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MrKのぼやき

煩悩を解脱した前期高齢者男のぼやき

クリスマスの頃には

2007-12-21 23:44:23 | 音楽

クリスマスが近づくと

テレビや街角でクリスマスソングが流れるうち、

みんな無意識に何かの曲をつい口ずさんで

いないだろうか…(いねぇよ)

それは、たとえば、依然としてCMでも使われ、

巷にあふれかえっている感のある

山下達郎の『クリスマス・イブ』だったりして…

最近では、よせばいいのに、

そのイングリッシュ・バージョンがやたら流れていて、

例の甲高い声で典型的な日本人英語をこれでもかと…うんざり…

この歌はねぇ~、『雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう』の

箇所だけがいいんだよっ!(身勝手)

おまけに、結末は

一人きりのクリスマスイブ……ちゃんちゃん ♪、だ…(涙)

あるいは氷川きよし命のオバサマ方は

『きよしとこの夜』関連で、『きよしこの夜』とか(ないないっ!)

反戦歌として有名なジョン・レノン&ヨーコ・オノの

『Happy Xmas』。

よく聞くけど、気軽に口ずさむかと言われると…

去年のクリスマスでふられた情けない男の

未練ったらしい愚痴が延々と続く、

Wham ! の『Last Christmas』。

クリスマスの習慣なんてどうでもいいから、

とにかくあなた(baby)が欲しいの、なんて

あのマライアに迫られてゾッとしてしまう、

All I want for Christmas is you』。

自分でも思わず口ずさんでしまっているのは

稲垣潤一の『クリスマスキャロルの頃には』(あんただけだろっ)。

クリスマスキャロルが流れる頃には

君と僕はきっと別れているだろうみたいな

チョー暗い歌だ。

稲垣潤一といえば、当時思ったのは

ドラムを叩きながら歌ってるけど、

果たしてドラムを演奏する必要があるの?

どことなく、彼の風貌が

あの借金王、千昌夫に似ていたので

突っ立って歌うと、

『北国の春』になりそうだったからなのか…(し、失礼っ!)

このように、思い起こしてみるに、

今、定番のクリスマスソングって

本当にハッピーな曲って少ないよね…(ため息)

そんな中、奇妙な童話風の雰囲気があって楽しいのが

松任谷由実の『恋人がサンタクロース』。

ただ、となりのおしゃれなおねえさんが果たしてその後

幸せになったのかどうかが大いに気になるところである。

ま、いよいよクリスマスイブには、原点にもどって

『神の御子は今宵しも(O come, all ye faithful)』とか

『牧人羊を(The First Noel)』とか

『もろびとこぞりて(Joy to the World)』とかの

本物のクリスマスキャロルを

敬虔に、かつおごそかに聞きたいものだ(嘘)。

ちなみに、MrK 一押しの

クリスマスソング(正確には12月ソング)は

大好きな(大好きだった?)MAXの『一緒に…』なんですけど…

(って、これが今夜一番言いたかったことなのね~)

…(あわてて)メリークリスマスっ!(間の悪いまま退場)

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死んでなんかいません

2007-08-30 00:18:51 | 音楽

秋川雅史氏の「千の風になって」が

8月20日付けオリコンチャートで

累積売り上げ100万枚を突破した。

最近、シングルのミリオン自体、そう多くなく、

昨年のKAT-TUNの「Real Face」以来

1年3ヶ月ぶり、クラシック系歌手としては

初の快挙だそうだ。

なぜ、そんなに「千の風…」は

ヒットしたのだろうか?

確かにサビの「千の風に~」のところは

流れるようなメロディに歌詞がぴったりで

思わず口ずさんでしまう。

しかし、テノールであまりにきれいに

歌われると、感情が伝わりにくいようにも

思えたのだが…

詩は作者不詳の英語詩を新井満氏が

訳したものである。

大切な人に先立たれた人たちにとっては

癒され、救われる気持ちになる詩だ。

ただ、「朝」と「夜」、「秋」と「冬」に「私」は

現れるが、「昼」や「春」や「夏」にはどうなる?(細かすぎっ)

それはさておき、

江原啓之ではないが、死んだ後もその人は

残された家族のすぐそばにいるの?

どこに居ようと、その人は「あの大きな空を吹きわたって」

自分たちを見守ってくれている?

果たして肉親を失った人々が、それほど共感を

覚える歌なのだろうか。

そんな思いの先週、自分の父親が死去した。

前から覚悟をしていたせいか、

いざその日を迎えても悲しみは

思ったほど強くはなかった。

予想どおり?葬儀場で、

「千の風に…」の曲が流れ、

それからというもの、そのメロディーが

頭にこびりついてしまった。

歌詞を覚えていなかったので、

ネットで歌詞を再確認してみたが、

その内容とは異なり

自分には父がずっと遠くに行ってしまったとしか

思えなかった。

「いつも傍で私たちを見守っていてほしい」という

気持ちは、もうしばらく経ってから

感じるものなのだろうか?

そんな願いは、死者とのつながりや、

死者への思いの強さで違うものなのかも知れない。

というわけで、結局、

この歌がミリオンヒットした理由を、

肉親を失うという経験をしたMrKにも

理解することはできなかったが、

すさんだ日本社会において

このような重厚な歌がヒットしたのは

よいことと言えるだろう。

あの「たらこ・たらこ・たらこ」のヒットより

数段意味のあることだと思う。(キューピーさん、すみません)

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夏の思ひ出

2007-07-29 21:55:19 | 音楽

今夜、テレビ各局とも

参議院の選挙速報で持ち切りだ。

与党大敗のようで、

今後の政局が気になるところだが

そんなことは選挙結果が出てから

あらためて考えることにしよう。

で、話はがらっと変わって、

このところ猛暑が続いている。

記録的に暑い夏だと、

昨今はどうしても地球温暖化のことを

気にしてしまうのだが、

一昔前までは、

そんなことなど一切心配せず

ただただ暑い夏をノーテンキに

過ごしていたものだ。

『夏』と言えば、「海」「砂浜」「サーフボード」

「プールサイド」「青い空」「小麦色」「南風」などの

summer terms?をちりばめた

半分、意味不明の内容の

’80年代アイドルたちの『夏ソング』を

思い出してしまう。

たとえば…

「夏の扉」松田聖子

「常夏娘」小泉今日子

「夏色のナンシー」早見優

「あの夏のバイク」国生さゆり

「マリーナの夏」渡辺満里奈

「夏色のダイアリー」堀ちえみ

「夏色片思い」菊池桃子

などなど…(偏好ご容赦)

そんな中で、記憶に残るキテレツな歌がある。

当時、果たして真剣に聞いていたのだろうか?

(当時の記憶が定かでないっ!)

今は薬丸裕英の妻となっている石川秀美の

「恋はサマー・フィーリング」という歌。

サビの部分を紹介しよう。

『サマーッ!サマーッ!

あなーた、サマ、サマーッ!

サマーッ!サマーッ!

あなーた、サマ、サマーッ!

あなたからもらう秘密の夏です~♪』

今、聞くたびに吹き出してしまうのだが、

この歌、1983年夏にヒットした。

まことに良き時代であったと思うのだ。

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