たそがれ時、庭に出るとどこからともなく好い匂い。
匂いの方向をたどると、白く浮き出た「くちなしの花」からである。
薄闇の中でも、花の存在を知ることが出来る。
かま、はさみ、くわ等を手から離すとすぐ忘れ、探すのに時間を取る。
「赤柄の鎌」と呼んだ時、返事をしないのならせめて、
特有の匂いでも出して欲しい。すぐに見つけることが出来るのに。
小さい道具は、色を付けても、長い紐を付けても、存在を見失う。
使い終ったら所定の場所に納めるのだが、途中他の事に気分が向くと、
うっかり道具を手から離してしまう。そこで問題が起こる。
良い方法はないものであろうか?
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