MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

熱卒中

2007-08-16 23:12:37 | 健康・病気

記録的猛暑は続き、

本日ついに、熊谷市と多治見市で

40.9度の史上最高気温を記録した。

子供のころから聞かされてきていた

これまでの最高気温、

1933年7月山形市での40.8度の記録を

実に74年ぶりに更新した。

この40.8度って気温は、

(ありえない数字~ってなもんで)

これまで金字塔のように

思ってきていたMrKには、

今回、全国2ヶ所でこれを上回ったという事実に、

あらためて温暖化の忍び寄りの実感と

それに対する危惧を

植えつけられることとなった。

このような酷暑の連続により、

全国で熱中症患者が続出している。

今日だけで10人の方が亡くなったそうだ。

ところで、この『熱中症』という言葉、

誰が決めたか知らないが、

個人的に異論反論オブジェクション!(←古いよ)

この言葉、

『熱に中る(あたる)』からきたわけで、

本来、

『毒に中る』が『中毒』なら

『熱に中る』は『中熱』のはず。

従って、『中熱症』が正しい表記と思われるのだ。

それに、『熱中症』だと、なんだか、

なにかに『熱中』していて?

だんだん悪くなるみたいな印象がある(←ないない)。

実際のところ、『熱中症』は、

高温環境の曝露時間が短くても起こり得るし、

一旦、体温調節が破綻すると急速に発症し、

一気に中枢神経の障害や多臓器不全に陥る恐れもある。

しかも対症療法で応ずるしかなく、根本的治療はない。

本疾患の重症度と予防の重要性を考える時、

英語で "heat stroke" の名がついているくらいだから、

日本語では、『熱卒中』と呼ぶべきではないか。

今年の夏が、尋常ならざる酷暑状態であることを

もっと深刻に受け止め、

熱中症の恐さを、もっと強力に国民にアピール

すべきであると思うのだが、

いかがだろう。

コメント
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