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kan-haruの日記

風景・風物詩 初詣風物詩 川崎大師平間寺2011

2011年01月20日 | 風景・風物詩
kan-haru blog 2011 大師老舗の奈良漬けやさん
 
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川崎大師初詣
川崎大師の初詣は、平間寺が菩提樹と同じ真言宗智山派で、方向が恵方の川崎大師には親子何代にわたり毎年初詣をしています。最近は近所に住む従妹夫妻と一緒にお参りに行っており、今年は1月18日に出かけました。月半ばの平日でしたが、お護摩の申し込みの列は大変な行列で、護摩によって大厄を消除し、大師の功徳により開運を祈願する人気は常に高いものです。
このブログでも、2007年から2010年までの毎年と川崎大師の初詣を掲載していますので、同じような記事となっていますので、今回は今まで掲載していない事項を記してみました。

川崎大師の参詣は、川崎大師駅前の厄除け門から大師入口門までの表参道を通り、右に曲がるとすぐ仲見世通りで、お土産の物色は帰りで大山門まで直進です。

 川崎大師参詣路(左:表参道を大師本堂に向かう、中:大師本堂には大師入口門を右に曲がる、右:仲見世を進むと大山門)

大山門を潜り、右手にあるお水やで清めて、参道を直進して献香所で無病息災を祈ってお線香の煙をあびます。

 参道(:大山門、:お水屋、:献香所)

献香所の先の大本殿の大きなお賽銭箱の賽銭をいれてお祈りごとを祈願してお参りします。お参りが済むと、お札・お守りお授け所では、様々なお札やお守りをお授けしておりますので、毎年参拝者の大半の方が受けている、お札は家庭の災難除け(家内安全)の厄除札を300円で受け、お守りはケガや病気などをお大師さまが身代わってくれる身代守りを300円で頂きます。新しいお札とお守りを授かりましたので、1年前の古いお札とお守りとだるまを納札殿へ収めて、おこころざしを捧げて供養してもらいます。

 初参り参詣(:大本殿、:、右:お札お守りお授け所)

初参りが済んだので、昼食を採るため店を探しましたが一斉の時間ですのでどこも混雑しており、今年も比較的すいている昨年と同じ店の食事処「河庄」で済ませました。

・川崎大師のだるま
京急川崎大師からの表参道に店を出しているだるまやさんは、ざっと見て南天堂、小田切商店、井上商店などがあり、小田切商店のお店中央には、日本一大きなだるまが鎮座しているお店で、ことしは干支の卯だるまが店頭に並べられて、店内には3頭の招き犬がお客様をお待ちしています。仲見世通りのだるま店は、かどや開運堂、高橋太一商店、柏屋 植松商店、石渡商店、澤商店、田辺屋、葵商店、丸太屋などがあります。
川崎大師の「厄除・開運だるま」は、1年前のだるまを収札殿へ収めて供養してもらい、帰りには一般には一回り大きなだるまに買い変えていく習慣があります。以前には、知り合いの表参道で買っていた時もありましたが、最近では仲見世通りの門前に近いお店の「かどや開運堂」で購入しています。

 厄除・開運だるまを買う(:日本一大きなだるまが置いてある店、:仲見世のだるまやさん、右:昨年より一回り大きなだるまを買う)

・川崎大師のくずもち
川崎大師のくずもちは、小麦澱粉を1年余り貯蔵した高純度の澱粉を蒸し固めた生菓子で、糖蜜には黒糖で黒蜜に仕上げています。餅の弾力と腰、黒蜜ときな粉のかもしだす淡白な味は最近人気を呼んでおり、大師に行くとくずもちがお土産の定番になっています。今年は、初参りに出かける前に複数個所の知り合いからお土産に頂いておりますので、購入は見送りとしました。
川崎大師のくずもちやさんは、門前の住吉をはじめとして、仲見世にはますや久寿餅店、河庄があり、表参道には住吉屋総本店、福嶋屋、磯福、恵の本などの沢山のお店があります。門前の住吉やさんは、お店を表参道にも出して両通り間で結ばれています。

 仲見世と表参道が結ばれているくずもちの住吉(:門前のくずもちの住吉、:表参道のくずもちの住吉)

・川崎大師のとんとこ飴
川崎大師での土産には、とんとこ飴も欠かせません。仲見世を入るとすぐ入口の両側には老舗のとんとこ飴やが向かい合って、評判堂と松屋総本店が店を構えています。初参りの時期がらから手づくりの咳止めあめはかかせず、昔ながらの製法ののどのもやさしい切り飴のさらし飴は、リズミカルにさらし飴を切る音を響かせて、客を呼込んでいます。仲見世を歩いていると、何処でも聞こえる飴を切る音は川崎大師の風物詩です。
この音に引かれて、大師にくるとお土産にさらし飴とせき止め飴は必ず買って帰り、知人にお土産として渡すと大変と喜ばれます。

 とんとこ飴の店(:仲見世で向かい合ってせき止め飴店を構える
評判堂と松屋総本展、:さらし飴を切る音を響かせて客を呼込む、:さらし飴の製造器)

川崎大師境内の句碑
川崎大師の境内の八角五重塔から薬師殿に向かう間には、沢山の石碑があります。今回は、昨年見に行った寺内の由緒の石碑群から句碑2つを紹介します。
・松尾芭蕉の句碑
松尾芭蕉の句碑の、「父母のしきりに戀し雉子の聲」の句は、芭蕉が弟子の杜国と1688年(貞亨5年)の春に高野山を訪れて詠んだものです。川崎大師の芭蕉句碑は、芭蕉二百回忌の1893年(明治26年)10月に建立されました。

 芭蕉の句碑(写真拡大)

・虚子句碑
川崎大師では、1957年(昭和33年)に高浜虚子を招いて句会が開かれました。その時に詠んだ「金色の涼しき法の光かな」の句を、1958年(昭和34年)4月8日に虚子が85歳で没した年の5月14日に建立したのが絶筆の句碑で、毎年の虚子忌に祀っているとのことです。

 虚子の句碑(写真拡大)

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