【今日の 雪模様の中、遠征する】
「レオナルド ダ ヴィンチ」、「遠征」なんて言葉を読むと、イタリアアルプスかフランスアルプスの峠越え、
みたいな壮大な話かと、思うと思う。
全然違いますからそのつもりで、何なら眉に唾つけておいてな。
◆
レオナルド ダ ヴィンチと言うとルネサンス期を代表する芸術家であって他に
音楽・建築・数学・幾何学・解剖学・生理学・動物学・植物学・天文学・気象学・地質学・物理学・力学・土木工学など
ここに上げるのもめんどくさいほどの業績を残した天才である(そうだ)。
この度、科学館で3月にするサイエンスショーのいち出し物として「レオナルド ダ ヴィンチの橋」を取り上げることとなった。
◆
それはこういうものである。
つまり、単純なる木材を組んで橋にするというもの、レオナルド ダ ヴィンチ考案だそうな。
(ああ、もう、いちいち書くのもめんどくさいぞ。だから以下レオナルドと呼ぶ、ダ・ヴィンチ村のレオナルドって程の意味だそうな。日本ではダヴィンチで通っているけどそれはチト違うのであるぞ)
(でもね、レオナルドと言うとデカプリオって連想するけんど、それはワシだけかい?)
で、この橋をサイエンスショーを見に来てくれたお父さん方に手伝ってもらって組み上げよう、と言う趣向である。
◆
これ用の材木を富士市の某氏が持っているというので、本日、はるばるアルプス越えして(嘘ですよ)借用に行って来たのである。
ついでにそこの倉庫をお借りして橋を組んでみた。と言うか組み方を教わった。
2×4(ツーバイフォー)材という、つまり断面が2インチ(約5センチ)と4インチ(約10センチ)で長さは6フィートつまり約1.8メートルの木を18本使って橋を組み立てる。釘やボルトなどの結束部品は一切なしで、利用するのは木材同士の摩擦力のみ。
ひと通り教わってから我々3人で(静岡方面から車で行ったのは3人)組んでみた。
何とか出来たがいまいちで美しくない。美しくないってことは強度的に問題だということである。
協議の結果科学館へ持ち帰って人数を増やして何度も練習する。ことで落ち着いた。
やれやれ、ワシは例の計算尺の件もあるし、この橋も主体となるようお願いされている。
3月までどうなるのか心配でしんぱいで・・・・・
まっ、どうにかなるさ。
【今日の 質問】
このレオナルドの橋、トラスでもなし、吊橋でもなし、アーチとも言いにくい、いったい、橋梁としてどのジャンルに属するのか、橋で飯を食ってきた優秀なワシでも分からない。どなたか教えてくれないか。(コメント欄にどうぞ)
確かに橋の上で飯は食ったかもしれない。