【今日の 補足説明】
年寄りはくどくていかんなあ。5年もかけて作った模型の表面的なことを少しかじっただけで
すぐに、人に教えようとしている。
こんなこと、すべての人が興味を持つわけではないのだよ。
と、思いつつブログネタにしてしまうのだ。
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地球深部探査船「ちきゅう」の作られたその目的とは
海底下数千メートルの地下深くまで掘削し、なんと、マントルまで届かせて、その地学的資料を取り出そう。
そしてその資料を、即座に調査し研究できるように、船上に研究施設(ラボ)まで作っちまおうという構想から建造されておるのだ。
それならば、「何も海上ではなくても陸地からボーリングすれば良いのにさ」という疑問が生じる。
そこが素人の赤坂見附らしいのだ。陸地からいくら掘ってもダメなんだそうな。
この辺の理屈はワシらには永久に分からない。
だから海上に出ることが必要なんだと。
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では「ちきゅう」の探査の様子を図で示そう。
こんなである。ワシが書いた想像図であるが、なんと素人に分かりやすくなっていることよ。
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このボーリング作業を船上でするのには、ワシが想像を絶するほどの「海上・波浪下での船の安定性」の確保にあると思うのだ。
ずば抜けた(船の)位置の保持が出来なければ、簡単にパイプなど途中でポキリと折れてしまいそうだよなあ。
これを、海底に設置したトランスポンダ―(自動船位保持装置)数か所からの電波(音波かも)と、GPS(グローバル ポジショニング システム)
つまり自動車のナビでお世話になっている衛星からの電波、この二つで位置を割り出し、船の底に6基ある自由に動くアジマススラスタ(電動スクリュー)
で自船位置を精密に停めておくのだそうだ。
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これを空を飛ぶ飛行機に例えると、こうなる
旅客機はだいたい1万メートル上空を飛んでいる。つまり
ワシの作成した写真画像のとおり。これはとてもすごいことでありまする。
というわけで
「ちきゅう」は、時々船内見学会を開催しているようなので、
次回、参加を申し込んでみようと思っている今日この頃である。
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追記
インフルエンザは直りましたかな。
業務連絡でありました。
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