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kan-haruの日記

小さな旅 600畳の大藤 天然記念物指定樹齢145年を越える大藤棚のあしかがフラワーパークその2

2011年05月13日 | 小さな旅
kan-haru blog 2011 むらさき藤
            
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あしかがフラワーパークのふじ
あしかがフラワーパークには、300本のふじが植栽されています。メインゲートから大藤、白藤のトンネルと八重黒龍藤の大棚を辿る園内通路を進むと、うす紅"、"むらさき"、"白"の各種の藤が見ごろを迎え、見事に咲き揃っています。
フジは、日本、北アメリカ、東アジアに自生し、ノダフジとヤマフジの2種が日本固有種です。
ノダフジは、木に巻きついて登り蔓の巻き方は右巻きで樹冠に広がり、かなり太くなるツル性の木で、花は紫色で花序は長くしだれて20センチメートルから80センチメートルに達し、本州・四国・九州の温帯から暖帯に分布しています。野田藤の名は、フジの名所であった大阪市福島区野田にちなんで、植物学者の牧野富太郎により命名されるきっかけとなりました。

 むらさき藤(写真拡大)

ヤマフジは、他の木に巻きついて大きく成長し、蔓の巻き方は左巻きで、花は淡紫色で花序はノダフジに比較して短く、本州西部・四国・九州の山地に自生するが、鑑賞用に栽培することもあります。白藤は、白い花の咲くフジで、ヤマフジの園芸品種の一種。

 白藤(写真拡大)

八重藤は、野田藤系の黒龍藤の突然変異と言われる八重黒龍藤です。

 八重藤(写真拡大)

一才藤として園芸用に流通する鉢があり、樹高50センチメートルくらいの、鉢植えや盆栽にして愉しむための一才物のフジで、花枝はしだれるが、支柱は不要です。

 一才藤(写真拡大) 

・うすべに藤
八重黒龍藤の棚から右に進むと、バラの島に渡るうすべに橋がかかっています。うすべに橋の上の棚には、最初に咲くうす紅藤が満開に咲いています。

 うすべに藤1(写真拡大)

うすべに藤は、4月下旬頃に開花し始め、最も早く咲き出します。5月5日には満開の盛りです。

 うすべに藤2(写真拡大)

・きばな藤のトンネル
バラの島には、きばな藤のトンネルがありますが、5月5日にはまだ咲いていませんでした。あしかがフラワーパークのホームページから、見ごろを迎えた5月13日のきばな藤のトンネルを見てみましょう。

 きばな藤のトンネル(:まだ咲いていないきばな藤5月5日、:きばな藤の説明写真、:フラワーパークのホームページ5月13日から)

・クルメツツジと藤の路
きばな藤のトンネから古代蓮の池の左岸の路を進むと、クルメツツジと藤の路で藤の花とツツジや各種色とりどりの花との競演です。

 クルメツツジと藤の路(:クルメツツジと藤の路、:池の左岸の路は藤の花とツツジの競演、:藤の花とツツジの競演)

古代蓮の池には、色とりどりの水上花壇が浮かんでいます。

 色とりどりの水上花壇(写真拡大)

・野田の長藤棚
古代蓮の池上の連絡橋路を渡り、西ゲートに近い野田の長藤を見ると満開の大藤棚で、樹齢140年の藤は圧巻です。

 野田の大長藤棚1
(写真拡大)

大藤は1996年2月にこの地に移植され、幹廻りが3.95mで、南北が30mに、東西が34.5mに展開して、花房は1.8mあり見頃を迎えています。

 野田の大長藤棚2
(写真拡大) 

見事な大長藤を見て、メインゲートから反対の西ゲートまで来ましたので、自然池の右岸の園路をメインゲート方向に戻り、白藤の滝やむらさきスクリーンを見ながら、「軽食あじさい」で昼食をとり、残りの時間を通っていない園路をゆっくりと花を眺めながら歩き、ショッピングハウスでお土産を買い、帰路はシャトルバスで足利市駅から特急で浅草に帰りました。

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