眠り姫

【今日の　熟睡】

いやあ、電車って色々な人がいて面白い。

朝の電車が藤の花市駅に着いた時、いつもより強くブレーキがかかって「おう！」と思った瞬間に

ワシの右隣の女子高生が慌てて立ち上がった。

何かと見れば女子高生のまた右隣に若い女性がいて、女子高生の立ち上がった後の椅子にばったりと

つまりワシの右隣に倒れこんだ、熟睡していたらしい、

人っていくら熟睡でも左に倒れれば反動で真っ直ぐになろうとするよなあ。

彼女も真っ直ぐになろうとしたが行き過ぎて、今度は右に傾いてしまった。まだ目が覚めない。

電車が発車したのでさらに右に傾く（慣性の法則）、幸い右席は空いている。

このままの姿勢で電車は終点の川越し市駅に着いた。

ふつう熟睡していても何故か不思議に自分の降車駅では目覚めるものだ。

彼女は起きなかった。

おせっかいなワシである。よほど「駅ですよ」と声を掛けようとしたが

熟睡加減を見れば、それのほうが気の毒だという気になった。

 

数分後にこの電車は静岡方面へ向けて折り返す。

このまま眠り続けて、今度はどこまで行くのだろう。

ひょっとして静岡近辺から上りに乗って熱海で折り返してきたのかいな。

そうすると何時間も眠り続けていることになる。

 

この様子だと首筋・肩・脇腹・腰が痛くなるぞ。

 

ひょっとして死んでるのかも。

 

水害記念日

【今日の　スキヤキ】

昭和５７年９月１２日は我が家の水害記念日

その年の台風１８号で家の前の中規模河川が氾濫した。

おかげで家は半壊状態、そのあとの復旧で家族は一家離散であった。

あれから３４年もたったのである。

 

あの日は日曜日で、夕食は何を思ったのかワシが「スキヤキをたべたいな」とリクエスト

だから９月１２日は、毎年夕飯は「スキヤキ」

家に帰れば連れ合いが準備してある。

２人の夕食に鍋物は小人数過ぎるが、メモリーだからおいしく食べる。

 

毎年恒例のこの夕食だから「あれ？昨年も同じようなブログが」と思った方、ご愛読ありがとうございますですよ。

来年も再来年もしつこくブログに書くから、そこのところよろしく。

 

 

大人はずるい

【今日の　思い出した】

子供のころ、誰でもそうだと思うが、「こうしたら良いのに」と考えて、両親や先生に意見をぶつけることがあった。

「そりゃあお前の言うことも正しいと思う、だから今回は特別にお前だけこうしてあげる」と返事があった。

 

僕の思いはそういうことではなくて、　　　　僕だけ特別にとりはかって貰いたいのではない、

と言うか、僕は今回は今まで通りのやり方で対応してくれれば良いと思う。

僕は決りなり仕組みを変えて、この次誰にでもそういった対応をして欲しいと言っているだけなのに。

大人はまじめに考えてほしいよ。　

 

◆先月８日、天皇が生前退位の意向を強くにじませたお気持ちを表明したが

今日の新聞では

今回だけ特別に立法（特別措置法）して退位を考えようとのこと。

陛下のお気持ちを本当に斟酌したのかどうか、皇室典範の改正には長期間がかかるなどの

我々庶民には計り知れないハードルがあるのかもしれないが、これで問題が一件落着したと思うのはちょっと・・・・

 

先送りはまずいんでないかい？

先年の「女性・女系天皇」議論も尻つぼみだし・・・・

首都機能移転の話はもっとどこかに行ってしまっているねえ。

　

【今日の　虹】

帰りの車の真正面にわずかながら虹が出た。信号待ちの時に慌ててシャッターを押した。

この前虹を見たのはいつだろう。

 

 

劣等意識

【今日の　落ち込み】

昨日の出勤時のこと、川越し市駅であるご夫婦とすれ違った。

ワシと同じ職場に共稼ぎで勤務していて、ワシ同様すでに退職されているご夫婦である。

ご主人は、あまりハンサム（今時はやらないなあこの言葉も）ではないがそこそこで、背が高くスポーツマンタイプの無口なお人。

奥様のほうはワシより１級下の、まあそこそこの美人ですらっとしたスタイルが自慢の、

つまり一言でいうと「素敵なご夫妻」と言うことになる。

 

どこかご旅行されるのであろうか、奥様のほうは派手な柄のワンピースに朱縁のサングラス、ハイヒール。

ご主人のほうはカジュアルなポロスタイル。

 

つまりスタイルも一言でいうと「大金持ちの２泊旅行」

 

退職して気ままな人生を送ってらっしゃるのだろうなあ。と拝察される。

 

ワシはこの人たちを見ると、在職していたとき同様に「ちぢこまって」しまうのである。

チビ・デブ・メガネと３拍子揃ったワシには猛烈な劣等感が湧き上がってしまうのである。

ああ、このような見た目麗しい人に生まれれば人生もうちっと変わっていたかしらん。

 

頭の中身で「勝負だ」と言ってもそれも自信はない。

ま、人生後半も、後半に来てまでも、そういった些細なことに考えを馳せてしまう小心が嫌だ

とこれを書きながらドンドン落ち込むワシである。

 

２階のワシの部屋でも片付けてこよっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

橋梁点検の秘密兵器を作る

【今日の　工作】

９月１日号「橋の点検とほほ　の巻」で、ワシは橋の下でにっちもさっちも動けない危機的な状況になってしまった。

それからリベンジを果たすべく夜も寝ないで考えたのである。

そうだ、以前不要になってばらしたベビーカーの部品が車庫に眠っている。

それを活用して橋の点検ベビーカーを作ろう。

つまりこういうこと、キャスター付き板っぺしにカメラを持たせた赤ちゃんを仰向けに乗せて縛りつけて

橋の下に棒かなんかで送り込んでやればいいなあと。

 

いくらワシが血も涙もない冷血ジジイでもそれはウソ。

◆直径２０ｍｍの丸棒をカンナで直径１９ｍｍに削る。

　

写真左にちょこっと見えるアルミパイプ、これはベビーカーの部品（以下同じ）、これの内径が１９ｍｍなのでそれにぴったりとはまるサイズが必要なのだ。

◆厚さ１ｍｍのアルミ板を探してきて必要なサイズに切断して、コの字型に折り曲げる。バイスと金づちでは精密な製品ができないけれど、これがワシの工作精度の限界（おそまつ君）

　中心（と思われる）に径３ｍｍの穴を一つ開ける。

◆１００円ショップでカメラ用簡易三脚を買ってきて、必要なのはネジのところだけなので分解して

　コの字型の台座にとりつける。

それにしても簡易型とはいえカメラ三脚が１００円で手に入るとは・・・・・工場で働く人々の給料はいかに？

◆三脚台座をアルミパイプにとりつける、穴の位置の精度が・・・・・

　　付いたべ→　

◆先に作った木製棒の直径１９ｍｍは長さ３０ｃｍあるのでそれを３分割にしてパイプ同士のジョイントにするってわけ。

上のアルミパイプは木製ジョイントを取り付けた、の図

下方のパイプは、カーブした部分が邪魔なのでカッターで切り落としているところ。

◆こうして都合３本のパイプを連結して、防水ＷｉＦｉカメラを台座に取り付ければ出来上がり。

　

全長1.4mの点検兵器が出来上がった。

ここまで昨日と今日の午前中かかっちまった。

◆なに？これでは短いではないか？

心配しないでください。ちゃんと手は打ってあるのです。ジャーン

　これでどうだ！

高窓用窓ふきワイパー用のアルミ伸縮棒が利用できることは確認済みなのだ。これを使うとなんと６ｍ以上の長さになる。

橋の幅員１２ｍまでの狭い橋の点検が可能になった。めでたしめでたし。

なに？水路に水があるときはどうするのかって？

知らんわ！いやな質問はお断りだわ。　　　

さあ、あと数分で科学館へボランティアに行ってきまーす。ワシは忙しいのだ。