【今日の こりゃどうして使うの?】
この記事を書くために ”し〇むら” とか ”〇かのれん” などの洋品チェーン店のチラシを見てみたが、今では使われていないのかしら「デザイン〇〇」という言葉。
例えばデザインショーツとかデザインブラジャーとかだよ。ワシは、なんでわざわざデザインという言葉を付けるのかしん、と思っていた。
パンツもブラもデザインされているに決まっているじゃん、と否定的な意見の持ち主である。
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で、今日のデザイン〇〇は「デザインディバイダー」である。
ディバイダーとは、・・・それの説明をする前にまずはコンパス。
【コンパスとは】片方が針でもう片方が鉛筆などで出来ている箸の上部をつないだような形をしていて、針を中心にしてぐるっと鉛筆の方を回して円を描く器具である。
【デバイダーとは】コンパスの先が両方とも針になっているものである。高度な図面を書く時などに直線を他にコピーするときに使う、またサイズを計測して物差しに当てて計ることにも使用する。
で、これが「デザインディバイダー」である。
うやうやしく箱に入っていてビロードのクッションに守られている。バリカンのような、なんじゃいな?
なんとも古めかしい留め金であります。
日本で図面関係を生活の糧にしている人(古い人)は良くご存知のUCHIDA製である。
DESIN DIVIDER (デザイン ディバイダー)と表示されているぞ。
では、外に出してみてみよう。
広げるとこうなる
美しいじゃん。
これは均等ディバイダーとも等分割ディバイダーとも言って
全部で10分割までできる。
主にグラフィックデザインとか建築設計などで使われたようである。
今は、製図と言えばPCとマウスかスタイラスペンで画面上で描くのが普通だが
昔はこのようなブツが重宝されていたのである。
針の先に砂肝など刺して焼いてみるか。うまそうに焼けそうじゃん。
これも死んだ叔父貴からのいただきもの。こんなこと言うと罰(バチ)が当たるかもね。
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ところで
冒頭で、チラシを調査していたら、すごいね、チラシ専門のウェブページがあるんだね。
初めて知った。ここにリンク貼ったぞ
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と言うわけで 今日も古いものでした。
実はディバイダーとは発音せずにデバイダーと言うのはワシだけかいのお?