台風は何事もなく過ぎ去った。感謝しかない。稲も元気である。
今日の天気は、曇り時々晴れ時々雨の気まぐれな一日であった。
今夜はお天気が定まったのであろう、月明かりが綺麗である。
明日はピーカンの夏空が広がるとの予報。従って真夏日になりそう。
涼しかったのと、草取りしかしなかったので、汗は出なかった。
明日は溝掃除をする予定。
溝の中には大量の土砂が入っているので、一汗も二汗も搔きそうである。
E氏が送って来るニュースの泉の中に、「在宅ひとり死」についてに記事があった。
医者や看護師が在宅医療をしてもらえるなら、癌患者等にはいいことである。
認知症患者にもできるだろうか?ホームヘルパーの助けで三度の食事は出来るであろう。
排せつ物の処理は、どうであろうか?感情の起伏の激しい患者への対応はどうであろうか?
都会に住んでいると可能かもしれないが、この田舎ではどうであろうか?
色々考えると、どうするのが幸福か答えが出ない。
お彼岸が近付いた。彼岸花が咲き始める。季節をきちんと覚えている。
「暑い寒いも彼岸まで」と言われるように、秋らしくなった。
昨日はうすら寒い日であったが、今日は蒸し暑く動くと汗になる。
1日に一回は汗を出すような動きをしようと思っているが、午前も午後も汗ダクダクである。
浄土真宗のお寺から毎月「寺報」が発行される。今回は、「如来の大悲」についてである。
「悲」は、カルナーと呼ばれるものであるが、その説明がどうしても理解できない。
「慈悲」としての説明であるが、身近な例を通しての説明なら解り易いのではないだろうか。
「救」と「拯」の違いの説明もあるが、イマイチ理解できない。
歳を取るにつれて、解らないことが増えてくる。残念なことである。
久しぶりの雨である。同居人は夜勤務中なので、朝はゆっくり惰眠をむさぼる。
午前中は、読書に時間を使うが、ウトウトしながらの本読みなので頭には入っていない。
本郷和人著 「空白の日本史」である。
この2~3年間は、皇室についての歴史を考える機会が多い。
知人から上記の本を借りたので、これをチャンスと捉えて、読むことにする。
神話の世界から歴史を紐解き、エンペラーの世界に踏み込む。
「三種の神器」の真意にまで及ぶ。
今世間を賑わしている皇室の結婚問題についても、大きな問題であると改めて考えさせらる。
まだまだ一部分しか読んでいない。今夜も楽しみに読もう。
友からは電話もない。当然だと言う気持ちと、何もかも忘れて電話をと願っている自分がいる。
「何をしているのだろう?」電話をしてみようかとの誘惑が心をよぎる。
認知症についての本を読んでいる。同居人から借りたものである。
竹内孝仁著 「家族で治そう認知症」
認知症を理解することは、難しいことと思う。同居人曰く。
「実際に介護をしたら、少しは理解できるかもね。」
心理的ボケ(高齢になると軽い物忘れ等のボケ)、
身体的活動性(体の動きが鈍くなったり、病気等で身体を動かせない)、
役割・社会関係(友達や仲間との社会関係)
以上の3個が絡み合って認知症になってしまうとのことである。
認知症から遠ざかるには、まず体を動かすことと栄養を摂ることである。
水分・食事・便秘・運動・病気・怪我に十分気を付ける事。
次は、仲間や友達が多く社会関係が保たれている事。
趣味を持つことやサークル活動に参加する事。
この本を読むだけで、認知症から遠のくためにはどのようにしたらよいかが解る。
自分に出来ることを毎日でも行い、認知症に近付かないように努力しよう。
旧約聖書「コヘレトの言葉」の初めの部分である。
”コヘレトは言う。 なんという空しさ なんという空しさ、すべては空しい。”
そして有名な言葉
「何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。」と続く。
高校2年生からの付き合いで、六十数年間続いた友がいた。
彼女の認知症は、夫が亡くなってから進行が早くなった。今は独居老人である。
孤独・鬱・運動不足・栄養不足等が原因と思うが、遠距離のため電話だけの関係になっている。
数日前彼女が突然怒って、言葉を荒げ電話をガチャンと切ってしまった。
呆気にとられるばかりであるが、どのようにしたらよいのか戸惑うばかりである。
どのように修復したらよいのかも分からない。
これ以上彼女を刺激して、症状が悪化しても困る。
「認知症」と言う病気についての講義は、2~3回は受けているが、基本的な勉強はしていない
早速同居人から本を借りて読んでいるが、解ったようで解らない事ばかりである。
その病気の人と現場で直接当たらないと、なかなか解るものではないとのことである。
わが心の中では、友は以前の友は存在しない。
会うにも時があり、別れるにも時がある。
自分にとっては良き友であり、良き師であった。
ダチュラの花言葉は、「偽りの魅力」「変装」「夢の中」「あなたを酔わせる」となっていた。
モンゴメリ―・クリフト、エリザベス・テーラーが出演する映画「陽のあたる場所」を観る。
美男子と若くてピチピチの美女の共演である。
あび鳥の鳴き声が不気味さを感じさせ、場面を盛り上げる。
キリスト教の罪と罰的なストーリーも挿入されて、湖でモンティイが額に脂汗を流しながら、
悶々とする姿が印象的である。
TVは、総裁選挙とコロナ禍とアフガニスタン問題ばかりである。
9月中は、緊急事態宣言中なので何処にも行けず、悶々としている。
今夜は美男子と美女を思い描きながら眠ることにする。