【今日の おすすめ絵本】
出雲市長から衆議院議員になった岩國哲人(いわくに・てつんど)と言う人が書いたエッセイが原文になっている。
絵と文は松本春野と言う人
真摯な改革派の岩國と言う人は、出雲市長時代から市の行政に新風を吹き込み
山陰の片隅の町を全国から注目させる原動力にした人だ。
その後衆院議員になり数年前に引退した。
この人の経歴を調べるとものすごいぞ。
東京大学法学部卒業
日興證券入社ニューヨーク支店、ロンドン支店などを経てパリ支店長。
パリ支店長時代はベイルート駐在員事務所長を兼務し、中近東およびアフリカを統括していた。
1977年、同社を退社。同年、米国の投資銀行モルガン・スタンレー社の日本法人に勤務。
1984年、メリルリンチ社日本法人の社長・会長。
1987年、メリル・リンチ・キャピタルマーケット米国本社上席副社長に就任。
(例によりウィキから拝借)
日本新聞協会の新聞配達エッセーコンテストの大学生・社会人部門で最優秀賞になった「おばあさんの新聞」を原文としてこの絵本が出来ている。
最初のページでワシは胸が一杯になりこの絵から目が離せなくなった。
それほど心に伝わってくる絵・文だ。
『いずもーいずもー 七十年以上前、戦争がはげしくなる少し前の事です。 てつおの家族は、大阪の町からお母さんのふるさと、出雲へとやってきました。』とはじまる文と、
母親はリュックを背負い、両手に大きな風呂敷包み、胸には赤ちゃん、長男のてつおもリュックに風呂敷包み、片手に妹の手を引いてホームに降り立った絵とでこの物語の行く末を物語っている。
この少年が家計を助けるため、牛乳配達と新聞配達をしながら成長していくのだが
この少年てつおが岩國氏自身である。
そしてこの話は感動的な終わりを迎えるのであるが・・・・・・・・・・・。
あらすじはここでは言うまい。
きっと図書館にあるから、借りて読んだらいいと思うよ。
この文を読んでいる良い子のキミ、しっかり努力して勉強しなさいよ。
講談社から値段1404円で出ているよ。わしは買おうかと思っている。
◆ブログ「あなた いったい どうして・・・・」さんへ
このことをすでに昨年書いていたのを知りました。なにか心が通じ合うものがあって(勝手に思っている)温かくなりました。
彼も大した人ですが「おばあさん」に感動しました。
最近あなたのブログを読ませていただいております。
どうぞよろしく。