中国・昆山在住のY氏からの写真である。
昆山は気温が少し高いらしく、木蓮が満開である。
明日もこの暖かさが続くと、木蓮は散り始めるであろうとのことである。
次の写真は、日本ではお目にかかることのないものである。
路上に出張している歯医者さんである。白衣を着ている人が先生なのか、
二人とも先生なのか分からない。
患者に使った道具はまた次の患者にも使うとのことである。
写真で見る限り水を入れたバケツなどはない。
不衛生この上ないが、病気の伝染などはないのであろうか?
国の機関(厚生省など)は、これを認めているのであろうか?
世界では一部の国を除いて、これが普通なのかもしれない。
歯医者の店の隣で店開きをしているのは、筍売りである。
広島の北極では、筍も桜も木蓮も、まだまだである。
やはり暖かさが違うようである。
昆山は気温が少し高いらしく、木蓮が満開である。
明日もこの暖かさが続くと、木蓮は散り始めるであろうとのことである。
次の写真は、日本ではお目にかかることのないものである。
路上に出張している歯医者さんである。白衣を着ている人が先生なのか、
二人とも先生なのか分からない。
患者に使った道具はまた次の患者にも使うとのことである。
写真で見る限り水を入れたバケツなどはない。
不衛生この上ないが、病気の伝染などはないのであろうか?
国の機関(厚生省など)は、これを認めているのであろうか?
世界では一部の国を除いて、これが普通なのかもしれない。
歯医者の店の隣で店開きをしているのは、筍売りである。
広島の北極では、筍も桜も木蓮も、まだまだである。
やはり暖かさが違うようである。
田辺聖子さんの短編集に、「百合と腹巻」と題する本がある。
男女の関係を、大阪弁で楽しくホンワカと書いている。
中には、50歳の女性と34歳の男性の恋を書いているのがあり、
頑張ってと声援しながら、面白く読んだ。
32歳の男性は、一見その筋の人ではないかと思えるような言葉と外見を持つ。
しかし、性格は良く、やさしいサラリーマンで、
何事に対しても「腹巻せー」を連発する。
ブーコさんも、口調が良いのですぐに真似て、使ってみる。
Hは、4月から中学生である。制服や学用品買い整えるために母親と学校に行く。
帰って制服を試着。
一番小さいサイズを買ったはずなのに、服の中で身体が踊っている。
「身体全体に腹巻せー!」
大きな鞄も規定であるから購入している。鞄が歩いている。
心地良い春の日である。娘はまだ花粉症に悩まされ、眼が赤くなっている。
「眼に腹巻せー!」
ブーコさんが物を忘れたら、「頭に腹巻せー!」
男女の関係を、大阪弁で楽しくホンワカと書いている。
中には、50歳の女性と34歳の男性の恋を書いているのがあり、
頑張ってと声援しながら、面白く読んだ。
32歳の男性は、一見その筋の人ではないかと思えるような言葉と外見を持つ。
しかし、性格は良く、やさしいサラリーマンで、
何事に対しても「腹巻せー」を連発する。
ブーコさんも、口調が良いのですぐに真似て、使ってみる。
Hは、4月から中学生である。制服や学用品買い整えるために母親と学校に行く。
帰って制服を試着。
一番小さいサイズを買ったはずなのに、服の中で身体が踊っている。
「身体全体に腹巻せー!」
大きな鞄も規定であるから購入している。鞄が歩いている。
心地良い春の日である。娘はまだ花粉症に悩まされ、眼が赤くなっている。
「眼に腹巻せー!」
ブーコさんが物を忘れたら、「頭に腹巻せー!」
映画「おくりびと」がオスカー賞を頂いたので、急に有名になり、
これを上演している映画館では、毎回満員との嬉しい悲鳴である。
時代に取り残されてはならじと、
青木新門氏の「納棺夫日記」を思い浮かべなら鑑賞。
主人公が、納棺夫になったために伯父を初め親戚中から絶縁になった。
伯父は、学資などの世話になった恩ある人である。
その伯父の臨終に、長年の壁が取れ、和解する。
お互いに心から「有難う」、「お世話になりました。有難うございました」と言って、
旅立つ場面があり感動した。年を取ることは、多くの人々と和解することであると、
常日頃思っているので、感動も大きかった。
しかし映画は全く違っていた。
「納棺夫日記」と「おくりびと」は全く別の物であるとは聞いていたが、
納棺夫の仕事だけが同じで、中身は全く違う。感動も違っていた。
日本文化とは何なのかと疑問まで持った。バックボーンがない。
本木氏は、納棺夫の仕事を美しい所作でこなしていた。上手である。
しかし、死後硬直を考えると、あのような所作が出来るかなーと戸惑った。
納棺師を辞めるように妻に言われても、辞める事が出来なかったその心を、
もっと鮮明に出して欲しかった。
家族を捨てて姿を消した父を、許したことはなかったが、
父の死体と面会して初めて父と和解する場面があった。
この場面が、「おくりびと」の一番表現したかった中身であろうか。
これを上演している映画館では、毎回満員との嬉しい悲鳴である。
時代に取り残されてはならじと、
青木新門氏の「納棺夫日記」を思い浮かべなら鑑賞。
主人公が、納棺夫になったために伯父を初め親戚中から絶縁になった。
伯父は、学資などの世話になった恩ある人である。
その伯父の臨終に、長年の壁が取れ、和解する。
お互いに心から「有難う」、「お世話になりました。有難うございました」と言って、
旅立つ場面があり感動した。年を取ることは、多くの人々と和解することであると、
常日頃思っているので、感動も大きかった。
しかし映画は全く違っていた。
「納棺夫日記」と「おくりびと」は全く別の物であるとは聞いていたが、
納棺夫の仕事だけが同じで、中身は全く違う。感動も違っていた。
日本文化とは何なのかと疑問まで持った。バックボーンがない。
本木氏は、納棺夫の仕事を美しい所作でこなしていた。上手である。
しかし、死後硬直を考えると、あのような所作が出来るかなーと戸惑った。
納棺師を辞めるように妻に言われても、辞める事が出来なかったその心を、
もっと鮮明に出して欲しかった。
家族を捨てて姿を消した父を、許したことはなかったが、
父の死体と面会して初めて父と和解する場面があった。
この場面が、「おくりびと」の一番表現したかった中身であろうか。
”会うは別れの初め”とは、厳しい言葉である。
逢ってお喋りしながら、更に深い付き合いとなる。そして長い付き合いとなる。
しかし、別れは必ず来る。
本を通して仲間が出来、長い付き合いとなる。
資格を取るために受けた講座が終了した時に、勉強会と称してグループを作った。
これらグループからも”一抜けた”をしなければならない時が来る。
人と出会うことやグループを作ることは、大きな努力もなしに自然にできる。
しかし、別れる事や解散することは、難しくエネルギーがいる。
難しく考えないで、この世から別れる時が、
”一抜けたー”の時とすればよいのであろうが…………。
ラッパ水仙が、ほころびはじめた。手入れをしないのに、綺麗に咲く。
逢ってお喋りしながら、更に深い付き合いとなる。そして長い付き合いとなる。
しかし、別れは必ず来る。
本を通して仲間が出来、長い付き合いとなる。
資格を取るために受けた講座が終了した時に、勉強会と称してグループを作った。
これらグループからも”一抜けた”をしなければならない時が来る。
人と出会うことやグループを作ることは、大きな努力もなしに自然にできる。
しかし、別れる事や解散することは、難しくエネルギーがいる。
難しく考えないで、この世から別れる時が、
”一抜けたー”の時とすればよいのであろうが…………。
ラッパ水仙が、ほころびはじめた。手入れをしないのに、綺麗に咲く。
軽トラックで、中年の男性がリンゴを売りに来た。広島ナンバーである。
ブーコさんは外で仕事をしていた。無視して仕事をすることは出来ない状況。
おっさん;「ちわー。おかあさん よく働くねー。リンゴを食べんかねー」
ブーコ ;「リンゴは酸っぱいから好かん」
おっさん;「一つ上げるけん 食べてみんさい」
ブーコさんは手を出したくなかったが、角を立てるのもとの思いで受け取り、
服でこすって、すぐに口に入れがぶりと食べる。
おっさん;「おかあさん すごいね。リンゴをかじることが出来るのは、歯が強い証拠だ」
ブーコ ;「歯は強いけど頭が弱いのよ。これは王琳だね。香りが良い」
おっさん;「これは、新品種で”みちのく”と言う名前だ。
王琳と梨をかけたものだ。」
ブーコ ;「フーン、みちのく一人旅ね。」
早くけりを付けたほうがよさそう。騙されたつもりで騙されようと心を決める。
ブーコ ;「大負けにして、千円分ちょうだい」
そこに孫が、「こんにちは」と言って出てきた。とにかく早く帰って欲しい。
庭の隅に、小さなスミレが咲いた。ふんずけても気が付かないように小さい。
しっかり観ると、艶やかさはないが、それなりに整っている。
ブーコさんは外で仕事をしていた。無視して仕事をすることは出来ない状況。
おっさん;「ちわー。おかあさん よく働くねー。リンゴを食べんかねー」
ブーコ ;「リンゴは酸っぱいから好かん」
おっさん;「一つ上げるけん 食べてみんさい」
ブーコさんは手を出したくなかったが、角を立てるのもとの思いで受け取り、
服でこすって、すぐに口に入れがぶりと食べる。
おっさん;「おかあさん すごいね。リンゴをかじることが出来るのは、歯が強い証拠だ」
ブーコ ;「歯は強いけど頭が弱いのよ。これは王琳だね。香りが良い」
おっさん;「これは、新品種で”みちのく”と言う名前だ。
王琳と梨をかけたものだ。」
ブーコ ;「フーン、みちのく一人旅ね。」
早くけりを付けたほうがよさそう。騙されたつもりで騙されようと心を決める。
ブーコ ;「大負けにして、千円分ちょうだい」
そこに孫が、「こんにちは」と言って出てきた。とにかく早く帰って欲しい。
庭の隅に、小さなスミレが咲いた。ふんずけても気が付かないように小さい。
しっかり観ると、艶やかさはないが、それなりに整っている。