【今日の 本末転倒】
金子恭之総務相は19日、自治体ごとのマイナンバーカードの普及率に応じ、来年度から国が配る地方交付税の算定に差をつける方針を明らかにした。カード利用者が多くなれば、デジタル対応の経費がかかるためとしている。視察先の島根県大田市で記者団に述べた。普及率の高い自治体を財政面で優遇し、遅れている自治体に取り組みを促す思惑もあるとみられる。ヤフーニュースから引用
◆
えー、これはびっくり!マイナンバーカードこと個人番号は行政経費を少なくするためにあるんでねえの?
カード普及で行政の経費が掛かる?全く逆の思想だぞ。
カードがあまりに普及せんので、市の尻を叩くために地方交付税を飴玉に使いやがって。
だいたいだよ、政府はだなあ、なんだかんだ地方交付税で地方自治体を釣るのが常套手段である。
例えばある政策を発布し、地方自治体にさせようと思うと県庁の会議室に担当者を集めて「これは地方交付税で手当てすることが決まっているので早急に施行してください」なんちゃっていうんだなあ。
で、一年後の交付税にそれが反映されているかというと、交付税の計算が複雑怪奇でなかなか分かりにくい。
ホンマに上乗せしてあるんかいな。騙されとんのとちゃう、と、こうなる。
◆
総務省の言い分を信じちゃいけんで。
だいたい何で個人番号カードが普及しねえのか、という本質のところが分からないと。
マイナポイントで客を釣ってみたり、あの手この手で普及促進を図る。今度もその手だぜ。
つまり国民を金で釣る。
◆
ワシなんぞ個人番号取得順位(そんな順番があるとして)でいうと日本で1万位くらいかもしれないほど早かった。知らんけど。 しかし・・・・
いまだに一度もカード取得の恩恵にあずかってはいない。一度も使ったことがない。
5年ごとの書き換えもとっくのとんまに済んだのだ。 ガックリ。
ワクチン接種だって、今はやりの企業に対する収益保障だって(財務省職員が詐欺したりした例の)個人番号制度を前提にすれば何も問題はなかったと思うよ。ばっかじゃね。