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kan-haruの日記

続・秋葉原界隈(2) 秋葉原UDXに昔懐かしい「須田町食堂」が

2006年03月16日 | 秋葉原界隈
3月11日に訪れたUDXの「AKIBA_ICH(アキバ・イチ)」レストラン街に、何と昔懐かしい「須田町食堂」が店を構えておりました。店の出で立ちを見た瞬間、昭和30(1955)年台の時代にタイムスキップしたのではないかと、思わず迷いました。
ここをクリックすると、拡大写真が表示します。

丁度、昼時であったので、迷わず店に飛び込みました。
1952~56年の学生時代には、まだ今のグルメ時代のように食生活は何でも有ると云う豊かな時代ではありませんでしたが、当時学生でもたまには「須田町食堂」で、リッチな気分になりお腹を満たすことができた、庶民的な昔懐かしい洋食屋さんでした。
店の雰囲気は、当時を思い起こす店構えと、古風なビール広告ポスターなど学生時代の昔に返りましたが、残念ながらメニューは現代の洋食ものでしたが、価格は手ごろに思われました。

下町の洋食「須田町食堂」は、大正デモクラシーの嵐吹き荒れる大正13年(1924年)、帝都の中心で創業され、当時、高値の花であった洋食を、庶民の手の届く価格で提供したことで、たちまち街中話題となり、東京の食文化に大きな影響を与えました。華やかな大正文化を彩る文豪や文化人、さらには政治家、芸人、力士など各界の著名人にも愛され親しまれたと云います。創業以来、80有余年を経て大正ロマンそのままに再現された東京の味、「東京名物」と謳われたハイカラ洋食の須田町食堂(須田町食堂パンフレットから)。

昔に返ったところで、「秋葉原のルーツを探る」というパンフレットがありましたので、コピーを掲載しましたので、江戸時代、明治・大正時代、昭和初期時代の秋葉原を探索して見てください。

昔を思い出しての昼食を終え、アキバ・スクェアに戻ってきたところ、慶応義塾大学と企業30社の産学協同による電気自動車のエコカー「Eliica」の展示車と、秋葉原広場での登場したばかりの綾瀬瑞樹ちゃんの路上ライブなどを見て、浦島太郎から現在に戻りました。

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