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kan-haruの日記

小さな旅 600畳の大藤 天然記念物指定樹齢145年を越える大藤棚のあしかがフラワーパークその1

2011年05月11日 | 小さな旅
kan-haru blog 2011 大藤            
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5月ゴールデンウイークに咲き誇る花といえば、つつじとふじです。つつじの観賞は、神木山等覚院(つつじ寺)(「風景・風物誌 つつじと森林浴 神木山等覚院(つつじ寺)と県立東高根森林公園」参照)と館林のつつじが岡公園(「小さな旅 世界一のつつじと鯉のぼり 館林のつつじが岡公園と文福茶釜の茂林寺に芝桜の遊覧その1、2」参照)と2年続けて見に行っています。藤の観賞は10年以上も前に、亀戸天神の藤を見ただけです。
天然記念物 600畳の大藤と盛んに宣伝しているので、ゴールデンウイーク5月5日の子供の日に館林の先のあしかがフラワーパークに大藤を見に行きました。

あしかがフラワーパーク

東武伊勢崎線による館林方面の旅は2年振りで、足利への往復は連休中ですので座席が確保できる特急を利用して、往路は浅草発9時40分のりょうもう7号を利用しました。浅草を出て10時54分足利市に到着すると、祝祭日の駅前にはあしかがフラワーパーク行きのシャトルバスが待っており、20分でフラワーパークの駐車場へと運んでくれます。

 フラワーパーク地図

駐車場から県道67号を渡り、メゾン緑の森の細い道を進み、突き当りを右に曲がりJR両毛線のガードを潜るとあしかがフラワーパークのメインゲートです。

 フラワーパーク・パンフレット

あしかがフラワーパーク(栃木県足利市迫間607)は、早川農園が1996年2月に大藤4本を現在地に移植し、1997年(平成9年)の春に開園しました。開園時間と入園料は、季節や花の咲き具合により変動し、5月5日の入園料は7:00~17:30までが大人1700円、子供800円で、17:30~21:00までが大人1500円、子供700円です。足利市駅に置いてあるパンフレットには、100円引き券が付いています。

 フラワーパーク入園券

入場ゲート前の花壇は、満開の季節のふじの花が盛り沢山で迎えてくれています。

 入場ゲート

当日の天候は薄曇りで気温はやや低めですが、風が無く園内を歩くのには絶好の花見日和でした。

 園内施設

ゲートを入り、フラワーステージの右側の園路を見事なふじの花を見ながら進みました。

 園内フラワーステージ右側の道を進む(左:園内を気が向くままに進む、右:三叉路に出ると左手は大藤)

・大藤
栃木県指定天然記念物の野田九尺藤の大藤棚は満開を迎えたところです。樹齢145年でたたみ600畳に広がった大藤は見事なものです。

 大藤1(写真拡大)

足利の藤(野田の九尺藤)は、足利市朝倉町の早川農園で育成され、1996年2月に移植された時は50畳であり、現在は幹廻りが4.05mで、南北が36.3mに、東西が33.4mに拡大して、花房の最長が1.8mあります。

 大藤2(写真拡大)

・白藤のトンネル
大藤の右側は白藤のトンネルです。5日は白藤のトンネルの白藤は、見ごろにはまだ少し早いようです。白藤は、樹齢が80~90年で、1997年の開園時に庭木仕立てのフジ25本を左右に植えてトンネルを造作したものです。白藤のトンネルは、長さが76.5mあり、高さが2.7mで、花房が50cmです。

 白藤のトンネル(写真拡大)

なお、白藤のトンネルの左側面の白藤は、トンネル棚の藤の花より開いておりました。藤の花の咲く順序は、"うす紅"に始まり、"むらさき"、"白"から"きばな"に移り行きます。

 トンネルの外側の白藤(写真拡大)

・八重黒龍藤
白藤のトンネルを左にそれてモネの池に沿って進むと、池の突き当りに大変珍しい八重咲の栃木県指定天然記念物の八重黒龍藤の棚があります。遠方から見る藤の姿はブドウ棚の様に見えます。

 八重黒龍藤1(写真拡大)

大藤と同時に1996年移植され、樹齢は140年で、現在500畳の広さの花を付けています。現在は幹廻りが2.5mで、南北が34.5mに、東西が25.4mに拡大して、花房が30cmあります。

 八重黒龍藤2(写真拡大)

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