だが地下鉄各ラインが止まっていて各駅は常になく混乱をしている」という

何だなんだ?なにがあった?

 

ワシの予定は、東京駅で新幹線を降り(全員降りる)地下鉄東西線を大手町から乗って早稲田までということであったが

大手町駅に入れない。駅は警官であふれていた(記憶)

ワシのこの後の行動がどのようにしたのか思い出せないが、山手線内回りで高田馬場まで行って後は徒歩だったのかと思う。

ラジオの情報では何か大変なことが起きて、そのため地下鉄はほとんどの駅で止まってしまっているという。

後でニュースで知ったが歴史に残る大変なテロ、しかもこれまでに無かった無差別化学テロであった。

もう少しワシが早く家をでて(一番の新幹線に乗って)地下鉄の大手町駅に着いているか、地下鉄電車に乗っていたら、と

思うとぞっとした。

この日はワシは午後に恵比寿駅に(たぶん山手線)行ったが(車のプラモ専門店)、地下鉄の恵比寿駅も警官がバリケードしていて物々しい雰囲気であった

以下は蛇足だが・・・・

上の手帳の写真は同じ週の26日(日曜日)「神戸With息子の名前」が記されている。

当時中学2年生の下の息子に阪神淡路大震災の現場を見せたいと思い、

日帰りで神戸市三宮(途中からバスと徒歩)まで地震災害の様子を見に行っている。

これは怖かったです。地元民に襲われる感じがしていました。物見遊山ではないけれど、そう思われることもあるかなあ。

武術を何にも知らないワシがどのようにして中学生の息子を守れるか。

無事に家まで帰ってこられて良かった。今でもそう思う。

これで思い出したが、大学受験の先の息子も受験真っただ中にあったが、センター試験が終わったら神戸にボランティアに行っちゃったもんね。

これには仰天した。そりゃあ被災地にボランティアは良いけれど、受験真っ最中に行くかねえ。

まあ、終わってみれば現役合格で良かったけんね。息子はデカイやつだよ。

 

 

 

 

 

 


楽しいサイエンスショー

2019-03-18 13:41:54 | 日記

【昨日の くうきのふしぎ】

昨日の日曜日は、科学館でボランティア主催の「科学フェスティバル」だった。

ワシら科学ボランティアの老若男女(主に老人男女)は、半年以上もこの日に向けて、準備怠りなく研鑽を積んでいるのだ。

 

参加者人数 約50人弱

前日の土曜日に準備をし、今朝ははよから集合して朝礼。「おはようございます、朝早くから皆さんご苦労様です。」

昨日の今日とて、皆さん張り切っていてとってもお顔が美しい。(それなりにね)

ワシらのグループはワシ、ヒーちゃん、かわっしー、ケイコサンの4人。

ほかのグループと異なりワシらだけはサイエンスショーをするのだ。 午前一回、午後一回。

今年はヒーちゃんがいつものメンバーに加わってくれたので、陣容はさらにヒートアップしたであるぞ。

さてワシたちグループの出し物は「くうきのふしぎ~くうきとあそぼう30分~」である。

内容はざっと書くと

①くうきって大事だぞ(空気の構成成分)

②空気に重さはあるか(天秤に吊るした巨大な風船)

③空気を見てみよう(巨大空気砲+煙)

     (画面中央に水色の巨大空気砲、これに煙を入れて、バン!))

④空気って力持ち(ペットボトル潰し)(一斗缶潰し)(下敷きと吸盤で椅子を持ち上げてみる)(ボウリングのボールを持ち上げる掃除機)

   (画面はつぶした一斗缶を観客に見せているところ)

⑤空気って力持ち2(ホバークラフト)

(本来は子供向けのショーだが、子供だけでなく「大人も乗ってみますか」聞いたところ、このママが手を挙げてくれた。うれしいねえ。皆の前では勇気がいったろうにすばらしい。)

⑥空気は温めると軽くなる(ソーラーバルーン)

   (黒色なので分かりにくいがソーラーバルーンが浮いているところ、観客の視線の先にある)

   (左下には出番が終わったホバークラフト)

 

というところで予定時間30分を10分オーバー、これは今後の検討課題である。予定時間は厳密に守らねば。

いつものことだが子供たちの反応の良さにこちらも大いに快感を得る。

「実験に参加してくれる人」

「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」

この充実感たら、たまらないぞ。

 

あーでもない、こーでもない、と事前の準備は大変だが

「やって良かったサイエンスショー、あなたもやってみサイエンスショー」だ。

打ち上げ会には科学館の職員も大勢参加してくれた。ホンマにうまい酒だ。

 

 

 

 


アルピーヌルノーA110のプラモデル

2019-03-12 17:08:27 | 日記

【今日の これもまた作りかけだった】

先日ブログったバンダイの「ちきゅう」は5年前に作りかけて置いたものだが、

これはさらにその前に作っていたものである。

1971年のモンテカルロラリーで1・2・3フィニッシュを飾った車である。

なんで途中で作るのを止めたのかというと・・・・

別に意味はない。しいて言うならば、

ラリー車特有のステッカー類の乾燥を待っていたため、である。

といってもプラモデルなど作ったことのない方には、意味が分からないだろうと思われる。

ステッカー類はプラモデルの場合”転写マーク”と呼んだり”スライドマーク”と呼んだりする水転写シールを貼る。

このシールの使い方は、以下の通り。

水に漬けてしばらく置いて、シールが台紙から剥がれてくるのを待って車体に「滑らせて」貼ってゆくのだ。

そして水分をぬぐうために綿棒などで、そっと優しく表面を拭いてゆく。

そしてスライドマークが完全に乾燥したら、その上からクリアー(透明)塗料を塗装する。

このクリアー塗装が乾燥するのを待って、今度は細かなサンドペーパーで表面を均一にする。

最後に、コンパウンドという液体状(またはクリーム状)の磨き剤で艶を出す。って具合なのである。

車のプラモは艶が命(と、ワシは思っている)

このスライドマークの乾燥を待っていた時期が、今回は特に長くて

約6年の歳月を費やしたというわけである。  (ウッソ!!!)

メタリックブルーの「固まり感」たっぷりのこの車の模型は

ワシが言うのもおかしいが「青い宝石」のようである。

古い車は味がある。(フン!年寄りが何を言ってやんでえ)


ロボットに人格を感じるか(日立の掃除ロボットの巻)

2019-03-05 16:55:44 | 日記

【今日の 贈られもの】

毎年この時期に、ある人物から我が家にとても良いものが贈られてくる。

昨年はデロンギのエスプレッソマシンであった。これは朝昼晩と、とっても重宝している。

 

一昨日クロネコヤマトが運んできたものはこれ。

日立のロボット掃除機RV-EX20(アールブイ イーエックス ニジュウ)

一応愛称もあって「ミニマル」。

日立のルンバだから、愛称は「ヒンバ」の方が・・・・

冗談はさておいてさっそく開封する。

そして箱から出すと

左の黒いものが充電器。右のゴールドメタリックの円盤が掃除機である。

ズワイガニよろしくこの「ヒンバ」の腹側を見てみよう。

図の上部左右に触覚ならぬ3枚プロペラのような長いブラシ。フムフムこれでごみを内側に搔き込むのだな。

中央左右に大きめの車輪、

下側に吸い込み用の回転ブラシ。

掃除機だからさ。こんなもんだ。

説明書と首っ引きで使い方を理解しようとする。何なに?スマートホンとWi-Fi接続出来てリモートコントロール可能だと?

てゆうかスマートホン接続が前提だぞ。デジタルデバイドな使用者は相手にされていないかも。

分かりにくい説明書(近頃はマニュアルという)(もっと言うなら「分かりにくい説明書」は、ワシの方が悪い、若いころはすぐに理解できたものが、加齢されて理解しにくくなってきておるのだよ)をザッと読んで、とりあえず使ってみよう。

送り主にブログで通知しねばならないからな。

動き出した。上図のようなスチール写真では全く分かりにくいが動きを想像してちょ。

初めて使ってみての感想

①この機械を一口で言うと「出来の悪い掃除子供」

 なぜなら動きを見ていると、もし人間ならば隅から順序良く掃除をするものを、この機械はここを走ったと思うとあっちの方に行って再びこっちに来て、そこは一度掃除したのにとワシを思わせておいて、それもつかの間全然違うところに行ってしまう。そこはいいからここを掃除してちょ、と思うところには全く行ってくれない。

連れ合いに言わせると「何度も同じところを掃除してくれて気の毒になっちゃう」だって。

何度も掃除するからきれいになるのだ、の法則で出来ているのかい?

掃除ロボットも、もうじきAIコントロールになって、一度部屋を掃除すると間取りや家具や植木鉢などの位置を記憶して、次回からは無駄なく掃除をやってのけるようになると思うよ、今は発展途上の機械だなと感じたぜ。

見ちゃいれん。「無人の部屋で働いていていただく」のがこちらにとってもストレスを感じないで済むぞ。そうで無いと「いらつく」。

②時間が来れば自分から充電器を探して、ちゃっと充電端子に接触し充電を開始する。お見事です。どうなっているのかいな。

③床を掃除するものだから、稼働には意外に制約が多く、あれしちゃいかん、これしちゃいかん、(おニャン子の歌にあったなあ)がマニュアルにたくさん記載されている。

  例えば床に電化品のコードがあってはダメとか、充電器の前方1m以内、側方50CMの半円内に何もないことだとか。カーテンなどで日光を遮ってほしい(赤外線を受けるので)とか、33にわたってダメ注意がある。いちいち理解はできますがね。

まあ本日が最初だから、今後使っていけば、おいおい利点欠点もはっきりしてくると思います。

たかが機械だが、動きを追っていくうちに思わず声をかけているワシに気付く。

人格を感じてしまうのであった。(これって自然な人間の気持ちだと思うぞ) 
 

 

 

 

 

 


雨だから映画でも

2019-03-04 17:33:28 | 日記

【今日の 映画「グリーンブック」】

村上春樹のエッセイのタイトルみたいな題名を今日は付けてみた「雨だから映画でも」・・・・うーん、すましているぜ。

アカデミー賞受賞作品と言うのは、あえて見に行かないようにしている、チョーひねくれ屋のワシだが

今日は朝から春の雨、だんだんと暖かくなっていくのだなあ、こんな気持ちが「そうだ映画行こう」になった。

このように、自由な生活っていいもんだぞ。

映画「グリーンブック」とは、ドクターと呼ばれ尊敬されている黒人のピアノ奏者が、人種差別の激しい南部に演奏旅行に行くのだが

そのドライバー兼マネージャーを募集したところ、職にあぶれたイタリア系移民の男を雇うことになる。

舞台は1962年のアメリカ。実話を元にした映画である。

ロードムービーである。行く先々で人種差別について、また孤独について、家族について、観ているワシは考えた。

題名のグリーンブックとはこれ

黒人旅行者のためのトラベルガイドと表紙に堂々と書いてある。

この都市ならばこのホテルが安全だ、といったような便利手帳だ(と思う)

映画館は10:30からの回にも関わらず比較的混んでいた、しかも高齢者が多い。月曜日だからね。

それはいい、ワシがあんまりうれしくなかったのは、映画が始まってから入場してくる「じゃまな客」が結構いたこと。

おいおい、年長者だからマナーは守ろうぜ。

映画を見ての感想

 良かった。感動した。泣いた。(泣くのはしょっちゅうだから評価の対象にならんわい)

 機会があればぜひ皆さんもどうぞ。

 時間までには席についていようね。

映画の後の食事

 ハーフサイズのタラコスパゲッティーとハーフサイズのシンプルオムライス。

以上です。

あっと、映画「グリーンブック」の公式サイトはここをクリック