おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

土木のゲンバを見に行く

2015-02-26 20:14:36 | 日記

【今日の 思い出の地】

『なんちゃって国家公務員』君が、日ごろ携わっている現場にワシらを案内をしてあげるとお誘いがあったので

一も二もなくのった。

大井川の狭窄部の改修現場から始まり、安倍川の上流の砂防現場まで約半日を費やして丁寧な解説付きで

ワシらは代議士か総理かと言うほどのもてなし。(これはさすがにオーバーな表現であるが)

国の土木現場を見て回ったのである。

砂防ダムである。砂防堰堤が正式な呼び方のようだがとにかくダムな。

昭和26年とかの竣工だそうだが、これのダム天端を改修している現場。

 

この辺りは、ワシが学校行く前の1年間大測量会社に勤務していた時に、河川の土砂堆積の測量に来ていたナツカシの現場でもある。

当時は梅が島の旅館に泊まり込みで、地元の新田地区の人を人夫で雇った。

真冬のさむーい時期であった。まだ梅が島には洞窟の天然温泉があり、この冬の時期には入ったら出られないほどヌルーイ温泉なので

困った記憶がある。

レベルと言う高価な測量器具を突風で倒してしまった失敗の思い出もある。

 

下のゲンバは流路工と言う、砂防堰堤の下流に続くいわば水路である

梅が島の新田地区は、大谷崩れの土砂が堆積してできた場所だそうで、そのため大きな岩が地中にゴロゴロあり、

一般的な工事では水路を作っていくのは困難な場所である。そこでこのような特殊な工法を取っているのだそうだ。

ここでは具体的な説明は割愛する。(あっ、ブログではという事で、現場の皆様からは省略なしに歓待していただいた)

このような「南アルプスの懐」の現場に視察にドカドカ人が来るようなことは無いだろうから、現場も少しうれしかったのではないかなあ。

遅い昼飯は

ワサビ栽培発祥の地「有東木」で、村おこしやっている農家の皆さんの経営する「うつろぎ」と言う農林産物加工販売所で

そば定食?1050円也を食べた。

さすがにこれは国家の予算からと言うわけではなく、ワシらそれぞれの家庭の予算から支出した。

以上取り急ぎ報告終わり。『なんちゃって国家公務員』殿ありがとうございました。