記録的猛暑は続き、
本日ついに、熊谷市と多治見市で
40.9度の史上最高気温を記録した。
子供のころから聞かされてきていた
これまでの最高気温、
1933年7月山形市での40.8度の記録を
実に74年ぶりに更新した。
この40.8度って気温は、
(ありえない数字~ってなもんで)
これまで金字塔のように
思ってきていたMrKには、
今回、全国2ヶ所でこれを上回ったという事実に、
あらためて温暖化の忍び寄りの実感と
それに対する危惧を
植えつけられることとなった。
このような酷暑の連続により、
全国で熱中症患者が続出している。
今日だけで10人の方が亡くなったそうだ。
ところで、この『熱中症』という言葉、
誰が決めたか知らないが、
個人的に異論反論オブジェクション!(←古いよ)
この言葉、
『熱に中る(あたる)』からきたわけで、
本来、
『毒に中る』が『中毒』なら
『熱に中る』は『中熱』のはず。
従って、『中熱症』が正しい表記と思われるのだ。
それに、『熱中症』だと、なんだか、
なにかに『熱中』していて?
だんだん悪くなるみたいな印象がある(←ないない)。
実際のところ、『熱中症』は、
高温環境の曝露時間が短くても起こり得るし、
一旦、体温調節が破綻すると急速に発症し、
一気に中枢神経の障害や多臓器不全に陥る恐れもある。
しかも対症療法で応ずるしかなく、根本的治療はない。
本疾患の重症度と予防の重要性を考える時、
英語で "heat stroke" の名がついているくらいだから、
日本語では、『熱卒中』と呼ぶべきではないか。
今年の夏が、尋常ならざる酷暑状態であることを
もっと深刻に受け止め、
熱中症の恐さを、もっと強力に国民にアピール
すべきであると思うのだが、
いかがだろう。