kan-haru blog 2007 写真:閉鎖された京急蒲田駅跨線連絡橋東口出口(拡大)
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高架化工事のための撤去駅施設
京急蒲田駅上の高架化架橋工事のための、仮上り線ホームの移設が12月2日に完了しましたので、工事に支障となる不要の駅施設の撤去がこれから始まります。

仮上り線ホームの移設前の京急蒲田駅構内図、1・2番線仮ホームと線路を除いて撤去予定
・跨線連絡橋
京急蒲田駅跨線連絡橋が造られるまでは、1・2番線ホーム南端に位置した改札口から、本線上り3番線ホームへの連絡通路は構内踏切を使用しており、空港線と本線上り間の乗り換え客は必然的にホーム南端の構内踏切を渡っておりました。このため、ホームの北端からの乗り換えには不便をきたし、乗客の流れも不自然でした。このため、1965年11月の駅舎の新築工事の際に、両ホームの中央部付近に跨線連絡橋が建設されました。
1993年4月には、空港線が本線の都心と直通運転が開始され、乗り換えの流れが緩和され、また、京急蒲田駅西口出口が3番線ホームに設けられました。
1995年7月には、ホーム南端の京急蒲田第一踏切を地下道にして、本線上下線ホームを12輌停車ホームに延伸し、さらには、1998年11月に空港線が横浜方面とも直通運転を開始しました。
この間に、跨線連絡橋には、2002年5月に連絡橋上に東口改札口が設置され、京急蒲田駅東口出口が階段とエレベーターで第一京浜国道に結ばれました。さらに、ホーム延伸に合わせて、1・2番線と3番線の両ホーム間の連絡路を増設のため、延伸したホーム上付近に地下道連絡通路が新設されました。
京急蒲田駅付近連続立体交差事業が進展した2006年11月には、旧1・2番線ホームは仮1・2番線ホームに移設されましたので、旧ホームへの跨線連絡橋階段は閉鎖され、仮1・2番線ホームとの跨線連絡橋階段とエレベーターが連絡通路(上図参照)となりました。
さらに、今回の2007年12月2日の本線上り仮3番線のホーム移設の使用開始に当たり、跨線連絡橋の設備は完全に閉鎖され、今後は京急蒲田駅上の高架化架橋架設の障害となるため撤去が行なわれます。

跨線連絡橋設備の閉鎖 左:仮1・2番線ホームの閉鎖された跨線連絡橋への階段
中:閉鎖された跨線連絡橋へのエレベーター、右:閉鎖された東口出口のエレベーター

本線上り仮3番線ホームを跨ぐ撤去待ちの跨線連絡橋 中:拡大、右:拡大
・本線上り旧3番線ホーム
本線上り旧3番線ホームは、京急の前身時代の京浜電鉄の路上停留場から、専用軌道に改良された1923年4月に造られた時と同じ場所にありますが、ホーム長が昭和のはじめの2輌連結運転時代の30~40mから、12輌連結運転の約390mへと延伸しております。
今後は、暫定使用の同ホーム上に設置されている、京急蒲田駅西口改札出口の部分を除き、高架化工事の支障となる旧3番線ホーム設備は撤去されます。

役務を終えた旧上り3番線ホーム 左:西口改札口付近から品川方面の旧3番ホーム
中:跨線連絡橋階段下の旧3番ホーム、右:京急蒲田駅第二踏切から望む旧3番ホーム
・旧地下連絡通路
12輌連結運転開始時に造られた旧地下連絡通路は、旧3番線上りホームと空港線ホーム間の乗り換え乗客のために設けられました。旧地下連絡通路は、今回の駅上の高架化架橋工事のため、旧3番線上りホームが3番線仮ホームに移設して使用を廃止されたため不要となり、ホーム設備ともに撤去されます。

閉鎖された旧地下連絡通路 左:旧地下連絡通路階段、中:閉鎖された地下連絡通路階段
右:本線上り仮3番線のホームの新地下連絡通路階段
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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(12月分掲載Index へ)
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京急蒲田駅上の高架化架橋工事のための、仮上り線ホームの移設が12月2日に完了しましたので、工事に支障となる不要の駅施設の撤去がこれから始まります。

仮上り線ホームの移設前の京急蒲田駅構内図、1・2番線仮ホームと線路を除いて撤去予定
・跨線連絡橋
京急蒲田駅跨線連絡橋が造られるまでは、1・2番線ホーム南端に位置した改札口から、本線上り3番線ホームへの連絡通路は構内踏切を使用しており、空港線と本線上り間の乗り換え客は必然的にホーム南端の構内踏切を渡っておりました。このため、ホームの北端からの乗り換えには不便をきたし、乗客の流れも不自然でした。このため、1965年11月の駅舎の新築工事の際に、両ホームの中央部付近に跨線連絡橋が建設されました。
1993年4月には、空港線が本線の都心と直通運転が開始され、乗り換えの流れが緩和され、また、京急蒲田駅西口出口が3番線ホームに設けられました。
1995年7月には、ホーム南端の京急蒲田第一踏切を地下道にして、本線上下線ホームを12輌停車ホームに延伸し、さらには、1998年11月に空港線が横浜方面とも直通運転を開始しました。
この間に、跨線連絡橋には、2002年5月に連絡橋上に東口改札口が設置され、京急蒲田駅東口出口が階段とエレベーターで第一京浜国道に結ばれました。さらに、ホーム延伸に合わせて、1・2番線と3番線の両ホーム間の連絡路を増設のため、延伸したホーム上付近に地下道連絡通路が新設されました。
京急蒲田駅付近連続立体交差事業が進展した2006年11月には、旧1・2番線ホームは仮1・2番線ホームに移設されましたので、旧ホームへの跨線連絡橋階段は閉鎖され、仮1・2番線ホームとの跨線連絡橋階段とエレベーターが連絡通路(上図参照)となりました。
さらに、今回の2007年12月2日の本線上り仮3番線のホーム移設の使用開始に当たり、跨線連絡橋の設備は完全に閉鎖され、今後は京急蒲田駅上の高架化架橋架設の障害となるため撤去が行なわれます。

跨線連絡橋設備の閉鎖 左:仮1・2番線ホームの閉鎖された跨線連絡橋への階段
中:閉鎖された跨線連絡橋へのエレベーター、右:閉鎖された東口出口のエレベーター

本線上り仮3番線ホームを跨ぐ撤去待ちの跨線連絡橋 中:拡大、右:拡大
・本線上り旧3番線ホーム
本線上り旧3番線ホームは、京急の前身時代の京浜電鉄の路上停留場から、専用軌道に改良された1923年4月に造られた時と同じ場所にありますが、ホーム長が昭和のはじめの2輌連結運転時代の30~40mから、12輌連結運転の約390mへと延伸しております。
今後は、暫定使用の同ホーム上に設置されている、京急蒲田駅西口改札出口の部分を除き、高架化工事の支障となる旧3番線ホーム設備は撤去されます。

役務を終えた旧上り3番線ホーム 左:西口改札口付近から品川方面の旧3番ホーム
中:跨線連絡橋階段下の旧3番ホーム、右:京急蒲田駅第二踏切から望む旧3番ホーム
・旧地下連絡通路
12輌連結運転開始時に造られた旧地下連絡通路は、旧3番線上りホームと空港線ホーム間の乗り換え乗客のために設けられました。旧地下連絡通路は、今回の駅上の高架化架橋工事のため、旧3番線上りホームが3番線仮ホームに移設して使用を廃止されたため不要となり、ホーム設備ともに撤去されます。

閉鎖された旧地下連絡通路 左:旧地下連絡通路階段、中:閉鎖された地下連絡通路階段
右:本線上り仮3番線のホームの新地下連絡通路階段
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